今日のメニューは…

 

* 雪の日

* ジャンル設定

* シチュCDの感想

 

 

 

≪シチュCD感想の注意事項≫

ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味がない方はスキップすることをお勧めします。

 

 

 

 

――――Λ―――Λ――――

 

 

 

 

朝、ベッドの中から外を見る。

空が白い。

…そうか、もう曇ってるのね。

そんなことを思いながらもヘッドホンと離れたくなくて…うだうだ。

ようやく起き上がる決心をして……

…屋根が白い?

慌ててレースのカーテンを開けてみると、屋根は真っ白で敷地内の道路の一部は白くなりかけてる。

外道路を見ると……まだ平気そう。

こうなると、今日の生徒さんたち…どうするだろう?

 

と思ってる間に、続々とお休みの連絡が入る。

 

わーい、休日になっちゃった~(笑)

 

 

 

 

――――Λ―――Λ――――

 

 

 

 

この間、ジャンル設定をしないと、将来的に全体ランキングにも参加できなくなる可能性があるという風なお知らせが届きました。

そのために、アメーバ側でお勧めのジャンルに”勝手に”設定します、というものでした。

最初は、私の記事がどのジャンルに当てはまるものなのか、そっちで選んでもらおうと思ったのですが…。

 

やっぱり、勝手に設定されるってのは…嫌かも。

 

ということで、芸能人ファン(その他)ってところに設定してみました。

シチュエーションCDのこと、知っててくれるのかな。

有名な声優さんなら分かるだろうけど、まだまだ無名な人とか、普通は知らずに過ぎてしまう裏名儀とか満載なんですけど。(不安)

 

 

 

 

――――Λ―――Λ――――

 

 

 

 

文豪達のカフネ 第二巻 園原藤村

CV:佐和真中さん

 

 

 

これって11月発売のものでした。

実はこれも一度途中まで聞いたものの寝落ちてしまって、感想書きは後回しにしてたものです。

 

が、昨夜あらためて聞いてみて…どうやら最初の時に全部聞けてたみたい。(苦笑)

一度寝落ちて再スタートした時は、なんか抜けてるような気がしたんですが…。

どうやら、わたしと私の一体化が上手くできなかったとか、彼の闇に当てられてしまっていたとか、そんな感じだったみたい。

 

 

 

今回の彼は園原藤村(そのはらとうそん)。

27歳で小説家。

藤村はペンネームで本名は園原春樹(そのはらはるき)という。

『わたし』の叔父になります。

わたしが幼い頃は彼とも同じ家で暮らしていました。

父の弟である彼は、わたしのことをとても可愛がってくれていて、わたしも『お兄ちゃん』と呼んで慕っていた。

 

ところが12年前のある日、彼と別れることになる。

子供のわたしには理由を知らされていなかったけれど、幼いわたしに執着する弟に異様な気配を感じたために引き離すことにしたらしい。

 

あれから12年。

父から、彼のところで住み込みの家政婦を探しているから行ってくれないか、と頼まれた。

久しぶりに会える『お兄ちゃん』。

しかも、売れっ子の小説家だから。

心が弾む思いで彼の元へと向かった。

 

 

というところで、声のお話。

物語の冒頭、彼の家に向かって街を歩いている時のこと。

突然、背後の…しかも密着してるのでは?!と思うくらいの至近距離で囁かれる。

 

『だーれだ』

 

作中のわたしも驚いただろうけど、聞いている私も全く警戒(笑)してなかったものだからリアルに驚きました。

 

そして、この彼の第一声から、闇が深い人だと知れる。

粘着質っぽいというか。

とにかく、爽やかと真逆、という感じ。

 

 

 

彼のおかしなところはすぐに見て取れました。

そう、彼の家へ向かっている最中の、この時点で。

 

『あの時の約束がようやく果たせるね』

 

…何のことだろう。。。

 

『長いこと待たせてゴメンね』

 

「何のこと?」

 

『まさか、覚えていないの?昔、結婚の約束をしたじゃないか』

 

…そんなこと、覚えてない。

もし、そうだったとしても、それは子供の戯言。

約束なんかじゃない。

 

違和感を覚えながらも、彼の家へ。

やはり、話が食い違う。

だいたい、わたしと彼は叔父と姪なんだから。

好きな人がいると告げてみた。

これで諦めてくれるんじゃないかと思って…。

 

結果は、逆だった。

彼を逆上させてしまうだけだった。

追い詰められ、無理矢理キスをされる。

必死で逃げようとしても押さえつけられて逃げられない。

暴れてるうちに着物が乱れる。

彼の手によって、さらに乱される。

 

父に告げると言うと、一瞬手を止めて…とてもおかしいことを聞いたように笑う。

 

『兄が、つまりキミの父親はキミを僕に差し出したんだよ』

 

え?

 

『愛人に子供ができてお金が必要だと言ってきたんだ。必要なだけ幾らでも出すことを条件にキミをもらったんだよ』

 

力では敵わない。

助けてくれる人もいない。

絶望で押し潰されそうになる。

 

『逃げようとした罰を与えなくちゃね』

 

イタイイタイイタイ―――

 

何の準備もなく、無理矢理繋げられた身体が悲鳴を上げる。

 

 

 

というところで、リップ音のお話。

 

『キミの白い肌には赤い痕が似合いそうだ』

 

と、キスマークをつけられるのですが。(たくさん)

佐和さんのキスマークをつける時のリップ音の破壊力といったら…。(パタリ)

作中のわたしは全力で拒否してる最中だっていうのに、聞いてる私はすでにお手上げ状態。

全面降伏です。

 

効果音ですが、周りの音に関しては普通についてますが、いわゆる水音はないです。

佐和さんの吐息と息遣いに頼るしかない。

ですが…動きとは違う”長い息”を使ってるんですよね…。

これ、効果音がきちんと付けられてるものなら、何の問題もないんですが、息遣いに頼らなくちゃいけない時はとってもタイミングが掴みにくいんですよね。

 

 

 

このCDを手に取った人はジャケ裏の注射器を持った彼の姿を見たことでしょう。

どうやら『わたし』には持病があるようです。

母も同じ病だった。

酷い咳が出る。(ということは労咳?)

彼は『咳を止める薬だ』といって注射をします。

でもね、これって危ない薬ですよ。

あの当時、どういう名前で呼ばれていたのかは分かりませんが。

 

「わたしは死ぬの?」

 

『そうだね、そう長くはないと思うよ』

 

『ねぇ、聞きたいことがあるんだ。死にゆく気分は一体どんなものだい?』

 

それにわたしが答えることはなく…

静かに死を迎える。

 

 

 

この作品、結構きつかったな。

結局、わたしが彼のことを好きになることもなく、もちろん聞いてる私にしても彼のことを好きになれるポイントがなく。

彼に心を許してないから、常に無理矢理ということになる。

彼の方も、とろけさせて落そうという気は持ってない。

ただ、自分の思いをぶつけてくるだけ。

 

昨日の記事で書いたような『受け入れる隙』ってのが無かった。

 

 

 

 

 

 

 


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