今日のメニューは…

 

* 新作情報

* シチュCDの感想

 

 

 

≪シチュCD感想の注意事項≫

ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味がない方はスキップすることをお勧めします。

 

 

 

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今朝は雨の中をてくてくする覚悟でいたのだけど、幸いにも雨は降り出さず。

夜中には降ってたんですけどね。

かえって薄日が差すほど。

自転車を飛ばして行ってきました。

おかげで余裕で午前の教室にも間に合いました。

 

 

さて、先ほど、新作情報が入ってきましたよ。

あめとりぃぬさんから『鴛鴦(えんおう)の契り』。

7月27日発売でキャストはマーガリン天狗さん。

鴛鴦ってなんだろう?って調べてみたら、オシドリのことでした。

一応、予定リストに書き込みましたが追ってる方ではないので限りなくボーダーラインに近いって感じですね。

7月発売はこれからどんどん出てくるだろうし…。

 

 

もう一つ。

新規のレーベルのTRNKYさんから『貢ドル』。

5月31日発売でキャストは佐和真中さん。

タイトルにある『ドル』は”アイドル”のドルです。

佐和さんだけど…パスしようかな。

新規さんだし、気にはなるんだけど…。

それから、6月には『囚人彼氏』(CV柊三太さん)が発売予定。

内容はまだ公開されてません。

こちらも詳細を見てから、ですね。

 

 

 

 

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禁忌のドキュメンタリー

リュシオルの姫 第2日目 ネウロ・パプテスマ

CV:増田俊樹さん

 

 

 

今回の彼はネウロ・パプテスマ。

姫の婚約者です。

 

『わたし』はまたしても姫と間違われている。

違うと言っても信じてもらえない。

 

 

 

というところで、一つの疑問。

『わたし』は”第1日目”の記憶があるのだろうか?

 

物語内では、”ある”とも”ない”とも断言はしていない。

けれど、”感触”として、記憶はあるのではないか、と感じた。

それは、前作ほど違うと言い募っていないことと、どういうことなのか状況を見ようという感じがしたことから。

 

 

 

わたしはどういう存在なんだろう。

わたしは姫と全くの無関係なんだろうか。

 

前作では全くの無関係で、何かの影響でこの『リュシオルの城』に迷い込んでしまったのだと思ったのだけど。

今作を聞いたら、その考えが揺らいできました。

『わたし』がこの『リュシオルの城』に迷い込んだことには理由があるのではないか、と。

わたしは自分が『姫』ではないと思っているけれど、過去世で『姫』だったのかもしれない、と。

 

 

 

スマホから聞こえる妙な音と声。

これが場面転換の合図。

目の前には人形を持った男性がいる。

彼はネウロと名乗り、『姫』の婚約者だと言う。

 

『さあ、行くよ』

 

パプテスマ家の馬車で狩りに行くのだと言う。

御者だけでなく、他にも幾人もの供がいる。

狩り場には持ってきたうさぎを放つ。

わたしにも猟銃を持たせ、まずはネウロがうさぎを一匹仕留める。

ネウロ曰く『姫』が狩りに行きたいと言ったそうだけど、わたしは狩りなんて嫌。

うさぎを殺すなんてできない。

そう思っているのに…

 

『ほら、こうやって銃を構えて』

 

わたしの後ろから抱き締めるように手を添えてくる。

構えて…撃つ。

うさぎに駆けより…手に取る。

わたしがうさぎを弔っている間にネウロは狩りをしていたようだ。

帰り道、ふと気がつくと、あれだけいた人たちがいない。

わたしとネウロと御者だけ。

ネウロに問うと…

 

『姫が邪魔な奴らを狩りに連れていくように言ったんじゃないか』

 

 

 

 

舞踏会が開かれた。

ここでわたしはネウロから大きなダイヤの指輪を贈られた。

 

「こんな高価なものはもらえない」

(だって、わたしは姫じゃないから)

 

『姫が欲しいと言っていたものなのに…何故拒む』

 

『何がいけなかった?何故、姫の機嫌を損ねてしまったんだ?』

 

 

わたしが「知らない」という言うたびに、拒むたびに、姫の気まぐれや機嫌を損ねたからと思い込む。

どうやら、姫はもともとそういうところのある人のようで、いろいろと振り回されていたようです。

 

そして、姫の機嫌を損ねた原因は『母上の助言』だと考える。

 

『母上は自分の味方だと思っていたが、母上の言う通りにすると姫の不興を買うじゃないか』

 

 

 

ネウロがわたしの部屋へ入ってきた。

彼の母を探しているようなのだけど…。

 

『姫、母上をどこに隠した?!』

 

そんなことを言われても、わたしは知らない。

でも、探してるところが変。

クローゼットの中ならまだ分かるけれど、どう考えても人が入れない引き出しなどを探す。

 

『そうだ、ここだ』

 

鏡台の引き出しの中に…人の手があった。

 

『この腕輪、母上のものに間違いない』

 

『やっぱり姫は手を選んだんだね』

 

『姫は母上が握手をするたびにきつく握ってきて手が痛いと言っていたものね』

 

知らない、知らない、そんなこと知らない。

わたしじゃない、わたしは姫じゃないのだから……。

 

 

 

ジャケ絵を見てもらうと分かるように、ネウロは茨の冠をつけています。

この茨の冠、わたしが作ったもののようです。

婚礼の日、茨で傷つき白い手袋を血で染め…

彼の母上の指から抜き取ったルビーの指輪を贈られる。

 

茨の冠を作った理由はなんだろう。

せめてもの反抗?

どうにもならないことへの絶望?

 

 

ネウロは母上の言う通りの方法で姫にアプローチをしていた。

姫はネウロをそそのかし、『邪魔者』を排除していた。

彼の母はそのことに気が付いていたのかな。

手にこめられた力は『すべて知っている』という警告だったのかもしれない。

 

 

 

聞きながら、ハラハラしてました。

『わたし』が彼のすることを拒むたびに。

彼は『姫』が望んだことをしている。

それなのに拒まれる。

それでなくても精神のバランスが悪そうな人なのに、拒絶を続けていたら、どんどん精神が崩壊していきそうで。

そうなったら、どんな風に豹変するか分からない。

(前作のこともあることだし)

 

 

 

そうそう。

彼が手にしている人形ですが、これってカナトくんのテディ的な扱いです。(笑)

あちこち叩きつけるから腕が取れたりと壊れてく。

直したり新しいものと取り換えたりしてるようです。

 

 

 

このシリーズ、最後にはちゃんと落とし所が用意されてますよね?

ちっとも先が見えなくて…

といっても、まだ2巻目だからかもしれないけど。

何も見えないまま、暗く湿った霧に包まれた『リュシオルの城』に囚われ続けそうで……。

 

 

(こういう作品の空気、好きですけどね)←ゾクゾクする

 

 

 

 

 

 


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