今日のメニューは…
* 枕のお話
* シチュCDの感想
≪シチュCD感想の注意事項≫
ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味がない方はスキップすることをお勧めします。
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新しい枕を使い始めました。
何年ぶり?というくらいの羽枕。
使っているうちに柔らかくなってくるのですが、使い始めはまだ固さがあります。
頭の重さに馴染んでくると、ふわりと包み込んでくれる…はず。
一昨日は初めてということもあって、この枕1個使い。
普段から2個使いをしていて、真っ平らに寝るというよりも、背中を枕に預けるという感じで寝ているので、ちょっともの足りない。
そこで、昨夜は今まで使っていた枕の1つをベッドヘッドに軽くもたれかかるようにして、そこへ羽枕を置く。
えーっと、羽枕の奥(ヘッドヘッド側)の半分の下敷きになってるという状態。
これが快適だったようです。
普段は2,3時間おきに意識が戻ってしまうタイプなのに、2本目のシチュの半分までいかないところから朝のアラームまでグッスリでしたから。
背中のコリは一晩で治るようなものではないので、今日もこってる感じはあるけどね。
とりあえず、しばらくはこのパターンで寝てみよう。
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ファム・ファタール Vol.3 冬の狗
CV:茶介さん、湯町駆さん
今回のファム・ファタールは作中に分岐エンドがあるタイプです。
今までってショップ特典で『選んだ後のお話』という感じだったはず。
今回はステラワース特典で湯町駆さんのほうの数年前のお話。
アニメイト特典で茶介さんエンドを選んだアフターストーリー。
そして、オフィシャル特典でどちらのエンドも選ばなかったアナザーストーリーという具合。
このシリーズはオフィシャル特典のみ3Pバージョンということで、今までのものも全部オフィシャルで購入してます。
もちろん、今回もね。
さて、今回の彼は・・・・
まず、『わたし』の彼が日高英(ひだかすぐる)28歳。
本業は石版画家で同棲中。
ただし売れていないのでバイトもしてる。
制作に没頭する期間はバイトを休むために生活は常にギリギリ。
そして、もう1人。
水橋和己(みはしかずみ)さん、30歳。
和己は英の高校時代の先輩で親友。
家具・インテリアショップのお店を経営していて、英の制作したリトグラフをお店に置いてくれて販売をしてくれてもいる。
わたしは時折『借金のカタ』にされる。
英が制作に没頭している期間、わたしは和己のところで家事をして『資金援助』してもらうという契約になっている。
『借金のカタに、こいつを自由にしていい』
実際には家事の代行をしているだけで、『自由』にされることはなかった。
この均衡が崩れる事態が起きる――――。
インテリアショップの経営が思わしくなくなっていたところへ、不渡りを掴まされるというダメ押し。
酔った和己から電話が入る。
『もう援助できない。店は潰れる』
悲痛な和己の声に居ても立ってもいられなくなる。
スケッチ旅行に出ていた英に連絡を入れて和己のところへ。
薄々気がついていた和己の思いをぶつけられる。
どんなに抵抗しても、力では抗えない。
組み伏せられ……
泣きながらわたしを抱く。
わたしも泣いている。
涙の理由は?
英以外の人に抱かれたから?
自分の意志ではなかったにしても英を裏切ったことになるから?
それとも、一緒に居ることで安らぎを感じていた和己との関係が崩れてしまうから?
そのタイミングで英が駆けつけてきた。
ひと目で分かる状況。
けれど、彼はわたしを責めない。
和己のことも責めない。
英にあるのは『自分は選ばれない』という悲壮感。
英はわたしのことを冥界の番犬ケルベロスだと言う。
彼が描いたケルベロスは狗の身体に3つの頭を持っている。
凍てついた河。
3つの顔は3つの表情を浮かべている。
1つは和己のことを語っている時のわたし。
解放の犬。
わたしは意識していなかったけれど、和己のところから戻ったわたしは英曰く『まるで恋人の話をするよう』に和己のことを話すのだと言う。
1つは英の側にいる時のわたし。
殉愛の犬。
わたしは英に寄り添い従うことに悦びを感じていた。
『そういう風にオレが躾けたからね』
和己はわたしが英の思うがままに行動することに苛立ちを感じていたようだけど、わたしは彼の命令が…彼に必要とされていると感じることが、自分の存在理由だと思っている。
1つは英と和己が話しているのを見ている時のわたし。
安寧の犬。
彼らのやり取りを見聞きしていると、ほっこり幸せな気分になる。
肩の力が抜けるというか。。。
さて、今までの巻と同じように、それぞれの人と1回、3人で1回というエッチ構成になってます。
今回は、1回目が英と、2回目が和己、そして3回目は3人でというパターン。
英にいたっては、手放したくないクセに自分が選ばれると思っていないので、これが最後だという思いで触れてくる。
というところで、リップ音のお話。
キャストの2人とも、わたしが特に追っている人ではありません。
たまたま追っている作品に出演という形で手持ち枚数が増えるという感じです。
とはいえ、もちろんどちらも嫌いな声ではないし、嫌いなリップ音ではないので、上昇率は鈍いけれど、ちゃんと気持ち良くなれます。
声の位置関係も的確ですね。
この3人の関係というのが良いバランスなんです。
シリーズの展開的にどちらかを選ばなくてはいけない流れになると分かってましたが、わりと早い段階から『これは絶対に選べない』と感じてました。
無理矢理、和己に抱かれるというシーンがあっても、和己を切り捨てる気持ちは出てこなかった。
もちろん、英のことだって手放せない。
オフィシャル特典の3Pバージョンというのが私にとって一番しっくりくるエンディングになりました。
3Pに抵抗のない方やオフィシャル通販を利用できる環境の方はオフィシャル特典を手に入れることをお勧めします。
和己はわたしのことを大切に扱いたいと、優しくしたいと言います。
英は……和己に言わせると『ひどい扱い』をしてくるようなのですが。
わたしと英の間には主従関係が出来上がってる。
決して厳しい命令調ではないのに、英の言うことには従ってしまう。
英にどんな風に扱われようと彼からの愛情を感じられるし、従うことで得られるご褒美や感じ取れる思いが、わたしを幸せにする。
わたしが3人でいることを選んだ理由って…
英がわたしのことも和己のことも好きだと言ったからかもしれない。
きっと、『わたし』は英のためなら和己のことを切り捨てられる。
英が和己のことを『いらない』と言ったなら、躊躇なく切り捨てるだろうと思う。
和己のことを好きだと言ったから…
だから、『わたし』は和己を自分たちの側に引き止めた。
繋ぎ止めた…
いえ、縛りつけた…と言っても良いかもしれない。
これは、『私』が感じたこと。
本来の思惑とは違うかもしれないし、他の方の感じたこととも違うかもしれない。
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