以前、カラーのコピー用紙を買ったんです。

切り絵折り紙をしようと買ったんだけど、これ続きませんでしたね~。

道具がイマイチだったってのもあるかな。

カッターの切れ味や使い勝手が悪いとか、カッティングマットが使い心地悪いとか。

イイ感じのものに買い替えようかな?と思ったところで、近所にあったホームセンターが閉店しちゃって、簡単に買えなくなっちゃった。

そうこうしているうちに熱が冷めてきた。

そのうち再燃するかもしれないけれど、それにしてもこんなにカラー用紙はいらない。

 

ということで、メモ帳を手作りしてます。

 

 

A4用紙を8枚にカット。

折り目をつけてカッターでザっと切ってるから、売り物みたいにピッシリではないけれど。

それでも、1方向だけはもともとの紙端がくるようにきちんと揃えて…。

ボンドをつけて、ティッシュをはりつけて……

 

そうすると、売ってるものみたいにぺりぺりとはがせるメモ帳が出来上がる。

 

 

こんな感じでぺりぺりっと。

ホントはティッシュ1枚(2枚になってるのをはがして)で良いんだけど、ボンドをつけすぎちゃって2枚そのままペタリとつけちゃった。

 

これ、セメダイン(公式)さんのTwitterで紹介されてたメモ帳です。

作らなくてもメモ帳って家の中に(なぜか)たくさんあるんだけど、自分で作るこのサイズが使いやすくてちょうど良い。

 

 

 

 

 

 

昨夜、ようやく『Apparition~鬼神/彼に殺めさせてはイケない~』を聞きました。

サークル:Destructionさんの作品です。(2021年4月5日販売開始)

キャストは河村眞人さん。

河村眞人さんなので、ダミーヘッドマイクでスタジオ録音です。

 

エンドが分岐するタイプのお話で、昨夜はグッドエンドを聞きました。

(もう1つのエンドはメリーバッドエンド)

 

 

 

Apparitionシリーズのテーマは人外。

その中でも、鬼神や龍神、付喪神に九尾の狐というように、妖怪の中でも神に近い存在ということでしょうか。

 

そして、今回の彼はタイトルにもあるように、「鬼」です。

 

 

 

「わたし」は民俗学を専攻している大学生。

親が亡くなり天涯孤独になったわたしは、父の先輩である教授の世話になっている。

いえ、正確には「支配されている」と言ってもいいのかもしれない。

 

ある日のこと。

平安時代の遺物が見つかるとある山で教授と二人フィールドワークをしていたのだが、土砂崩れに巻き込まれてしまった。

 

ふと意識を取り戻すと……

どこかの建物の中にいる。

そして、目の前には大柄な男性。

 

ここは人里離れた場所にあって以前は「寺」だったという。

雨が止んだら、ふもとまで送ってくれると言うのだが……

わたしは…「帰る場所は…ない」と告げた。

 

彼…羅刹(らせつ)は優しくわたしを気遣ってくれる。

わたしの様子から察するところがあったようで、わたしのことを「護る」と言ってくれる。

 

わたしも幾ばくか察するところはあったが意識の外へ追いやっていた。

 

 

『人が、来る』

 

奥の座敷に隠れているように言われ、わたしは座敷から聞き耳を立てていた。

小さく話し声が聞こえる。

訪ねてきたのは、やはり教授だった。

 

「生きていたんだ…」

 

土砂崩れに巻き込まれて死んでしまったかもしれないと思っていたのに。

「揉めてる」

そう思った時、何かを切り裂くような音と悲鳴(声無し)が聞こえた。

急いで彼らのほうへ出ていくと……

血まみれになっている教授と、返り血を浴びた羅刹の姿があった。

 

そして、羅刹の頭には……角が。

 

 

 

1200年ほど前にここに封印された悪鬼・羅刹。

ここで分岐になります。

教授を殺させなかった場合はグッドエンド。

教授を殺させた場合はメリーバッドエンド。

 

私が聞いたのは殺させなかったグッドエンドのほう。

もう元に戻らないんじゃないかと羅刹自身思っていたようだけど、わたしが止めたことで穏やかで優しい羅刹に戻ってます。

荒ぶる気持ちは、わたしの愛と、わたしへの愛とで消えたみたい。

 

 

 

「わたし」は教授の支配下にありました。

肉体的にも精神的にも。

真正のマゾヒストなら、”そういう”支配も嬉しいことかもしれない。

けれど、「わたし」にしてみると、あの支配は虐待になる。

 

羅刹に助けられ、辺りに他に人影はなかったと聞いたとき。

わたしの心に広がったのは、安堵、恐怖、罪悪感。

 

羅刹は優しい。

わたしを傷つけないように気遣ってくれる。

全てのものから護ると言ってくれる。

この腕の中にいれば、安全だと心から安心できる。

 

その姿が目に焼き付いているからだろうか。

鬼の姿になった羅刹を見ても、怖くはない。

わたしのことを食い殺さんばかりに押さえつけていても。

荒々しい口調になっていても。

 

 

 

今回の河村眞人さん、低めのトーンを使ってます。

低めのトーンだけど、どすが効いてるとか怖いという感じではないです。

キャラ説明文に「武骨」とあるのだけど、その通り。

河村さん特有のねっとり系話し方は封印されてます。

 

どちらのエンドルートも60分を少し超えるくらい。

物語の進み方もテンポが良いから聞きやすい。

小鳥たちとのシーンをさりげなく入れることで、穏やかな日常という緩やかな時間と、羅刹の優しさを感じられる。

そこから一転、教授が現れ鬼となったところで、嵐の中に放り出されたような荒々しさに翻弄される。

こういう緩急があると、ドラマチックで聞いていてワクワクするしドキドキする。

 

 

 

これはシリーズの他の作品も楽しみです。

 

 

私はダウンロード購入しましたが、ダウンロード環境にない人でも大丈夫。

DLsite(がるまに)上で”ブラウザ視聴”ができるのでスマホで聞くことができますよ。

もちろん、パソコンにダウンロードして移動中はスマホで聞くってのでもOK。

 

 

 

 


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