今日のメニューは・・・

 

* 蒸し暑さ全開!

* シチュCDの感想

 

 

 

≪シチュCD感想の注意事項≫

ネタばれが困る、嫌いという方、こういうのに興味がない方はスキップすることをお勧めします。

 

 

 

 

―――――Δ―――Δ―――――

 

 

 

 

今日の最高気温は30度程度。

ところが・・・・何この蒸し暑さは!

 

夕方に帰宅した時の室温は31.8度でした。

実は、この室温って朝起きた時とさほど変わってない。

今朝は31.2度ありましたから。

朝からこれだけ室温が上がってるって、もしかしたら今年の夏一番かも。

今までって、昨夜は暑かったな~って時でも30.2度くらい。

29.5度を切ると、わりと快適だったりする。

なんでこんなに暑いんだ?って気温の変化を見てみたら、夜中の2時に24.8度になったけど、それ以降再び上がって25度を超えてきてた。

夜で太陽だって出てないんだから、素直に下がってくれればいいのに。

 

さて今夜は?

夕方、帰宅する頃にポツポツ降り始めた雨が少ししてからザーザー降りに。

雨はすぐ上がったんだけど、これのおかげで空気に冷たさが入ってくれてます。

・・・・まあ、湿度はあるけど。(苦笑)

 

 

 

 

―――――Δ―――Δ―――――

 

 

 

 

禁断情事~妻帯者と私

CV:杉崎和哉さん

 

 

今回の彼は堀井泰之(ほりいやすゆき)さん。

『わたし』とは幼馴染み。

小学校中学校は一緒だったけれど、高校は別の学校へ進学したことから交友は途絶えていた。

ところが、大学で再会し、友達として付き合っていた。

 

 

 

わたしは・・・・彼に好意を持っていたけれど、それを口にできなかった。

幼馴染みゆえ、だろうか。

幼い頃は暗くなるまで一緒に遊んでいた。

いつも一緒にいたような気がする。

それが中学生になった辺りから、少し距離が生まれた。

小学生の頃のように無邪気に接することができなくなった。

高校も別になり、彼への思いは『幼い初恋』として記憶に残るだけになるはずだった。

まさか、大学で再会するなんて。

 

大学で仲が良かったのは男子4人。

彼・泰之くんと津島総司くん、野々原瑞貴くん、中野秀介くん。

特に瑞貴とは親友という間柄。

見た目はごつい系なんだけど、おねぇ言葉を使う乙女なの。

女心も男心も分かってるからなんだろうけど、わたしの悩み相談に乗ってもらったりしている。

もっとも、熱が入ると男言葉になっちゃうんだけどね。

 

大学の4年間。

結局わたしは告白することはできなかった。

彼からも特に何も無かったし。

卒業して就職して・・・・・

そんな矢先、突然彼が結婚するという話が伝わってきた。

相手は彼が就職した会社の取引先の社長令嬢。

結婚と同時に妻の父の会社に転職。

次期社長ということらしい。

 

結婚式に招待され・・・出席をした。

将来を約束され、奥さんになる人もとてもキレイ。

これで、自分の『恋』は完全に終わる――――そう思っていた。

 

少しして、彼の状況について噂話が流れてきた。

奥さんにがんじがらめに束縛されている、と。

自由に外出もできない。

仕事も本来自分がしたかったものとは別なのだから、やりがいや生きがいは感じていない、と。

 

幸せになると信じていたのに・・・・

身動きができない彼のことが心配になる。

誰よりも真面目に自分の目標に向かって努力していた姿を見てきたから。

 

そんなある日。

大学の同窓会の二次会に彼が出席することを知った。

今までは奥さんの束縛が厳しくて欠席だった。

どうやら今夜は特別に『お許し』が出たようだ。

 

 

 

僕は自分が優柔不断なタイプだと分かっている。

押しに弱く、嫌だと思ったことも『嫌だ』と口に出せない。

相手を傷つけたくない、と言えば聞こえは良いけれど。

要は自分が傷つきたくないからに他ならない。

自分が我慢して受け流していれば、大きなトラブルも起きないし穏やかに時が過ぎてくれる。

人生には諦めが必要だとも思っている。

 

たった一言、『好き』と言えなかった。

女性として意識したのは中学生の頃。

恥ずかしさもあり、今までのように接することができなくなった。

そのうち、距離ができてきた。

でも、どうすることもできなかった。

大学で再会した時も・・・・言えなかった。

好きと言ったことで今の友達関係を壊してしまうかもしれない。

要は臆病者だということだ。

彼女が手に入らないなら、誰でも良いような気がした。

一緒に暮らすうちに愛情が生まれるかもしれない、とも思った。

 

そうやって、あの時自分で逃げておきながら、今になって息が詰まる苦しさを感じている。

どんなにもがいても鎖に絡め取られているというのに。

いや、だからこそ、なのかもしれない。

 

会いたい――――

 

その思いがどんどん大きく膨れ上がってきた。

どうにか妻を言いくるめて同窓会に参加する許可をもらうことができた。

ただし、『終電までには帰る』ことを約束させられた。

 

でも、これで彼女に会える―――

 

 

 

 

物語のスタート、同窓会の二次会に至るまでの彼とわたしの心情はこんな感じでしょうか。

たぶんね、この心の裏事情を知ってないと作品の中に入り込めないです。

リーフレットやジャケット裏に軽く書いてありますが、ここまで詳しい内容というのは作品を聞きながら情報を得るって感じになりました。

一体化するには『わたし』の気持ちが重要ですからね。

わたしがどうしても彼のことを放っておけないと、今幸せでないなら自分が幸せにしてあげたい、と思う裏付けが必要だから。

 

 

 

禁断情事シリーズはメインキャラ(彼)の他にもガッツリ声がついてます。

わたしに冷静さを取り戻すように諭したり叱ったりしてくれる親友・瑞貴がイイ味を出してくれてます。

大学時代からずっとわたしのことを思ってくれていた総司も。

優柔不断な彼に『譲る気はない』ときっぱり言い放つところなんて、『私』が惚れました。(笑)

まあ、総司が二次会で酔い潰れなければ、わたしと彼の2人で送っていくこともなかったわけで。

そうしたら、彼がわたしに『2人きりで会いたい』と言ってくることもなかっただろうし。

彼が奥さんに離婚を切り出すこともなかった。

 

そう、お互いに好きの気持ちを持っているのを知り、既婚者の常とう句≪妻と別れる≫を口にします。

彼が誠実だったのは、本当に奥さんに告げたこと。

今の生活に限界を感じていたってことも大きいんだろうけど。

 

あれだけ強烈な束縛をしてくる奥さんですから、すんなり別れるなんてことにはなりません。

彼のあとをつけて相手が誰なのかを突き止める。

 

そうなんです。

彼と幼いころに遊んでいた公園で会っているところに乗り込んできての修羅場です。

そして、どうやら作中のわたしは奥さんに直接会ったことで肝が据わった感がありますね。

闘志に火がついた、というか。(苦笑)

 

 

というとことで、声のお話。

杉崎さんの声幅の中でも高めの方ですかね。

といっても、そんなに持ってるわけじゃないので確実じゃないですけど。

最初は意志の弱そうな印象なんだけど、覚悟を決めた辺りからほんの少しだけ(笑)芯ができたように感じました。

でね、普段は優柔不断でどっちつかずの柔らかい口調なのに、エッチの最中はけっこう煽ってくるタイプです。

作中でわたしもその辺のところのツッコミを入れてました。(笑)

彼曰く、『キミ限定』ということのようですが。

 

効果音はそんなに大きくないけど、ちゃんと的確に入ってることもあって、タイミングや状況が分かりやすいですね。

声と吐息と効果音のタイミングも合ってる。

この辺りの作り込みって上手なんですよね。

 

 

さあ、このシリーズは先日の『続編』問題じゃないですけど、最初から≪三部作≫という構成になってます。

第一部が本編。

第二部が特典CD。

第三部が連動特典CD。

この3つを聞いて始めて『一つ』の物語として形が完成する。

まだ特典は聞いてないので、昨夜の聞き終わりとしては『つづく』といった状態です。

それはもう明らかに、あからさまに。

連続ドラマを見てる感覚と同じですね。

 

 

私自身、こそこそしなければいけない関係ってのは嫌い。

なので、今作のわたしに同化できるのか?ってのが一番疑問だったところ。

今の段階でも”すっきり”はしてないです。

長い年月をかけた彼に対する思いがあるってことを理解したうえで、かろうじて自己肯定できてるかな。

 

彼の思いが奥さんに無い以上、嘘の結婚生活ってのは奥さんにとっても良くない。

でも、それを口にする立場に『わたし』はいないから。

 

 

続きのお話は今夜聞くつもり。

どんなエンドになるんだろう。

どんなエンドが良いんだろう。

 

私としては総司とくっつくのが良いような気がする。(わりと本気)

 

なんてことを思いながら――――

 

 

 

 

 

 

 

 


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