出勤前、ふと外に目を向けると…ベランダの手すりが濡れてる。

ゴミ出しに行ったときは降ってなかったのに。

窓に近づいてよーく見てみる。

降ってるのか、上がっているのか、分からない。

ベランダに出て手を突き出してみる。

どうやら、止んでいるようです。

 

傘を持たずに出勤しての帰り際。

ふと外を見ると、傘を差した人が歩いてく。

車のワイパーも動いてる。

帰る時間には止んでくれないかなという願いむなしく…。

 

まあ、置き傘してるから大丈夫なんですけどね。

 

 

帰宅してからの手作業のお供は、映画「相棒劇場版Ⅳ・首都クライシス」と映画「愚行録」。

「愚行録」のほう…。

これは重い重い作品ですね。

単に殺害された家族の裏というか、本質的なところを周囲の証言から紐解いて犯人にたどり着くミステリーなのかと思ったら…。

それ以外に、とんでもなく重い真実が潜んでいたという。

 

 

 

 

 

 

昨夜、サークル:暗中模索さんの「甘とろリップ」を聞きました。

催眠音声です。

(ダウンロード販売)

4本目に聞いたので、寝かしつけてもらうつもりで睡眠移行バージョンを選択。

約30分の作品です。

私は女性向けバージョンを聞きました。(CV:和水創太さん)

 

内容の詳細に触れる部分があるので、ネタバレを嫌う方はここで回れ右してくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

催眠導入パートと呼ばれるものはほぼありません。

一応、冒頭に呼吸や身体の力を抜くような指示はありますが、無いに等しいです。

それで催眠状態になるのか?と疑問を持つかもしれませんが、「暗示を入れます」と宣言されることで、催眠状態へと移行したようです。(私感)

 

設定が「術者は双子」なので、冒頭から両耳を攻められます。

舐め音のASMRということなので、舐め音リップ音はたっぷり。

耳元のリップ音だけでもゾクゾクするのに、さらに暗示を入れられているので、必然的に気持ち良くなる。

 

途中で意識を浮上させるような部分がありました。

(という意図なのかどうかは分かりませんが)

「入れた暗示はいくつ?」という問い。

…えーと、2つ。(と、頭の中で答える)

「違うよ」

…え?違うの?だって?(と、頭はプチパニック)

「正解は82個」(あれ?62だっけ?)

…え、ウソ。だって、え?(と、頭はさらにパニック)

「ほら、84、86」(数はどんどん増える)←数字はうろ覚え

…え?今のどこに暗示が?(と、頭の処理能力を超えて動揺)

 

意識が浮上したと思ったら、思い切り混乱させられて、動揺したところを強烈な舐め音リップ音で絡め取られる。

 

たっぷりのリップ音とたくさんの「好き」が身体の中にぎゅぎゅっと詰め込まれる。

 

30分とは思えないほどの、濃密な30分でした。

 

 

というところで、声のお話。

声を出すためのレッスンを始めて、みるみる声が変わってきたと感じたのが2020年の1~3月頃。

その成果が反映される最初の作品がこの「甘とろリップ」。

フリートークを聞いて感じていた通りです。

すごく安定した声になってます。

声を響かせる場所が以前と違うからでしょうね。

声に深みと奥行きが出てます。

 

 

 

 

 

 

催眠音声のタイプについて考察。

 

催眠音声作品には、「催眠」を前面に押し出したものと、物語の中に催眠が埋め込まれているものがあります。

今作の場合は前者、「催眠」を前面に押し出したものです。

どちらが良いとか悪いという話ではなく、私が個人的にどっちが好きかといえば、後者の物語の中に催眠が埋め込まれているタイプが好き。

これはもともと、漫画や小説を楽しむうえで、主人公に感情移入して作品の物語の中に入り込むクセがあるからなのかもしれない。

(それゆえシチュエーション作品にハマっているわけですが)

 

催眠音声の場合、催眠状態になっているのは聞いている自分自身ということに変わりはないけれど、「自分自身」として催眠にかかっているのと、「作中の人物」として催眠にかかっているという2種類があると考えている。(私感)

どちらも催眠状態になっているのは聞いている自分なんだから、こだわる必要も考える必要もないのかもしれないけれど。

 

 

聞き手側の意識の問題なのだけど、手っ取り早くさくっと気持ち良くなりたいのか、現実とは違う世界を楽しみながら気持ち良くなりたいのか、ということもある。

でも、必ず0か100かということじゃないはず。

物語が好きな私でも、さくっと気持ち良くなりたい日だってあるから。

とはいえ、やっぱり物語が好きで、物語の中に入りたい、とか思っちゃう。

 

まあそうは言っても、いろんなパターンの作品を手元に置いて、いろいろと楽しめるってのが一番良いし理想的。

そういった意味ではまた一つバリエーションが広がった、ということですね。

 

 

 

(なんか、書いてるうちにわけわかんなくなってきて…強引にまとめちゃいました)

 

 

 

 


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