見学と面接

 

 

今日のお仕事は折り込み。

ノート当番なので20分の早出です。

 

出勤してみると、仕事量は14種類だから、まあ普通。

余計な600部はあるけれど、紙質の良いものだから、たいして時間はかからないはず。

 

ただ、出勤人数が3人なのに、面接に同席するために途中で2回ほど抜けなければいけない。

 

ということと、昨日見学に来た人の様子や、今日と明日に見学に来る人のことを同僚たちに話したい、と思ってた。

今日、見学に来る人は2名。

10時半からって伝えてもらっているから、同僚たちが出勤してきたら、すぐに話して情報を共有しようと思ってた。

 

私が出勤してまもなく。

ノートを書き始めてすぐのころ。

出入り口のドアが開いた。

私の位置は、出入り口に背中を向けている格好になっているから、くるりと振り返って……

 

「おはようございます」

 

(お客さんかな?新聞代を払いに来た?それとも新聞を買いに来た?)

でも、特に何も言わず、入り口で立ち止まったまま……(なんだろう?)

1,2歩近寄ったところで

「見学の……」と聞こえた。

(え…マジ?もう来たの?)と思いつつ、事務さんに声をかける。

「見学の方が(もう)来ました」(もう)は心の声

 

ひと目見て、第一声の話し方を聞いて、『この人はダメ』。

年齢が60代後半ということで、まず体力的にダメだろうってのがある。

他市からの遠距離というのもマイナス。(本人は車で20分って言ってたけど、少なく見積もってると思う)

そして、言葉使い。

確かに明らかに自分よりも年下だから、という思いなのかもしれないけれど、初めて顔を合わせた人(私や事務さん)に対して、第一声から「ため口」って……友達じゃないんだから。

特にこれから就職しようと思っているのだから、敬語を使うべきシーンなんじゃない?

 

事務さんも、必死に説明する。

「重い紙を持って、脚立に上って片足で立って、セットしたりしないといけない」

ところが、当の本人はやる気満々というか……

もしかしたら、「見学」=「採用決定」って勘違いしてるのかもしれない。

「上を使わないで下だけ使えば平気」

「いえいえ、仕事量が多いと上の段も使わないといけないですから」

「慣れればどうってことないでしょ」

「上だけじゃなく、下の方もかがむから腰が痛くなったりするようですよ」

「やってみなくちゃわからない。できると思うけどね」

 

事務さんもここで『こりゃダメだ』と思ったのか、

「仕事が始まるまで、まだ時間がありますから、そこに座って待っていてください」

と事務室へ引っ込む。

 

昨日の私と、今日の私、両方を見た人は対応の違いに笑ったことでしょう。

 

昨日は、事務さんが居る時から一緒に説明に入って、事務さんが引っ込んでからもずっと喋ってた。

対して今日は……ひと言も話しません。

この人は採用しないから、『仕事内容を説明するだけ無駄』。

自分の仕事だけさくさく進める。

 

そこへ同僚2人が出勤。

一応、「見学の方です」とだけ。

 

見学さんの近くで作業していたのは、私と同じ誕生日の同僚。

昨日のことを伝えられないままだったから、いろいろと細かく説明してあげてる。

説明してもらってる見学さんは、やっぱりもう自分が採用されるものだと勘違いしてそうな言葉を発してる……。

 

そこで私、白板のそばに同僚二人を呼びました。

白板には見学者の人数と時間と日付けが書いてある。

「ここには書いてないけど、昨日1人見学があって、今日はもう1人見学の人が来て、明日も2人見学に来る」

という説明をしながら、白板の紙を指で示してメモ紙に年齢を書く。

そして、『あの人は×』ということも、小さなジェスチャーで示す。

それから、見学さんにも聞こえるような声の大きさで言う。

 

「今日は2人の面接があるから、その間、抜けますね」

 

 

 

10時20分くらいにもう1人の見学さんが到着。

こっちは若い。(23歳)

事務さんが再び説明に入る。

そうこうしているうちに機械作業が始まって、私もたたみ作業開始。

少ししたところで見学は終了。

23歳の人はそのまま面接を受けるから残ってもらって、早くから来ていた人にはお帰り頂いた。

 

面接を始めてすぐ……『この人もダメだ』

というのは短期希望だったから。

大学卒業して勤めた会社を退職、次の会社が見つかるまでのつなぎで

「半年か1年くらいお世話になれればと思ってます」

私たちが求めているのは長く勤めてくれる人。

 

 

11時半。

昨日の見学の人の面接。

当座のネックは「どの程度シフトに入れるか」なんだけど、学生時代に印刷屋さんでバイト経験ありということで。

「え…即戦力?」(所長)

「ですよ~」(私)

「かなり前のことだから(汗)」(面接さん)

「身体が覚えてるものですよ」(私と所長)

 

勘が鈍っていたとしても、紙を扱うのは全くの初心者ですって人よりも、何歩も前に出てるはず。

(少ししたら勘も戻るだろうし)

 

自分から「採用した時のデメリット」を言ってくれるのも気に入った部分。

幼稚園年長の子供がいるだけじゃなく、近くに高齢の親が住んでるから、そっちの世話もしなくちゃいけない。

ゆえに週3日程度。

時間も子供が幼稚園(来年春からは小学校)へ行っている間。

土曜日出勤はご主人がお休みのときに限る。

確かに、こんな感じなら、「働きたい」と思っても、なかなか見つからない。

 

その点、うちの店の折り込みなら、そういう状況でも受け入れは可能。

年々子供は大きくなるし、家庭環境も変化するものだから。

私自身、勤め初めのころは「17時まで」ってしてたし、ビーズ店とのWワークで月1回の金曜と月2回の土曜を休ませてもらったうえに、週3日出勤にしてもらってたから。

 

 

一応、明日見学の人を見てから決めるのだけど。

明日の人がよっぽど好条件じゃない限り、この人が良いな~って思ってる。

(毎月、シフトで頭を抱えることにはなりそうだけど)笑

 

 

 

 

今日のコーデ

 

 

 

面接で折り込み仕事を抜けた分、終了時間がどうなるかって思ってたんだけど、12時41分に「終わった~」とLINEできました。

早く終わって良かった。

 

今日のコーデは……

 

 

トップスはベルーナで購入したもの(2年くらい前)。

背中も軽くVになってて、アクセントのベルトが付いてる。

前面の裾にゴムが入ってて、まるでウエストインしてるみたい。(実際のウエストはひじの位置)

 

スカートはフェリシモ(今年の夏)。

シャカシャカ素材で、裾を絞るとバルーンスカートになる。

内側に紐が何ヶ所かついてて、それを結ぶとシルエットが変わるという、何種類もの着方ができるものです。

 

 

 

 

 

今日のランチ

 

 

 

 

13時半前に迎えに来てもらって……

 

今日は何食べる?

 

私たち行きつけの葵カフェへ。

 

前回時間的に断念したドリンク。

14時から注文できる。

時間を確認すると……13時52分。

メニューで悩んでる間に、ちょうど良い時間になるんじゃない?

 

ということで……

 

 

レモネードの「レモン」と「キウイ」

 

レモンは想像がつくし、ごろっとしたマンゴー食べたいよねってことで、マンゴーを注文したら、品切れだそうで。

レモンとキウイになりました。

 

 

海老のトマトソーススパゲティ

 

 

マルゲリータピザ

 

 

私たちには珍しく(笑)、オーダーはこれまで。

いつもなら、これにデザートを頼むところだけど。

 

今日は、うちの近くのケーキ屋さんへ。

 

 

右上のクッキーなどの詰め合わせ。

これの引換券を彼が持ってた。

ここのケーキ、メチャクチャ美味しいの。

私がこの街に越してきたころからあるケーキ屋さん。

パティシエは何人も入れ替わってるらしい。

2年くらい前までは、うちの息子の同級生(男子)がパティシエやってた。

(独立したのか、他の店舗に行ったのかはわからない)

 

パティシエが変わっても、安定の美味しさでした。

 

 

 

 

 

ロマンスエンジェル

 

 

二日連続の「ロマンスエンジェル」

 

何か伝えたいことがあるの?と訊いてみた。

 

そうしたら、「もっと心を開いて」

 

It is safe for you to Love.

(愛しても大丈夫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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