今日は中秋の名月…ですが、残念ながらお月さまは雲の中というとーこエリア。
それでも完全に雲の中というわけでもなく、雲を蹴散らそうと頑張っている。
何とか、ぼわーっとお月さまのいる場所がわかるという状態。
ただし!
満月は今日じゃないですからね!
ジャスト満月は土曜日の朝4時。
フルムーンウォーターを作るのは、明日と明後日の2回OKなんだそうです。
だけど、満月のお祈りとなると土曜日にってことになるのかな。
日が沈むのが本当に早くなりましたよね。
仕事が終わった17時半はまだ明るかったけど、買い物をして外に出たら(18時半)もうすっかり真っ暗になってました。
ということで、本日の本題はこちら。
AdultDirection緊縛師編
ボイスは河村眞人さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
Holic Worksさんから、3月に発売されていた作品です。
これが発売されているのを知ったのは…4月か5月。
気になったものの…他にも気になるものがあるし、買いを決めているものもあるし…。
ということで、単独発送となった時の抱き合わせ用として予備リストに入れてあったものです。
この作品。
初めての設定です。
なんと、『わたし』はアダルトビデオの女性監督。
『AV業界では珍しい女性監督』
ということなので、2巻目3巻目の『わたし』も同じ『わたし』だと思われる。(←未確認)
でも、ちゃんと恋をしているようなので、時系列が続いているというよりは、別次元(パラレルワールド)あるいはゲームチックにスタートに戻るというような感じなのかな?と推測。
ま、そこまで複雑に考えなくても良いんだろうけど。(笑)
さて、今回の彼は鳩羽縁(はとばえにし)さん。
『ENISHI』という芸名で活動している、フリーランスの緊縛師。
AVビデオ以外でも緊縛師として活動しているようです。
彼の緊縛写真集が出版されたり、テレビの特集コーナーなどで放送されたことも。
独特の敬語攻めと甘いルックスで女性人気が高い人。
今回、『わたし』は緊縛もののAVというよりは、緊縛の美しさをクローズアップした作品を作ろうと決めました。
彼『ENISHI』の持つ独特の存在感と縄の持つ淫靡さと美しさを前面に押し出すような作品を。
わたしの勤めるアダルトビデオ制作会社で打ち合わせのために会ったのが、実物の彼に会う初めて。
この初顔合わせの時、わたしと縁ともう1人、わたしと同じ会社のアシスタントディレクターをしている柳くん(声あり)が同席してます。
柳くんがいることで、柳くんと縁との掛け合い台詞があり、どんな内容の打ち合わせだったのかが分かるようになってる。
なってるんだけど…実はここのシーンが『私』にはちょっぴり不満。
理由は柳くんが喋り過ぎなんです。
だってね、監督は『わたし』。
柳くんはADなわけですよ。
それなのに、柳くんが仕切る仕切る。
縁への質問などは全て柳くんが話す。
縁への要望も全て柳くんが話す。
ずっと喋ってるものだから、『わたし』はただ柳くんの隣に無言で座ってるだけ、という状態。
これって変でしょ。
これじゃあ、まるで柳くんが監督みたい。
わたしの立場は?ってなっちゃう。
これ、シナリオでどうにでもなったはずなんです。
『わたし』が発したことに対して縁が答えたり、柳くんが補足説明したりとか。
CD的に声のない『わたし』だけど、そこはちゃんと柳くんと縁の受け答えでちゃんと『わたし』がリーダーシップを取っていけるはずなんです。
この辺のシナリオ構成はちょっと頑張ってほしいところ。
さて、この打ち合わせの時に、縁が持ち歩いている『縄』で試しに縛られてみることになりました。
わたしが。
縄の種類によって”音”が違うし”色”や”質感”も違うので、幾種類も持ち歩いているそうです。
ただし、見本とか簡易的にといった要素が大きいので短いものを。
縁が言うには本来は10メートル必要なんだそうです。
ひじ掛けのある椅子に座り、ひじ掛けに腕を乗せ・・・・
左腕には麻縄を・・・・
右腕にはアクリル縄を・・・・
背もたれとわたしの胴も縛られる。
痛くはないのに、関節を留められてしまっているので動くことはできない。
それなのに、ほんの一ヶ所、縄を通すだけでするりと解けてしまう。
このシーン。
打ち合わせしている会議室で柳くんもいるわけです。
わたしは監督だしってことで、聞いてる私がものすごく気を張ってる。
だって、柳くんの目の前でエロい顔できないでしょ。(笑)
その実、聞いている私は緊張でバクバク。
耳元で聞こえる縁の声と縄の音。
ちょ…これはヤバいかも。。。。
打ち合わせが終了して、柳くんは次の打ち合わせへと向かい…。
わたしが縁を送ろうとしたところで、彼に話したいことがあると言われた。
打ち合わせの時にこちらが提案した『いつもしている手袋を取り、素手のシーンを撮りたい』。
縛りの集中を削いでしまうからということで、この提案は受け入れてもらえなかったのだけど、このことについて、きちんと説明したいのだと。
ざっくり簡単に言うと、病的に極度の潔癖症だった母親の影響で『素手』で人に触れないということでした。
自分が触れることも、自分が触れられることも、ダメ。
ところが、さっきの打ち合わせの時に、倒してしまった熱いお茶がかかった手袋を取った素手に『わたし』が触れました。
いつもなら恐怖心から手が震えてしまうのに…何故か震えなかった。
『あの時』だけなのか。
それとも、『この人』だからなのか。
『これが』恐怖症克服の切っ掛けになるのか。
『それを確かめたい』
先ほどとは別の会議室でこの話を聞き、素手の彼が…わたしに触れる。
さっきの続きとばかりに縄で縛られる。
『痛いと言っても、辛いと言っても、止めません。本当に止めてほしい時は”縄を止めて”と言ってください』
ソフトSMでは決めたりしないけど、本格的になってくるとストップワードを決めます。
そうじゃないと危険ですからね。(お互いに)
さっきとは違う縛り方。
腕は後ろでひとまとめにされ、服の上から縄を這わされる。
さっきとは違い2人きりですから。
『私』も感覚の制限を外して…
彼の声、縄の音に意識を集中して…
やっぱりかなりヤバい。
この縄の音。
(ただちょっと音の位置が甘いけど)
作中の『わたし』、さすがにこれ以上は会議室ではマズイということで、思ったよりも早くに『縄を止めて』と言ってます。
聞いている私は『え、もう?』って思ったものの(笑)、ここは会社の中ですからね。(苦笑)
撮影の日。
縁は素手での演技に挑んでくれます。
きっと監督としてのわたしは『克服して成功すること』を望んでいるんだろうけど。
聞いている私は『素手で触れられるのはわたしだけにして、その人(女優)に触れないで』って思ってる。
実際、手が震えてしまって撮り直しになって、『私』はホッとしたけどね。
だって、私が特別だってことの証明だもの。
「このまま、終わらせたくない」
わたしは自分の思いを行動に移します。
彼が忘れていった手袋を届けに彼の事務所へ。
(個人事務所だから自宅兼かな)
これまでは着衣緊縛だったけど、この先のシーンは脱衣緊縛。
ここなら10メートルの縄もあるし。(笑)
でもねでもね、わたし止めてないのに、やっぱり途中で縄を解いちゃうの。
うーん、彼の気持ちも分かるけど(遮るものがない状態で抱きあいたい)…どうせなら最初から最後まで緊縛されていたかったな。。。
ちょっと作りが甘いなっていうところもあったけど・・・
(独特の敬語攻めと言いながら大したことないとか――)
(普段と縄を手にした時のギャップをもっとハッキリしてほしかったとか――)
たっぷりと70分越え。
縄を楽しませてもらいました。
このシリーズ、2作目は他社の監督さんがお相手で、3作目はAV男優さんがお相手ということでした。
うーん、抱き合わせ用にと思ってたんだけど、ちょっと早めに手に入れてみようかな。
(思案中)
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