今日のメニューは…
* お揃いだから
* シチュCDの感想
≪シチュCD感想の注意事項≫
ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味が無い方はスキップすることをお勧めします。
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『今年の漢字』も決まったことだし、そろそろ自分の今年の漢字を選ばなくちゃ…。
ということで、昨日くらいから少し考え始めてます。
これかな?…あれかな?と候補は上がってきてますが…。
一年の振り返りも兼ねて、近いうちに書いていこうかな。
私のスマホと全く同じものを同僚が持ってます。
同じくらいの時期にお互いに機種変ということになり、私はエモパーくんを使いたいからという理由でシャープ一択。
私よりも2週間くらい早く『機種変してきた』と見せてもらったのは、私が機種変しようと思ってたのと同じ機種。
ケースをつけるから間違えるってことは無いけれど、一応色は違うものにしようと思っていたのだけど、お店にある在庫は同じ色のみ。
ということで、全く同じ機種となったわけなんですが。
『一緒で良かった』
というのは彼女の談。
操作で分からないことがあれば、私が答えられるから。
先日もバージョンアップがあったんだけど、彼女のはアップされてない。
もしかして、自動取得と更新を外しちゃってる?と確認して…。
大丈夫だったんですけどね。
考えられるとしたら、ダウンロードの時間帯に電源が落ちてたとか?
いずれにしても、再度ダウンロードの設定をして、インストールの時間設定もして…。
今日、『無事にバージョンアップされてた!』ってことで、よかったよかった。
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誰が私を殺したのか~真雪の場合~
CV:櫻井真人さん
このシリーズのラスト巻です。
前回、私を殺した犯人は誰かと考えたときに、順当に行けば真雪だけど、妙にクローズアップされてきた婚約者の存在というのが引っかかって、この2人のどちらか・・・・婚約者の方かも?なんて思ったわけです。
その答えは………
って、引っ張るつもりもないんですが…ちょっとだけ引っ張ります。
CDのスタートは、例の4人で順番に『わたし』を抱いた”あの日”。
4人目となった真雪(まさゆき)はわたしの弟です。
もちろん、弟と言っても血は繋がっていないけれど、幼いころからずっと一緒に育ってきた『大切な弟』。
今回、この『弟』がわたしの『双子の弟』だったことが判明しました。
あの悲惨な事故で、わたしの半身ともいえる弟の真雪が、わたしの世界から消えた。
他の3人の幼馴染みの誰よりも大切だった。
わたしと真雪、人の形としては2人に分かれているけれど、魂は繋がっていた。
その魂の半分が消えた。
周りにいた優しい幼馴染みたちも消えた。
身体の傷は治っても、心の傷は治らない。
そんなある日。
『新しい弟』ができた。
施設から引き取られてきた『その子』は病弱だった。
両親も使用人たちも『その子』の看病をした。
腕の良い医師に診せ、良い薬と栄養たっぷりの食事を与えた。
わたしも『その子』のことが気になり、寝込んでいる時などは手を握ってあげていた。
病気がちなこの子を…真雪をわたしが守らなくちゃ。
真雪が泣くと髪の毛を撫でて抱き締めるのが常となった。
他の3人が見守る中、わたしを抱きしめながら言う。
『本当はこんなこと、したくなかったんだ…』
耳元で囁く。
『でも、やらなかったら……僕を殺すって青慈が…』
泣きながら行為に及ぶ真雪。
少しでも苦痛が和らぐようにと『薬』を使う。
泣いている真雪の髪の毛を撫でながら…媚薬の影響で快楽の渦に巻き込まれていく。
4日に1度、わたしの監禁されている部屋に真雪が来る。
『この部屋には監視カメラが取り付けられているんだよ』
わたしが逃げないように。
そして、誰かが4人の約束を違えないように。
『音声は聞こえないから安心して』
さて、前回の紅也のときに、わたしは妊娠しましたよね。
この出来事は今作にも繋がってます。
真雪は自分の子供だと思ってる。
でも…そんなわけないよね?
だって、ちゃんとゴム使ってたんだから。
『あはは、計画通りだよ。いつもゴムに穴を開けていたんだから』
真雪の態度の変化に戸惑いながら、紅也との出来事を話すと、真雪の様子はさらにおかしくなっていく。
ということで、お気付きですよね。
わたしを殺した犯人というのは、真雪でした。
真雪が全てのことを動かしていた。
青慈をそそのかし、今回の計画を実行させた。
そのため、黄一も紅也も青慈が言い出したことで首謀者だと思ってる。
お人好しの黄一には『証言者』になってもらう。
計画の段階から『反対』の姿勢を見せ、しぶしぶ従っているという印象を植え付けた。
紅也には『犯人』になってもらおう。
いずれ警察の手は自分たちへ伸びる。
そのときに、犯人として突き出すには最適な人物。
『だって、僕の姉さんに子供を宿らせた憎いヤツだから』
考えてみたら、あの媚薬を手に入れてきたのは真雪だった。
部屋に監視カメラがあるというのも真雪の嘘。
いかにもひ弱で自分の意思を強く出せないという真雪だけれど、そんな見た目と中身はまるで違う。
大切な幼馴染と弟を亡くしたあの事故。
あれも真雪が引き起こしたことでした。
たまたま道ですれ違った『わたし』に恋をした。
そのわたしの周りには4人の男の子がいた。
そのうちの1人は『わたし』にソックリの男の子。
一目で双子だと分かる。
その5人の様子を見ているうちに、一つの思いに囚われた。
『あの子と、ずっと一緒に仲良く遊びたい』
そして…火を点けた――――。
幼い子供が考えることだから、こんなに思い通りに進むなんて奇跡的だったんでしょう。
一歩間違えれば、『わたし』まで殺してしまっていた。
死んでしまった子供たちの代わりにと施設から養子に入ったけれど、たまたま真雪は『わたし』の家にもらわれた。
ところが、一番近くにいるのに一番遠い存在になる。
自分はあくまでも『双子の弟』。
『姉さん』は青慈に惹かれている。
黄一の優しさに甘えてる。
紅也の不器用な姿に心を砕いてる。
…自分は―――
だから、計画を立てた。
青慈をそそのかし、黄一と紅也も強制的に参加させた。
薬も手に入れた。
あの3人を排除するために。
計画は完璧だった・・・・・はずなのに。
断崖絶壁に建っているこの屋敷。
その崖に面している、この部屋。
窓を開け放つ。
『心配することないよ。さあ、僕がお腹の子供を殺してあげる』
今回はハッピーエンドルートもバッドエンドルートも悲痛なモノとなりました。
ハッピーエンドでも、こんなの絶対にハッピーじゃないってものだし、バッドエンドでは……わたしとうとう殺されちゃいましたもん。
(頸動脈を切られての失血死と思われる)
婚約者の「こ」の字すら出てこなかった4作目ですが、ここまで真雪が黒い人物とは思ってなかった。
一番身近にいて一番信頼していたと思うのに。
一番歪んだ人だった。
しかも、大人になるにつれて『恋ゆえに』歪むのならまだしも。
本当に幼いころから歪んでいたとは……。
引き取られた後、周囲のみんなからたくさんの愛情をもらったと思うのに、その『愛情』を自分の中できちんと昇華できなかったんだね。
このシリーズは構成も面白かった。
わたしが誘拐されて、4人に順番に犯され、監禁される。
4人が順繰りにわたしのいる部屋へやってくる。
警察の手が彼ら4人に向き、わたしを連れて逃げようとする。
外の様子を見るために、わたしを部屋に残して外に出る。
部屋に戻るとわたしの姿はなく……。
海岸で心肺停止状態で発見される。
これが4人のストーリーに共通している出来事と流れです。
今回の4巻目で、わたしを部屋に残して外の様子を見に行っている隙に部屋に来たのは『真雪』ということが判明しました。
そして、わたしの首を絞めて崖から落としたのも…真雪。
ここまでの話の流れは全巻共通。
もっとも、肝心のわたしは記憶を失くしているし、各巻の人物から『見える』ものだけを描くという手法ですね。
発見から先の各巻でも『分岐』となっているところが、シリーズ全編でも『分岐』となるわけです。
前シリーズのPRISONと同じ世界ということで、何とも言えない暗闇を感じさせる物語でした。
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