今日のメニューは…
* 肌寒い日が続いてます
* シチュCD感想
≪シチュCD感想の注意事項≫
ネタバレが困る、嫌いという方、こういうのに興味がない方はスキップすることをお勧めします。
――――●―――●――――
ここ連日、花冷えとでもいうべき肌寒い日が続いているとーこエリア。
太陽の高度が上がってきてることもあって、部屋の中に日差しが入らない。
真冬の晴れている日よりもエアコンを稼働させてる時間が長い気がする。
教室の最中はもちろんのこと、生徒さんが帰ったあともエアコンを消すなんてできない。
――――●―――●――――
パートナーチェンジ3 鴫原美邦の場合
CV:茶介さん
モノクロームさんからのシリーズラスト巻です。
今回の彼は、このパートナーチェンジを提案した首謀者である鴫原美邦(しぎはらみくに)さん。
31歳の会社員。
ジャケ絵を見てもらうと分かるように、穏やかそうで優しそうな人です。
が、彼が全ての元凶でした。
まあ、彼にしても、自分の思いを貫いただけ…と言えば、そう言えなくもないけれど。
今回の『わたし』は鴫原さんの幼馴染み。
そして、パートナーチェンジする前の彼は2巻目の祭田麦似です。
実は、パートナーチェンジを推し進めることになった原因の1つにはわたしも関係している。
わたし、麦似と距離を置きたいと考えていました。
彼と居ると息が詰まりそうになるときがあるから。
麦似の話しだと(2巻目)、わたしは彼に対して従順で、麦似を一番に考えて行動するような子です。
が、これは麦似の”思い込み”もあるようで…。
わたしは麦似に「監禁されている」とすら感じている。
わたしと麦似の気持ちは…すれ違っている。
このことを幼馴染みのお兄ちゃんである鴫原さんに相談した。
ちょうどその時、2巻目の『わたし』から「呑もう」と連絡があった。
『彼女にしても、何か思うところがあったんだろう』
というところで、人物相関図が理解できてないというかた向けにちょっと説明を。
鴫原さんの現恋人は1巻目のわたし。
理一の現恋人は2巻目のわたし。
麦似の現恋人は3巻目のわたし。
パートナーチェンジで、1巻目のわたしは元カレである理一と。
2巻目のわたしは、会社の部下である麦似と。
3巻目のわたしは、幼馴染みの鴫原さんと。
理一と1巻目のわたしが別れた理由というのが、今回の話の中で説明されてます。
そして、全ての元凶は鴫原さんの行動…。
鴫原さんと理一と2巻目のわたしは昔からの飲み友達です。
鴫原さんは行きつけのカフェで1巻目のわたしを見て…恋をした。
ひょんなことからお喋りをするようになって、もしかしたらこのまま交際を…と思っていた矢先、彼女から好きな人のことを聞かされた。
しかも、それが理一だと。
こんなところで、知り合いの名前が出るとは思ってもいなくて…。
理一のことを『良い奴』だと思っているからこそ湧き上がる嫉妬心。
そして、ふと思いついてしまった。
想像通り、上手くいくなんて思っていない。
それでも…
ある日。
いつものように3人で飲む約束をした。
『用事ができた』と自分はドタキャン。
その日に、『相談に乗るから』という名目で彼女を呼び出した。
あの二人が帰りに通るだろうと予測する時間帯、通り道。
ちょうど二人の姿を目撃するように狙って…。
『あんなに上手くいくとは思ってなかったんだよ』
仲良さそうに歩く二人を見て、ショックを受けた1巻目のわたしを慰める格好を取りながら、さりげなく誘導して別れさせ…自分と付き合うように仕向けた。
最初はそれでいいと思っていた。
理一たちも付き合うようになったし、彼女も趣味の合う自分のことを好いてくれてる。
『それでも、彼女の心の中から理一が消えることはなかったんだ』
自分が、あんな画策をしなければ…。
常につきまとう罪悪感。
『あの時、自分の勝手な思いで、みんなを混乱させたから』
だから…
『今度はみんなの判断を待とうと思うんだ』
結局、鴫原さんが一番ずるい男でした。
彼がミスリードしたせいで起きた混乱。
嘘はついていないかもしれないけれど、真実は黙ったまま。
これじゃあ、彼女の心の中から理一が消えるはずもないし、鴫原さんのことを全面的に愛することだってない。
『ごめん、今だけでいいから…甘えさせて…』
本当にずるい男だと思うのが、幼馴染みのわたしから好意を抱かれていると知っていて”甘える”(抱く)こと。
大好きな1巻目の『わたし』といても、心底心が安まることはない。
常に罪悪感と負い目があるから。
ところが、幼馴染みの『わたし』と一緒に居ると心が休まる。
それは、こうやって自分が過去にしてきたことを告白したからなのか。
幼い頃から知っているという親近感からかのか。
『わたし』の方も、大好きな幼馴染みのお兄ちゃんが苦しんでいることを聞かされて、彼女への思いを聞かされて、心がざわめく。
彼(麦似)から逃げたいという気持ちもある。
優しくて頼りになると思っていた美邦のもろい部分、弱い部分を見せられて、放っておけない気持ちもある。
というところで、軽くリップ音などのお話。
今作は、茶介さんの粘っこいリップ音というか…おやじっぽいリップ音というか…は、ほぼ無いです。
普段が80粘りだとすると、今作は20粘りくらい。
(いつものようにわけの分からない説明ですが、ついてきてくださいね)
効果音、あるにはあるんですが、何となくタイミングが掴みにくい。
…上手く気持ちを乗せられない。
これは、声や音周りの問題ではなくて、聞いている『私』が鴫原さんを受け入れる気持ちになれていないから。
なんかね。
この人のこと、好きになれない。
一見優しそうで、相手のことを思いやってる風に見せてるけど、実は違う。
今作の『わたし』に対してもそう。
自分が辛いからといって、幼馴染みで妹みたいに大切に思っていた『わたし』を利用してる。
過去に過ちを犯してきたという自覚があるのなら、尚更『甘えさせて』と手を出すなんてするべきじゃない。
今作の『わたし』は鴫原さんの辛さに当てられて、自分からキスをして誘うという行動に出るのだけど、たとえ、そういう風に迫られたとしても。
今作の『わたし』はたぶん鴫原さんのことが好き。
彼が過去にしでかしたことも、今でも彼女を好きなことも、全部まるごと引き受けてしまうくらい好き。
だからきっと、パートナーチェンジの一週間が終わったら、きちんと告白するんじゃないかなと思う。
ただ、心配なのは…。
『自分以外の人の意思に任せる』と言う鴫原さんの気持ち。
そんなどこを向いてるのか分からない人を好きで、本当に良いの?ってこと。
キャストトークで、茶介さんも『説教ものだ』って言ってましたが、本当にそんな感じ。(笑)
私も目の前に正座させてこんこんと説教したい。(笑)
ブログランキングに参加中
寒くて花見ができませんって人も
寒さで桜が長持ちしてるね♪って人も
よかったら、ポチッとしてあげてくださいな

