今日の日中の強風は何ですかアレ!
何度突風に押し戻されたことか・・・・。
(歩いてただけなのに)
気温も上がったようで、最高気温は15度。
とはいえ、強風のために体感温度はそんなに高くはなかったけど。
ただ・・・・
この風で杉花粉がかなり飛んだようです。
このところ平気だったものだから、うっかりマスクを忘れ・・・
どうやら思いっ切り吸いこんじゃってるみたい。
ファーストアタック(13日)よりはマシだけど・・・(今のところは)
集金中から軽い喉の違和感と倦怠感、それに動悸まで激しくはないけど、いつもよりもバクバクが大きい感じがする。
そんな隙間時間に無事にこちらをお迎えしてます。

どどーん(笑)
タナトス、Calling Bloom、禁断情事、ルージュエノワール、キョウダイの恋愛事情、おやすみ彼氏、ファムファタール、Secret eMotionの合計8枚。
取り込みはこれから。
シャッフルもこれから。(笑)←記事のラストでシャッフル発表w
ご覧の通り、タナトス以外は全部裏名作品。
新シリーズあり、続編ありといったメンツです。
こちらの感想も楽しみに待っていてもらうことにして・・・
本日の本題はこちら。

明治吸血鬼譚 「月夜叉 紅」 睦月の巻 レイガ
ボイスは下野紘さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
感想を書くCDをシャッフルして決めるようにしてしばらく経ちました。
去年の年末からCD枚数が多かったことと、感想記事の合間に通常記事を挟んだこともあって、12月発売の月夜叉の感想を書いてから、そんなに日が経たないうちに1月の月夜叉感想となりました。
そして、なんか・・・レイガ・・・・・・心配してた通りになっちゃった。
まずは、いつもレイガと一緒にいたカムイ(狼くん)ですが、北海道に置いてきてます。
なんでも、カムイに家族ができたとかで。(おめでとう)
それに、京にも山があるといっても連れてくるわけにもいかないもんね。
さて、幻斗の感想の時にも書きましたが、今回の月夜叉・紅はよくあるような”スタート地点に戻って”のストーリーとはちょっと違います。
正確にいうと、『違うように感じる』ということですが。
月夜叉は『わたし』が一人なので、6人の夜叉と深く関わるためには『スタートに戻る』っていう”立ち位置設定”をしなくちゃいけません。
が、今回の紅に関しては『それ』が少し違う。
色々考えて『多面体』と表現しました。
ある事象・・・・今回の紅の場合は、龍馬に連れられて京に来て何らかの策略に巻き込まれていく―――という事象が中心点にあって、それを6人の視点から見ている、というイメージです。
『わたし』と彼ら6人との関わり方で行動が変わってくるので、同じスタート位置だったものが、別の視点(6人の夜叉たち)から見るとエンディングが変わってくる。
実際、それぞれの物語は一定のスタート地点からとなるので、それぞれの巻が連続してるはずはないのに、不思議と『連続ドラマ』という言葉が頭に浮かんでくる。
それぞれの巻のエンディングは、『あぁ、良いところで次回に引っ張るのね』っていうあの独特のジレンマを感じるから、なのかもしれません。
ということで、今回のレイガ編は操編や幻斗編と同じくらいの時期からのスタート。
みんなと一緒に北海道から京に出てきて、わたしだけ近江屋へ行かされ、他のみんなは龍馬が用意した政府の屋敷で暮らすことになった。
レイガと会ったのはその時以来。
レイガは、やはり保護の代償として龍馬から依頼された暗殺を請け負っている。
龍馬曰く、定期的に血を飲む必要があるのだから、その暗殺対象者の血を飲めば良い、と。
そして、『首を持ち帰ること』という命も下している。
『俺たちを信用していないからなのか?』
まあ、普通に考えるとそうなりますよね。
操の一件がなければ、私もそう考えるところです。
が、暗殺対象者が生きているのか死んでいるのかってのはすぐにでも分かってしまうことだから、『本当に殺したのかの確認』で首を持ってくるようにっていうのは・・・やっぱり理屈には合わない。
(操、あんな感じの人ですが(苦笑)、ものごとをよく見てるし頭の回転も良いんだな、と改めて思う)
操とレイガは同じく暗殺を命ぜられて実行してるわけですが、大きく違うところがあります。
操は当然の権利とでもいうように血を飲む。
レイガは一口も飲んでいない。
これはレイガの『自分への恐怖心』から。
血を口にすることによって、いつ自分のタガが外れてしまうか分からないから。
前作のときに、わたしの血を飲んで理性が飛んだりしてましたが、最後には確かわたしが上手く制御できそうな雰囲気で終わったと感じてました。
その制御が効かなくなってきてる。
この辺りのこと・・・・どこまで龍馬の思惑が絡んでるんだろう。
北海道の山奥と違ってイノシシを摑まえて血を飲むなんてことで誤魔化すことができない。
『わたし』とも引き離されている。
残された道は、『絶対に血を飲まない』ことだけ。
絶対的に陥ってしまう『飢餓状態』。
この状態が続くことによって・・・・・
その先の『何か』を龍馬は待っていたんだろうか。
そう、操の覚醒を促したように。
時々、レイガが訪ねてくるようになった。
人目を避けるように会い、少しの時間でもお喋りをする。
北海道を出て以来、血を飲んでいないという話を聞き・・・・
『私』は心配になった。
きっと『わたし』も心配だったと思う。
『私』は自分の血を飲んでもらいたいと思った。
きっと『わたし』も同じ気持ち。
北海道にいた時には、レイガの自制心を呼び覚ますことができていたのだから尚更。
”自分なら大丈夫だろう”というある種の過信。
ところが、飢餓状態に陥っているレイガですから。
2噛み目で『私』がこれはマズイと思った。
たぶん、『わたし』もマズイと思った。
どうしよう、どうすれば止められる?
そんな焦りの気持ちが出てきた時・・・・
漆が現れてレイガを気絶させた。
龍馬に命じられてレイガを見張っていたんだそうです。
『わたし』と接触したことで、『わたし』に万が一のことがあっては困るから、という理由で。
龍馬の理想郷の実現のために卑弥呼の血を受け継ぐ『わたし』が必要。
レイガ編で新たに出てきたポイントです。
それと、レイガを易々と気絶させられる漆はかなり腕の立つ人ですね。
ラストは操や幻斗と同じく、夜叉狩りから免除されていたはずなのに政府から追われる立場に戻るというシーン。
今回は漆によって監禁されているレイガの元へ『わたし』が様子を見に行き、その場に政府側が現れ屋敷に火を放つ。
捕まったわたしを見て、監禁されている部屋から逃げ出しわたしを奪い返した。
ところまではいいんだけど、どうしても抑えがたい吸血衝動が。
レイガの理性は『逃げろ』と言う。
『わたし』はそう言われても彼を置いていくことはできないと逡巡する。
レイガの狂い始めた本能はわたしの匂いをすぐそばに感じ取り探し出そうとする。
龍馬が望むところは何だったんだろう。
この時、まるで『わたし』を守るかのようにレイガを斬る。
普通の人間なら完全に死んでいるだろうけど、執拗に執拗に斬る。
相手が夜叉だから、なのか。
こうして幾度も斬りつけ血を流させることで『何か』が起きるのか。
今回も普通に考えると「死んだ」という状態ですが、レイガも死んではいない。(と思う)
だから、『次回へ続く』っていう感覚になっちゃうのね。
来月はいよいよ龍馬編。
黒幕的な龍馬がシリーズ中間点で出てくるとなると・・・・・
どんな展開になってくるのかがものすごく楽しみ。
龍馬編のあとで、今感じている流れが大きく方向転換するっていう可能性もあるもんね。
さて、今夜は禁断情事。(今、シャッフルした)笑
明日も感想記事でお会いしましょう。

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