このところ、夜ご飯の後はカフェインレスを心がけてます。

眠りの状態は…どうかというと。

若干、寝落ちするタイミングは早いかもしれない。

以前が3本前後聞いて寝落ちているのが、2本前後で寝落ちているから。

とはいえ、途中で意識が浮上するのは変わらない。

夢を見る頻度も変わらないし。

それでも、睡眠の深度がこれまでよりも深くなってるような気がする。

これをきちんと測るにはスマホアプリでは駄目だから、あくまでも自分の感覚ですが。

 

 

 

 

 

映画「水曜日が消えた」を観ました。

2020年6月公開の日本映画。

主演は中村倫也さん。

 

 

これね、面白かった。

エンドロールも面白いから、これから観るという人は最後までしっかりと。

 

 

 

斎藤数馬(中村倫也)は小学生のころに交通事故にあいました。

引っ越しをすることになり、父の運転で助手席には母。

そして、数馬は後ろの座席に寝ころんでいた。

そこで、事故。(両親死亡)

 

一命を取りとめた数馬だけど、後遺症が残った。

その後遺症は”曜日ごとに7人の僕が入れ替わる”というもの。

この作品は”火曜日”の僕視点で描かれていく。

 

あの事故から16年。

火曜日に目を覚ますと、ベッド脇のサイドテーブルにはタバコの吸い殻と「あとはよろしく」という月曜日の僕からのメモ書きが残されている。

性格も好みもバラバラな7人。

 

月曜の僕は音楽をしている。

7人中タバコを吸うのも月曜だけ。

片づけが苦手らしく、部屋は散らかり放題。

シャワーは熱めが好き。

 

火曜の僕は几帳面。

ブツブツ言いながらも月曜が散らかした部屋を片付け、シャワーの温度を下げ、細かくメモ書きを残す。

そして、週一回の検査(チェック)も火曜日。

 

水曜から日曜の僕については、火曜の僕はよく知らない。

月曜だけは直接被害を被るから、何となく知っている状態。

 

オープンクローゼットは曜日ごとに仕切られていて、それぞれ好みの服がかけられている。

マグカップも、飲み物も(火曜はミロを飲んでる)、バスタオルなども、曜日ごとに用意してある。

趣味や仕事も、それぞれ違う。

 

曜日によって人格が違うから、普通の仕事にはつけないし、友達もできない。

唯一の友達は一ノ瀬(女子)。

一之瀬は7人の僕と会っているし、状況も理解している。

編集の仕事をしているとかで、ちょくちょく家を訪ねてくる。

(担当の作家さんが近所にいるのだとか)

 

 

そんなある日。

普段通りに目覚めると……いつもと様子が違う。

ゴミ出しの種別も街の人通りも、流れている音楽も違う。

水曜日だった。

先生に言わなくちゃと思いながらも、火曜日は閉まっている図書館が開いていることに心が躍る。

火曜日とは違う音楽(防災無線と思われる)、図書館で出会った女性(司書さん)、ずっと借りたくても借りることができなかった本。

 

この状態がいつまで続くかわからない。

今、この状況を存分に味わっておきたい。

 

意識が途切れることが頻発しだし、一ノ瀬に金曜と土曜が対戦しているチェスが進んでいないことを指摘される。

違和感はどんどん大きくなる。

 

 

 

という感じで、クライマックスに向かってどんどん切羽詰まって盛り上がっていく。

この辺のところは割愛しますが、どっちが残るのか?って見ている私はドキドキハラハラ。

ラストは大楕円で終わります。(良かった)

消えていた曜日たちも、無事に戻った。

 

ここで、初めて他の曜日はどんな人格で、どういう一日を過ごしているのかが映し出される。

 

 

月曜は、メンバーと一緒に路上ライブをしてる。

クラッシックのジャズフュージョン。

 

水曜は、火曜に頼まれた本を借りに行き、返す。

 

木曜は、イラストレーターの仕事をしてました。

 

金曜は、観葉植物の栽培が趣味。

 

土曜は、ゲームを作ってる。

 

日曜は、魚釣りが趣味。

 

車の免許を取ったのは日曜日。

エンドロールで、メモ書きで会話をしてるんだけど、日曜が買った車を他の曜日の連中が乗り回し、全員が擦ったり軽くぶつけたりしてる。

一週間で車はボロボロ。(笑)

 

水曜日が「虫歯できてない?」とメモ書き。

「誰が歯医者に行くんだよ?」的な流れになり……

「はいはい、自分が行けばいいんでしょ」と火曜日。

他の曜日から大喝采。(笑)

 

みんなの問題でもあるから、と、火曜日に一之瀬との関係を質問。

火曜日はノーコメントだったけど(白紙提出)笑

 

これで、私の妄想は爆発。

顔は一緒、対外的には1人の人物だから、恋人になるのも結婚するのも問題なし。

けれど、趣味も人格も違う7人と……って、シチュエーション的には何て美味しいんでしょう!

 

 

とまあ、そんな妄想は横に置いておいて。

メインキャラの火曜日の他に出てくる頻度が高いのが月曜日。

真逆ともいえる二人を見事に演じてる。

それどころか、ラストで各曜日全員の演じ分けも良かった。

 

今回のトラブルが切っ掛けになって、お互いの存在を認め合って、それぞれの性格も把握したうえで、良い関係を築くことができた。

誰一人欠けることなく丸く収まって、本当に良かった。

 

重いテーマや怖いものはちょっと……という時にちょうど良いかもしれない。

2回目を観たら、伏線に気が付けるかもしれないな?と思いつつ……

HDD残時間の関係で削除しましたけどね。

 

 

 

 

 


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