今日は冬至。

本当はゆず湯に入るところだけど・・・

ゆず湯にすると肌がちりちり痛くなっちゃうので、代わりに刻んだゆずとりんごをはちみつで和えて食してます。(笑)

 

 

折り込みと集金の間の隙間時間に、無事にこちらもお迎え。

 

 

ミッドナイトキョンシー、ディアヴォーカリスト、月夜叉、クリミナーレのRejet組。

他の今日発売のものは抱き合わせ発送の関係で金曜日に到着予定。

 

 

そして、こちらの他にも・・・

 

 

keikoさんの月星座ダイアリーのカバーが届きました。

マゼンタピンクがイイ感じです。

 

ちゃんとペンを挟める部分などがあって、開くとこんな感じ。

(パッと開いたら、なにげに自分の誕生日のページだった)笑

 

 

ということで、本日の本題はこちら。

 

 

新撰組暁風録勿忘草 第八巻 近藤勇

 

ボイスは井上和彦さん。

 

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や

こういうのって興味ないんだよねって人は

このまま回れ右してお帰りくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりの近藤さんです。

近藤さんに『お嬢さん』って呼ばれるの好き。

 

さて、今までの暁風録で、私は今までの『京のわたし』と今回の『江戸のわたし』との間で心情的にふらふらという状態になってました。

どういうことかと言うと、江戸のわたしは未来にあたる京のわたしに嫉妬する。

だって、彼は自分の元へは戻ってきてくれないわけですから。

自分ではなく、他の女性を選んだってことになるわけですから。

江戸のわたしは『彼が一生をかけて手に入れたいと思う』女性にはなれなかったということです。

対して京のわたしも、過去にあたる江戸のわたしに嫉妬する。

未来を手に入れているんだから嫉妬しなくてもいいのにって思うけれど。

それでも自分の前に姿を見せた彼が、この状態になる『切っ掛け』になった女性というのが・・・。

江戸の女性がいなければ、彼はこうなっていなかったのかもしれない。

その時その場に京の自分はいないのだからどうしようもないことだと分かっていても、『ターニングポイント』には自分が関わっていたいという嫉妬。

 

どちらも自分なんだから・・・と思うのに、やっぱり接している回数の差なのか。

自分は京のわたしに同化しやすいみたい。

 

そして、今回の近藤さん。

この京のわたしに同化しやすいっていうのがネックになってしまいました。

 

・・・・どうしよう、『わたし』に同化できない。

 

これにはたぶんちょっとした理由も・・・・

今までの暁風録の『わたし』の中で、一番存在が希薄な印象を受けちゃった。

 

 

 

他のみんなもそうだったけど、近藤さんも今作で初めて刀を抜きます。

 

試衛館の道場主になり、切羽詰まった経営で首が回らない状況になっていても、貧しいながらも『武士になりたい』という志を持った若者を受け入れる。

基本的に優しくて思いやりにあふれた人、なんだよね。

 

そんな人だから悩んでいる。

 

自分は武士になりたい。

『誠』の心を持って、信じるものを大切なものを護りたい。

ただ・・・その『護りたいもの』のために、他者の命を奪っても良いのだろうか。

どんな人でも、人の命には重いも軽いもないではないか。

 

 

ある日。

試衛館に道場破りの輩が現れた。

近藤さんを挑発し、刀を抜く。

 

この時、近藤さんは刀を抜かなかった。

真剣相手に竹刀で立ち向かう。

周りのみんなは・・・見ていたわたしも・・・、これは近藤さんの強気の現れだと思った。

近藤さん自身も、周囲にそう見えるように振舞っていた。

 

でも、真実は・・・・

 

『刀を抜く勇気も決意もなかったんだよ』

 

実際、近藤さんの剣の腕前は確かなもの。

戦えば、必ず近藤さんが勝つ。

とすると、相手は死ぬまでいかなくても怪我をするのは確実。

 

本当なら、試衛館を護るために、刀を抜いて戦う場面だった。

けれど・・・・

 

自分の誠は・・・まだ見えない。

 

 

さて、近藤さんの『天然理心流』ですが。

これ、以前少しの間参加させてもらっていた新撰組の勉強会で教えてもらったのですが、『斬る』というよりも『突き』が主流の動作のものなんだそうです。

今回、道場破りの連中を竹刀で倒したというのも、この『突き』のおかげですね。

 

 

 

そんな近藤さんも刀を抜かなければいけない状況になります。

 

ここに絡んでくるのが『わたし』。

 

不逞浪士に絡まれいたわたしを見つけ助けに来てくれた。

 

・・・初めて『虎徹(こてつ)』を人に向ける。

・・・血に濡れた虎徹を手にする。

 

これが、大きな切っ掛けだったんでしょう。

 

それまで、どんな思いがあっても『人を傷つける』行為に躊躇いがあった。

 

『私』はこのシーンで近藤さんのスイッチが入ったと感じた。

 

人として当たり前の感情・・・他人を傷つける行為に抵抗を感じる・・・を持つ人だった。

それが、『誠』の言葉のもとに・・・『護る』という大義名分のもとに、『人を斬る』道を選んだ。

 

近藤さんが動いたから、他のメンバーも動いたっていう見方もできる。

それだけ存在感があり慕われ、そして影響力の大きい人だから。

 

 

 

さて、近藤さんといえば・・・『甘いもの』。(笑)

今回も出てきますよ。

おまんじゅうにきんつば。

もちろん、わたしにも食べさせてくれます。

『あーん』って。(ふふ)

 

 

 

 

前作で『我慢するのが苦手』と言ってましたが、今作でもその台詞を口にします。

そして、ラストでは『我慢させるのも苦手』と。

 

この台詞に象徴されてるかもしれない。

今作のわたしが希薄だと感じたのは、わたしはいろいろと我慢をして自分の思いも意思も示さなかったからなのかな。

 

 

 

 

 

 

 

さて、今夜は激甘旦那さまにしましょう。(11月分がようやく終わった)苦笑

明日も感想記事でお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 
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