今日のメニューは…

 

* パソコンの反乱 その2

* シチュ作品の感想

 

 

――――σ―――σ――――

 

 

 

 

今朝、いつものように出勤準備(メイク)をしていると…

流していた楽曲が聞こえてこなくなりました。

楽曲の中には、ラストの無音あるいは小さな音が長いものもある。

中には、スタート部分に小さなSEが入っていて、曲が流れるまで時間がかかるものもある。

そんな微妙なタイミングに当たっちゃったのかな…

と思っていたら…いきなり画面が真っ黒になりました。

(メイク場所からパソコン画面が見える)

メイクの手を止めて、パソコンに近寄ってみると…

ちょうど立ち上がり直してるところでした。

 

……どして?

私、何もしてないよ?

 

ほどなく立ち上がってくれたけれど…

『ちゃんと電源落とさなかったでしょ』って言われる。

いやいや、今のは私が悪いんじゃないから。

 

この時、家を出る10分前。

この間みたいなことになったら嫌だな…。

とりあえず、何がどうなったのかを試してる時間はない。

 

と、ポーンとポップアップ。

どうやら、セキュリティ関係のダウンロードをしたようで…。

ということは、そのダウンロードが影響したってこと?

とりあえず、『許可』してあげて…恐る恐る電源を落とす。

ごねられることなく、無事に落ちてくれて…出勤時間に影響はなく。

 

帰宅して…恐る恐る電源を入れる。

 

今のところ、問題なく動いてくれてます。

 

何なんでしょうね。

この間からパソコンくんの調子が悪くなる日があったり。

ウォークマンくんとワイヤレスイヤホンの連携が何度やってもエラーになる時があったり。

ブルーレイレコーダーの1台は、何故かブルーレイディスクに録画ができなくなってるし。(他の機能は問題ない)

どれもこれも致命的ではなくて、しばらくすると何事もなかったかのように復帰するのだけど。

 

 

 

 

――――σ―――σ――――

 

 

 

 

監禁婚~甘やかな日々 西条光編

CV:三楽章さん

 

 

昨日に引き続き、Duskさんのダウンロード限定販売作品です。

『甘やかな日々』は監禁婚シリーズの4人のキャラたちのその後の物語が収められてます。

 

今日は、凍時の息子の光の物語。

 

『征徒会~略奪の日々』からどのくらい経ったのかな。

とりあえず、1年後の『征徒会~誘惑の日々』の後なんですが…。

ハッキリ何年って書かれてない。

 

略奪の日々は、光の二度目の心臓手術の1ヶ月後のお話ですが、今回の甘やかな日々は三度目の手術の直前です。

この三度目の手術は延期されていたようです。

手術前の準備という感じで光は入院している。

『わたし』と光はすでに結婚しています。

 

 

光が寝ているベッドに突っ伏すようにしてうたた寝してしまっていたのを光に起こされた。

 

『キミがここにいても何もすることはないのだから、家に帰って寝なさい』

 

そう言われても、帰る気になんてなれない。

 

光が言うには、『今が絶好調だから手術するんだ』

確かにそうなのかもしれない。

けれど、わたしはやっぱり心配でたまらない。

 

光は、わたしが光の側にいることを『同情』からだと思ってる。

わたしが好きなのは一真だと思ってる。

一真だって幸せな結婚をしているのだから、光が心配することなんて何もないのに。

 

光には内緒にしていたけれど、今度の手術の成功率は30%。

手術をしないと、遠くない将来に死がやってくる。

ところが、手術をしても70%の確率で死がやってくる。

この事実はわたしを不安にさせる。

一真に相談したりもしていた。

もしかしたら光は、わたしが一真に連絡を取っていることに気がついているのかもしれない。

 


 

ある夜。

光が病室にいない。

探し回っていると、屋上に光の姿を見つけた。

 

血の気が引いているわたしを見て…

 

『大丈夫。自分から死んだりなんてしないよ』

 

そして、わたしに一枚の紙を差し出す。

 

『もう俺の名前は書いてあるから』

 

渡されたのは…離婚届け。

 

『キミを自由にしてあげる。幸い、俺たちに子供はいないのだから、何の気兼ねもなく離婚できるだろう?』

 

そう、わたしたちには子供がいない。

子供を望んでいる光は避妊をしたことがない。

それなのに…

 

『調べてもらったら…俺に原因があったんだ』

 

自然妊娠は難しいという検査結果だったらしい。

 

 

『キミは俺を憎んでいるだろうけど…俺はキミを愛していたよ。とてもね』

 

過去形で話す光の言葉が…苦しくてならない。

離婚届けなんて…欲しくないのに。

 

自分は禍(わざわい)でしかないと言う。

わたしに対して、辛いことをたくさんしてきた、と。

 

『俺はきっと死ぬ』

 

光は手術の成功確率が30%ということを知ってました。

もし、生き残ったとしても離婚届けがあれば自由になれる。

そして、わたしに幸せになるようにと言う。

 

「あなたがいなかったら幸せになんてなれない」

 

 

 

 

光が寝ているベッドに突っ伏して眠ってしまっていた。

 

『おい、おい』

 

光に起こされた。

安堵して思わず抱きついてしまったわたしに…

 

『手術後からそんなに長く眠ってしまっていたのかい?』

 

「2ヶ月も眠ったままだったのよ」

 

「言いたいことがあるの」

 

わたしは光の子供を身ごもりました。

たぶん、あの夜…奇跡が起きた。

死を覚悟していた光が、わたしと共に生きようと決意したあの夜。

光がいなければ幸せになれないと悟ったあの夜。

 

 

光が目覚める前。

彼は父親によく似た人と長く話している夢を見ていたんだそうです。

その時、わたしが光を呼ぶ声が聞こえて…

その人が『あちらに歩いていくと良い』と導いてくれたのだと。

 

この人、間違いなく光のおじいちゃんですよね。

凍時の父親。

 

この話を聞いた時に、心に浮かんだのは…『浄化』。

 

西条家の呪いは、みんなが光を思う気持ちで浄化されたに違いない、と。

 

 

 

 


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