今日の話題は、バイブレーションシフターと、シチュCD感想。
今日はkeikoさんの新アイテムが届く日。
新月と満月の波動を同調させるという”バイブレーションシフター”です。(アロマミスト)
今回届いたのは、蟹座新月用のカモミール+ベルガモットと山羊座満月用のユーカリ+マートル。
(左が新月、右が満月)
我が家ではお部屋の芳香剤って使ってない。
普段からリビング(ビーズ棚の前)でお香を焚いていて、教室の最中は玄関にアロマオイルを焚いている。
そこに市販の芳香剤を置いたら、香りがケンカしちゃうし、お香の繊細な香りが消されちゃう、というのが理由。
それでも、香水を始めとして、”香り”って好き。
何かしらの香りをまとっていたいと思うし、香りに包まれて眠りたいと思ってる。
ベッドに入るときにお香を1本焚くのが日課になってるし、お風呂上がりにはアロマオイルで軽くマッサージしてる。
そんなところへ、バイブレーションシフターが発売になるという情報が入って、俄然興味を惹かれました。
このままずっと使い続けるかどうかは、使ってみてから決めるけれど。
アロマオイルは欠かさず買うほどお気に入り。
パウダーも毎日使ってる。(無くなりそうになると注文する感じ)
年1回発売される香水も、毎年楽しみにしてる。
(次は水瓶座になるからユニセックス系の香りかな?)
こうしてみると、リピートしたり買いたいと思っているのは”香り”に関するものが多いですね。(パウダーは香らないけど)
DIABOLIK LOVERS MORE.MORE BLOOD Vol.6逆巻レイジ
CV:小西克幸
Rejetさんのディアラバシリーズ。
今回は逆巻家。
レイジのターンはどういう風になるんだろうと思っていたら…
とっても切ないお話でした。
計算してそつなくこなせないほど、レイジが動揺してる。
諦めることなどできず、何度も…何度でも…一縷の望みにすがりつく悲痛とも言える”同じ日の繰り返し”。
いつもの日常。
リムジンの迎えの時間。
時間通りだったのは、わたしとレイジだけ。
残りの5人がそろうのを待ち、リムジンは出発をする。
当然のことながら、車内ではレイジのお小言が炸裂してる。
小言を言い疲れたのか、わたしに今日はどんなことがあったのか質問してきた。
「今日は…化学のテストがあって…」
手応えは?と訊かれても…きっとダメダメだというのは予想がつく。
口ごもっていると、教えてくれると言う。
そんなわたしとレイジの会話にちょっかいを出してきたのはライト。(声無し)
さらにわたしの腕を掴んできたのはアヤト。(声無し)
レイジが二人をいさめているところに鳴り響いたのは…乗っているリムジンのブレーキ音…。
目が覚めた。
『ようやく起きたんですか』
レイジに声をかけられ、周囲を見回し…
『何を変な顔をしているのですか。悪い夢でも見たのですか』
夢?
そうなのかもしれない。
けれど、とってもリアルで…夢だったとは思えない。
他の兄弟たちを待たず、先に朝食を取ることになった。
熱いから気をつけるようにと言われていたにもかかわらず、ティーカップを落としてしまった。
『またですか』
そんなレイジの言葉に動揺して、割れたカップを拾おうとしたら、大慌てで止められたけれど、時すでに遅し。
わたしはカップの破片で指を切ってしまった。
こんな感じで、いつものわたしのうっかり具合と、それを見て頭を抱えるレイジという、ある意味予定調和で物語は進んでいく。
ところが、わたしが何かをやらかしたり、レイジの言いつけを聞かないでわたしなりに”良かれ”と思った行動をするたびに、レイジが引っかかる言い方をする。
そこに重なるのは、やたらと現実的だった夢のこと。
聞いている私には、時が巻き戻る”カチコチ”という音が聞こえているから、朝からの出来事は”砂時計”で戻されたというのを知っている。
ただ、あのブレーキ音が心の底に嫌な感じを張りつかせている。
レイジはリムジンには乗らず、今日は歩いて帰ると言い出す。
街中をレイジと並んで歩きながら、思わず笑みがこぼれてしまった。
怪訝そうなレイジに言う。
「なんかデートみたい」
レイジはそんなわたしの言葉を呆れたように混ぜっ返してくるけれど。
ふと見つけたのは道路向こうにあるお店。
ショーウィンドウには、レイジが好きそうなティーカップが見える。
今朝、わたしが割ってしまったティーカップのことが頭を過ぎる。
「あそこのお店でティーカップを弁償する」
レイジの制止を聞かず、道路に飛び出した―――。
目が覚めた。
『ようやく起きたんですか』
それに続く言葉も、記憶にあるものと同じ。
動揺して、レイジに訴えてみても、聞く耳を持ってくれない。
目の前に出された紅茶は…
『冷ましておきましたから熱くはないですよ』
こういう微細なところは違う…けれど。
気が動転していることもあって、カップを割ってしまった。
『またですか』
こうして、何度も何度も、同じ日を繰り返す。
全て同じではない。
リムジンで帰らず、街にも出ず、放課後の学校に残る。
レイジが手を回した空き教室だったり、美術室だったり。
『何度繰り返してもダメなのか』
レイジの絶望に満ちた声。
そうして、ようやくわたしに真実を教えてくれる。
リムジンで帰った日のこと。
わたしたちが乗っていたリムジンは事故に遭った。
ヴァンパイヤである彼らは軽傷だったけれど、わたしは手の施しようがないほどの重傷だった、と。
治癒能力を持つ彼らにもどうしようもないほどの怪我。
この時に思い出した。
かつて父・カールハインツからもらった砂時計のことを。
ところが、何度繰り返しても、わたしが瀕死(あるいは死)という状況は変わらない。
考えて考えて考えて…危険な要素を排除して。
それなのに、どうしても同じ結末が待っている。
わたしを死なせはしないと、苦悩しているレイジを思うと切なくてたまらない。
もう手がないと、絶望の淵に立たされ…
それでも、諦めたくないと、ほんの少しの希望を探す。
わたしを死なせないために、何度でも繰り返すと言うけれど…
聞いている私は、この砂時計の魔力には限りがあることを知っている。
これは…苦しい。
心がギュッと締め付けられる。
レイジが犯してきた罪の業なのだろうか。
ラストも…安心できる状態で終りません。
あと何回繰り返すんだろう。
あと何回繰り返せるんだろう。
レイジに説明されて、わたしも状況を理解したのだから、なんとか協力して回避する道を進めることを願うばかり。
(全ての記憶が残ってるわけじゃなく、特に最後の記憶は残っていない)
ということで、吸血のお話。
今回は砂時計で戻って、吸血の痕はなくなっても、吸われたという身体の記憶が残る、という話は出てきません。
ですが、前作までで《身体に記憶が残る》というのが脳内に刷り込まれてますからね。
吸血の回数を重ねるごとに快感が大きくなりました。
もう完全に自己暗示効果ですよね、これ。(笑)
ディアラバの彼らの中で、レイジが一番吸血しないタイプですが、滅多にない強烈な吸血をしてくれます。
なにせ、わたしが余計なことをしないように、吸われすぎて動けなくしてしまうというのがレイジの目論みですから。
私(とーこ)は、吸血も含めてレイジ推しではないので、吸血シーンでもシュウやルキほどの反応はしないのが常なのですが、今回ばかりは…。
やはり《身体に記憶が残る》という暗示のせいなんでしょうね。
レイジの吸血でこれだけ反応して気持ちよかったのって初めてじゃないかな。
切ない系のストーリー展開も良かったですね。
なんだろうな。
砂のお城を見ているような…そんな感じ。
とても危うくて…儚い。
レイジのことあまり好きじゃないけど(コラコラ)、なんとか抜け出して幸せルートに辿り着いてもらいたい。
これ、レイジ推しの人だったら、泣いちゃうレベルかもしれない。
(私ですらグッときたもの)
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