今日はうちの職場でレンタルしているコピー機の入れ替えがありました。
まだ、私たちが作業場で仕事してる時間帯に当たってしまった。
ちょうど通路に当たる部分に立って作業していたので、しばらく場所を移動して・・・
社員が玄関ドア(ガラスの入った引き戸)2枚をいとも簡単に外し・・・
フルオープンになった出入り口からガコンガコンと出して・・・入れて・・・
(そうなの、ここの段差がね)
という今日は、朝からかなりの降り方の雨。
予報ではお昼くらいから曇りになって夜には晴れるって出てたのに。
結局夕方の帰る頃にも傘を差さないといけないくらいの霧雨。
寒気がきてるのかな?
冷たい雨の一日となってしまいました。
そんな感じで丸一日、日差しが入らなかった我が家は16度台まで冷え込んでました。
HOTカーペットと電気ヒーターで暖を取ってるけど・・・
キーボードを打つ手が冷たい。
考えてみたら、もう11月も半ばだもんね。
(お風呂上がってからエアコン投入しました)←今秋初エアコン
という風に、身の周りの環境は冷たく寒かったんだけど・・・
私の頭の中はニヤケまくっていて春のお花畑状態です。(笑)
いや…実際に(見られてはいないはずだけど)仕事始まりの広告の束を開封してるときに顔がニヤけて”ヤバい人”状態に。(苦笑)
これはいったいどうして?
の理由は・・・・
ということで、本日の本題はこちら。
侵食レンアイ~case01 九條司
ボイスは佐和真中さん。
ではでは、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
そうなんです。
私がニヤけた理由はこの『侵食レンアイ』。
作品全般、とってもとってもヨカッタ。
シナリオも、音周りも、佐和さんの演技も声も、全て合格点。
なんといっても私のツボだったのは・・・
”白い佐和真中さんと黒い佐和真中さんを同時に堪能できる”
では、作品の中へ入ってみましょう。
今回の彼、九條司(くじょうつかさ)と『わたし』は幼馴染み。
彼は大企業の息子で、現在は副社長の役職についている。
『わたし』は何社も受けて…全てダメ。
本命だった企業も…ダメ。
唯一受かったのが、彼のいる会社だった。
ここだってかなり倍率は高いはずなのに?
生まれた小さな疑問。
彼はというと、わたしが彼の会社に入ったのが嬉しくてたまらないといった感じ。
確かに、恋人である彼と同じ会社で仕事ができるというのは・・・嬉しいけど。
「もしかして…人事に手心加えたりしなかった?」
『そんなことあるわけないよ。いくら僕でも社長である父でも、そんな権限はないからね』
そう言われてしまえば・・・そうかもしれない。
これだけ大きな会社なんだから、いくら社長や副社長といえども無理に採用させるなんてことはできない・・・よね。
同じ会社にいても、わたしと彼の仕事はまるで違う。
そんなに会うタイミングはないし、わたしも仕事を覚えるので手一杯で毎日のように残業になる。
学生だった今までみたいに頻繁にデートなんてできない。
確かに、ちょっぴり寂しく感じるけれど、会っている時はとにかく優しいし、わたしのことを第一に考えてくれる。
そんな日々が続いていたある日。
彼の様子がいつもと違うことに気がついた。
どうやら、わたしの教育係の先輩に不満があるよう。
『毎日残業になるなんて、仕事の進め方が悪い』
「わたしが手間取ったりしてるから仕方ないの。先輩に文句なんて言わないでね?」
『…本当に仕事だけの関係なのか?』
『最近じゃ話題に出るのは”他の男”のことばかり』
いつもは余裕がある大人なタイプなのに・・・・
覗かせる嫉妬に、嫉妬されるほど愛されてるんだっていう感じに、くすぐったく思い胸が暖かくなる。
でも、全くの事実無根のことだから、わたしの前で嫉妬をチラつかせるくらいなら良いけれど、先輩本人に何か言ったりされたら困っちゃう。
突然、部署移動の知らせがきた。
わたしの移動先は、副社長付きの秘書。
先輩は・・・海外支店へ。
わたしは彼の秘書になりたくてこの会社に入ったわけじゃないのに――。
副社長室にいる彼に会いに行った。
彼のデスクの隣に並べられたわたしのデスク。
『これでいつでもキミと一緒にいられる』
わたしの文句なんて聞く耳を持たない。
どれだけ無理を通しての部署移動だったのか。
わたしの入社についての疑問も蘇る。
ここでちょっとリップ音などの音周りの話を。
この辺りまでで、白い佐和さんと黒い佐和さん、どちらも現れてます。
まだ嫉妬に狂い始めていないころの彼は白い佐和さん。
とても優しくてトロけるように愛してくれる。
彼と心がすれ違うようになってからは黒い佐和さん。
わたしも彼を拒んで逃げようとするものだから、彼もどんどん追い詰めてくる。
嫌がって暴れる手を抑え込まれ圧し掛かられる。
どんなに抵抗しても・・・・、圧倒的な力の差。
この2つのえっちシーン。
昨夜はぶっ飛んだ状態で聞いているから、ハッキリとはしないんだけど・・・。(笑)
佐和さんの台詞や口調での白黒の違いだけじゃなくて、周りで聞こえる効果音でも白黒の違いがあった。(と思う)
そう・・・例えば、抑え込まれた手の音。
顔の横辺りで布団に抑え込まれる”ポス”っというような布の音。
わたしがジタバタしているときの布の音。
こういう音が全く違和感なく聞こえてきて、佐和さんの声の位置もとても的確で。
このぎゅっと瞑っている目をそっと開けてみたら、目の前に佐和さんがいるんじゃないかって感じてしまうくらいの臨場感、というか現実ではないはずの現実感っていうか。
仕方なく彼の秘書として仕事を続けていた。
ところが、彼はそれだけでは満足できない。
彼の家で一緒に暮らすことを強要される。
あんなにわたしのことを思ってくれていた優しい彼は・・・もうどこにもいない。
彼の隙をついて、そっとカバンに荷物を詰め・・・・・
『荷物を詰めたりして、何をしてるんだい?』
それでも何とか説得することができた。
『分かった。少し距離を置いた方がいいかもしれないね』
解放してくれる――ホッとした。
1人で帰すのは心配だから家まで送ると、一緒に外に出たときに、『事件』が起きた。
わたしの目の前にはナイフを持った男が・・・!
彼には見覚えがあるようで・・・
なんでも、仕事上で彼と衝突してプロジェクトから外した人。
この人は後に自分から退職したのだという。
『自分はどうなってもいいから、彼女を離してくれ』
その言葉が合図になったかのように・・・・彼が刺されてしまう。
慌てて駆けよると、息も絶え絶えになりながらも、
『元社員に刺されたとなると会社の損失になるから・・・これは自分で誤って刺したことに…』
急所は外れていたということで命に別状はなく・・・
目を覚ました彼を見て、ほっと安堵の息を吐く。
『父に目覚めたと知らせてくれないかな。ロビーなら電話を使えるはずだから』
彼に言われ、病室を離れた。
わたしが出ていったのを見届けた彼は、1本の電話をかける。
相手は・・・・犯人の男。
この『事件』は彼が仕組んだもの。
わたしが離れていかないように。
男への報酬は、別の会社での仕事とある程度の地位。
『ちゃんと話は通してあるから』
どのくらい前からこの計画が動き出していたんだろう。
少し前に彼の口から『周りに妙な気配や動きがある』というのは聞かされていた。
他の会社に口利きして確約を取っているということは、それなりの準備期間があったってことでしょう。
そして・・・・
きっと追い詰められた『わたし』は彼のもとから逃げ出そうとするはずだ、と行動まで読まれてしまっている。
作られた”隙”。
その隙を『わたし』が逃さないということすら・・・。
この一見『優しくてスマートでカッコいい』人が、実は『とてつもなく腹黒だった』っていう人物設定がたまりません。
春人さんに並ぶくらいの腹黒さにクラクラする。(笑)
甘くて甘くてトロける~っていうストーリーも良いけど、甘かったはずなのに気がつけば闇に堕ちてるっていうストーリー好きだなぁ。
この作品にはキャストトークがついてます。
裏名作品だとキャストトークのないものが多いんだけど、BULLETさんはつけてきますね。
そして、このキャストトークの始まりで佐和さんにヤラれてしまいました。
これで物語は終わったかな?
と思ったところで、急に右耳接触の位置で・・・・
『侵食レンアイ case01 九條司』って息たっぷりの囁き。
ただタイトルを囁かれただけなのに、心臓が跳ね上がって思わずヤバ~い声を上げてしまった。(////)
さて、あんなにあった残りの新作も2枚になりました。
まあ、水曜にはまたどどーんと届くんですけどね。
そろそろ12月分の予約もしておかないと…。
では、明日は通常記事でお会いしましょう。
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