今日のメニューは…
* 箱の正体
* シチュエーションドラマの感想
――――Д―――Д――――
去年、箱が棚から落ちてきたけど、その箱は実際には存在しなかったってのを記事に書いたの、覚えてますか?
何それ知らない、とか、おぼろげな記憶はあるけど忘れちゃったって人は2017年12月28日の記事を読んできて。
(別ウィンドウで開きます)
この時の『箱』の正体が分かりました。
この間の新年会の時。
ステージ側にずらりと並べられたビンゴの賞品。
これを見たときに、何か引っかかりがあったんです。
既視感があるな…って。
その後、アルコールが入ったこともあり、特に気にせず…。
家に帰ったら、包装紙もすぐに捨てちゃったし。
でも、何かが引っかかる…。
で、思い出した。
『これって、あの時の箱じゃないか!』
あの、いかにも手慣れてない人が包んだ感じの包装とか。
色も、まさに…だったし。
そこで、さっき、カードさんに質問してみた。
『先に箱を見せてくれたのはどうして?』
答えてくれたのはアプリ版『グッドタロットオラクルカード』。
地のペイジが示してくれたのは『夢が現実になる』。
あるいは『引き寄せる力』。
実際にその場に無かったものがハッキリと見えた。
云わば『幻』のものが『現実の物体』として私の手元に来た。
これは現実。
そして、追加で引いたのは、やはりアプリ版の『ゲートウェイオラクルカード』。
メッセージは『Being in the Flow』(流れの中にいる)
このカードに『自然に流れていくのに任せましょう』と言われました。
『引き寄せたい、引き起こそうと思ってることは、自分でコントロールできることですか?』と。
私の返事は「NO」。
自分のことならコントロールも可能だろうけど、『他の人』が絡むことは私がコントロールできないもん。
『コントロールできないなら、放っておきなさい』と言われた。
今、物事が進まないのなら『時期』ではないのだから、と。
なんか、うじうじと悩みまくる私に『本当に目に見える形』でメッセージをくれた…ような気がした。
――――Д―――Д――――
征徒会~略奪の日々~
CV:三楽章さん
DUSKさん(サークル)から、ダウンロード限定発売の作品です。
監禁婚の凍時と『わたし』の息子・光の物語です。
光は私立山那学園に通う高校生。
生徒会長をしています。
凍時は冷たさを孕んだ美しさを持った人でしたが、光は甘い印象を受けます。
父親に似てとても頭が良く優秀。
人望もあり、甘いマスクから『王子』と呼ばれる存在。
学園の先生たちからも信頼されていて、仕事もできることから色々と丸投げされてしまうくらい。
そんな光のサポートをしているのが副会長の『わたし』。
そして、幼稚舎の頃からの幼馴染みで書記をしている『久世一真』。
何事も順調のような光だけれど、実は心臓病を抱えている。
10歳の頃に初めての手術。(アメリカで)
その後、しばらくは大丈夫だったものの、つい2ヶ月前に再手術となった。(これもアメリカで)
そして、半年後にもう一度手術することになっている。
光は…母に愛されて育っただろうか。
今作では登場しないので実際のところどうなのかは分からない。
けれど、何となく…ただ静かに微笑んでいるだけのような気がしてならない。
この頬笑み…慈愛に満ちた笑みではなく―――。
心に蓋をして、自分の本心を見せないため、そして相手が入ってこれないようにするため。
そう、例えそれが我が子であろうと…。
それならば凍時は…というと。
基本的に歪んだ人ですから、アドバイスを求められたら…とんでもない答えを出してしまう。
わたしは光と婚約をしていた。
婚約をしていたといっても、それは小学生のころに親同士が決めたこと。
わたしにはとてもキレイな姉がいて、わたしは常に劣等感を持ってる。
学園の王子の光がわたしとの婚約をそのままにしておくのは…
友達として副会長として傍に置いてくれるのは同情からだと思ってる。
確かに光のことは好きだけど、この好きは異性に対するものではない。
異性として好きなのは…一真。
そして、きっと一真もわたしのことを……。
そんな中、光が2回目の心臓手術のためにアメリカへ渡った。
無事に手術も終わりひと安心したところで、一真に告白された。
光がいない間に進めても良いだろうか…
そんなことをチラッと思ったけれど、光との関係は家同士の繋がりとか同情とか、そういったものなのだから。
きっと小さい頃から仲の良かった3人組なんだから、光も応援してくれるに違いない。
実際、光が帰国してから1ヶ月経った今、婚約解消したことを責めるわけでもなく、今まで通りの仲良し3人組として過ごしている。
光がいない間に溜まった仕事をさくさく片付ける光を見て、「やっぱり光は王子だな」と思う。
自分が日本にいない間にこんなことになるとは思ってもいなかった。
まさか一真が行動に移すとも思っていなかった。
一真があの子のことを好きなのは知っていた。
あの子のことを好きになったのは小学校入学の時だから、自分よりも長い思いということだ。
僕があの子のことを好きになったのは10歳の時。
心臓の手術でアメリカへ渡らなくてはならなくなった、あの時。
チェスで僕に勝ったら、望むことは何でも叶えてあげるとクラスのみんな相手にチェスをした。
ドレスや高価なものを望んだクラスメイトは誰ひとり僕に勝てなかった。
ただ1人、僕に勝ったのがあの子。
望みは「元気になった光くんと遊びたい」。
彼女だけが僕のことを思ってくれていた。
だから、父にねだって彼女と婚約できるようにしてもらった。
それなのに……何故今になって―――。
父に相談した。
父はこう言った。
『孕ませてしまえばいい』
そうか。
それならば……。
彼女が逃げられないように計画を立てよう。
彼女の家は負債を抱えている。
これを西条が肩代わりしよう。
もう一度彼女と婚約するというのを条件に。
まずね、相談する相手を間違えてます。
凍時も自分の息子になんてことを伝授してるんだか。(笑)
母がきちんと母として光に愛情をかけていれば、母にも相談したと思うんだけどね。
女の子の気持ちは女性である母が理解できるだろう、と。
でも、母は凍時だけでなく光にも心を閉ざしてるんだろうな。
だから光も母には相談せずに、自分のことを理解してくれそうな父に相談した。
まあ、わたし(監禁婚の)にしてみると、見た目は違うけれど段々凍時に似てくる光のことを拒絶したいという気持ちになってしまうのかもしれないけれど。
父に頼んだ融資と再婚約の手はずが整ったところで…最終計画を実行に移す。
幸い、一真はバスケ部の助っ人で生徒会室には来れない。
一真が『生徒会室が広いからって私物を持ち込むなよ』とブツブツ言っていた大きなソファが役立つ時が来た。
と、ここで無理矢理…というシーンになるのですが。
例によって家の会社のことや融資の件を聞かされて、抵抗するにできない状況へ追い込まれます。
それに、姉と比べて劣っているというコンプレックスを持ってるわたしにとって、嬉しい言葉を言われたってのも抵抗する力を減らす材料になったかも。
頭が良くて何でもできて、どんなものでも手に入る光が、わたしのことをキレイだと言う。
可愛いと言う。
他に欲しいものは無いと言う。
姉や他の女子は目に入らないと言う。
凍時贔屓の私としては、当然光寄りになります。
凍時の『わたし』は諦めて妻になったものの、今でも心は開いてない様子。
だったら、せめて光の『わたし』は光のことを好きになってほしい。
これの続編として一真編があるってのもあるかな。
一真は一真でどうにかなりそうだから、光にも幸せになってもらいたい。
エッチしてるところを一真に見られてしまい…
翌日、屋上に呼び出された。
光には来るなと言われたけど、無理矢理ついてきた。
案の定、殴り合いのケンカになる。
スポーツ万能で頭に血が上っている一真と西条家の跡取りとして護身術一般を身につけている光。
けど、やはり一真のほうが優勢で…。
『…胸が……痛い』
一真はそれを嘘だと言い、とどめの一発を…。
光を庇って、わたしが一真の拳を受けてしまう。
とっさに一真も力を抜いたみたいだけど…。
『わたし』の気持ちはまだまだ複雑なんだろうけれど。
『私』は光を選んだ形になったことにホッとした。
歪んだ形でしか愛情を表現できない不器用な光が気になって仕方ないから。
わたしの抱えるコンプレックスは光にしか癒せないかもしれないから。
クスクスと笑えたシーンは、最初のソファで無理矢理…のシーン。
『わたし』も初めてでしたが、光も初めて。
『資料で見た』と予習はバッチリ。(笑)
最初はこうでこうで…次はああでこうで…
きっと、男の子ってのは頭の中でそんなことを考えながら初めてに挑むんだろうな。
それを口に出しちゃう光って…可愛い。(笑)
さらに、途中で気がついたのが…。
わたしと光って作中何度もエッチしてますが、ベッドの上でというのは一度もありません。
生徒会室のソファだったり、教室の床だったり、屋上だったり。
次は是非ともベッドで。(笑)
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