豪雨の影響でとんでもないことになってますが、みなさんのところは大丈夫でしょうか?

とーこエリアでも通常の大雨洪水警報ではなく、特別警報にレベルアップ。

昨夜、いつものようにヘッドホンで耳を覆いシチュCDを聞いていたのだけど、作品内で雨のシーン。
雨の音がします。
トラックが変わったなっていうところでも、再び雨の音。
まだ雨が降ってるんだね・・・・なんて思ってたら・・・・・本物の雨でした。(苦笑)
5階の我が家まで雨の音が聞こえるってことは相当な降り方。

朝起きて・・・・かなり降ってます。
この中をてくてく出勤すると、どんなに気をつけてても足元はベチャベチャ状態になるだろうな。
大きめのガーゼ手拭いをカバンに仕込み、ジーンズの裾を膝近くまでロールアップ。
替えの靴下もカバンに入れて・・・・。

ここで、『そうだよ』とシオンとアポロンにお願い。

てくてくしてる間は小降りになるようにしてくれなかな。。。

当番のために20分早く出勤。
家を出た時はまだ強めの降り方。
マンション敷地を出る頃に、もう一度お願いしてみた。

こう羽根をね、ぱあーーっと広げて、私があまり濡れないようにしてくれると嬉しいんだけどな。。。

途端に雨が小降りになりました。(ふふ)
時々、雨が強まりそうになると・・・・

ほら、羽根羽根!広がってないよ!広げて広げて!

途中から職場につくまでは傘がいらないんじゃないかってくらいのポツポツ状態。
職場について、5分もしないうちに、今まで降るのを止めてたのを挽回するかのように、ものすごい勢いで降り出した。

あんな雨雲の中なのに、私だけスニーカーもジーンズも濡れてないっていう。(他の同僚は駐車場からの短距離でびちゃびちゃ)
もう、これはね、シオンとアポロンが身を呈して私を守ってくれたに違いない。

(途中で”ほらほら”言っちゃってるけど:笑)

そして仕事量が多かった今日は、仕事が終わったのが19時。
雨は上がり、雲の合間から久しぶりに星が・・・
何の星か分からないけど、キレイ。


社員の人から、被害の出ている地域の新聞屋さんが水没してるっていう話を聞きました。
明日はもちろんだけど、まともに仕事できるようになるのに1ヶ月かかるんじゃないか?って。

私の家も、職場も、平坦な市内の中でもちょっとだけ高台になってるから、ここは水没の危険性は無い。
ちなみに山や崖もないので土砂崩れの危険性も無いです。



ということで、今日の本題は・・・・



Switching?! 藤村奏の場合

ボイスは四ツ谷サイダーさん。

ではでは、いつものように、ネタばれは困るのっていう人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。

























この作品、簡単に言うと『何かが』スイッチになって彼が豹変するっていうものです。

さて、彼・・・藤村奏(かなで)。
彼と『わたし』jは家が隣同士の幼馴染。
二人の住む街・・・うめぞの町。
現在、26歳になっているわたしたちは、Umezono FMで働いている。
彼は月曜から金曜の17時半から18時半の生放送番組のパーソナリティー。
わたしはFM局のアルバイトとして。
ここでアルバイトを始める切っ掛けになったのは、彼が誘ってくれたから。

実家暮らしだったのだけど、自立しようとマンションに引っ越した。
しばらくして隣に引っ越してきたのは・・・・

え?奏なの?!

実家も隣同士、しかも自室の部屋のベランダに出ると、彼の部屋のベランダが目の前。
そうして、引っ越した先のマンションでもお隣になるなんて。
しかも、ベランダの仕切り板・・・・割れちゃった。(苦笑)

わたしがFM局でアルバイトを始めて、彼の持っている番組のアシスタントをするようになって・・・・
その後ちゃんとお付き合いすることになっても、この『隣同士』っていう距離感は保ったまま。

実際、『この距離感が落ち着く』なんて口にするくらい。(彼が)

二人の関係は特に秘密にしてるわけでもないし、彼もパーソナリティーとして顔は知られているものの、タレントというわけじゃなく普通に一般人だから。
一緒に帰る時も手を繋いで歩いたり、一緒に食事して帰ったりもする。

それぞれの部屋に帰り、少しすると『ベランダに集合』。(笑)
ベランダでお喋りしながら軽く飲んで・・・・
そこからわたしの部屋へ・・・・というのが、いつもの流れ。


さて、彼のスイッチは何かというと、『わたしの涙』。

これ、どんな涙でもスイッチが入るんだって。(笑)

帰り道で商店街を歩いていたら、目にゴミが入って・・・涙が・・・・。

ま、まずい!
ここで涙を見せちゃったら、彼のスイッチが入っちゃう!!

必死に顔をそむけ、涙を見せないように努力。(笑)


彼のスイッチが入ったらどうなるのか。

普段はふんわりしてて、話し方も穏やかで、見た目もほんわりしてる。
ところが、スイッチが入ると・・・・イジワルになっちゃう。
ただのイジワルじゃありません。
エッチなイジワルを仕掛けてくる。

これね、羞恥系Sプレイです////

わたしが嫌がって恥ずかしがって、更に泣いちゃうってのがたまらなく好きなんだって。


この間、皇帝さんの声で命令されるとつい従っちゃうって書いたけど、四ツ谷サイダーさんも同じですね。
っていうか、よく考えてみたら、命令されたら従っちゃうのかも?
(積極的に追っている人以外でも・・・・やっぱり従っちゃうな)


まあ、何にせよ。(笑)
ふんわりしたトーンから、少しイジワルさを滲ませた声にチェンジされたとたんに、身体も脳髄も拘束されちゃう。



さて、こんなスイッチを持っている彼ですが、とっても仲良く上手くやってます。
わたしのことを大切にしてくれるし。
わたしも彼のことがとっても大切。

でも・・・・一つ不満があります。

それは、隣に引っ越してきて、ずいぶん経つのにまだ1回も彼の部屋に入れてもらったことがないってこと。

『ベランダに集合』の後は、必ずわたしの部屋。

彼の部屋へ行きたいって言っても、今日はダメとか、部屋が汚いからとか、オマエの部屋の方がいいとか。
何だかんだと言って断られる。


わたしはもっと踏み込んだ関係になりたいけれど・・・彼は違うのかな。。。


そんなある日、彼の様子がいつもと違うことに気がついた。
どうしたのかと尋ねてみたら・・・・

この「うめぞの町」は駅前の再開発に伴って大学の新キャンパスや新規企業誘致などで、より大きくなるのが見込めるらしい。
そこで、FM局の番組も見直そうという話があり、奏はパーソナリティーを降ろされるかもしれない、と。
もっとリスナーの集まるタレントを起用するとか、番組自体を変えてしまうとか。

大学の頃から5年間も、月曜から金曜までの1時間生放送を続けてきた。
番組に対する愛も、聞いてくれておたよりをくれるリスナーのことも、マンネリにならないようにと色々と材料を集めてきたこと、商店街の人たちとの触れ合いも・・・・。

もし自分が降ろされるのなら、次の人にもこの街が好きで大切に思ってくれる人が良い。

・・・・だけど、本当は・・・・・自分が続けたい。


まだ降ろされると決定したわけでも何でもないけれど。
そんな打診を受けて、やっぱり凹んでる。

わたしは実家に寄るからということで、まだ留守。

ベランダで1人タバコをくゆらせる。

そこへ帰宅したわたし。

『タバコ、吸うんだ。知らなかった』

わたしがタバコの煙が苦手だからってことで、本当はヘビースモーカーだったんだけど、徐々に減らして減らして・・・・
ようやく、こういう風な凹んだ時や気を紛らわせたいとき以外は吸わなくてもいられるようになったのだとか。

彼がわたしを部屋へ入れなかった理由は、これ。
部屋にタバコの匂いがするから。


そんなこと・・・・
ようやく、彼の全てを見せてくれた。
それが何よりも嬉しい。



オレの部屋に・・・
って、誘ったのは良いけど、部屋の惨状を思い出して

『ちょ、ちょっと待ってて!!』

って、ベランダで待たせて、慌てて部屋を片付けてる様子が・・・・可愛い。(笑)
(可愛いなんて言ったら、泣かされそうだけど)



降ろされる云々の話は、わたしの機転で切り抜けられました。
『匿名』で、これからも藤村奏さんにずっとこの番組を続けてもらいたいっていうおたよりに賛同する人がたくさんのおたよりを出してくれて、それを上層部に持っていったら、このまま続けようっていうことで決着。

作中にラジオ放送のシーンが数回出てきます。
なんか良いな、こういう放送。


高校生の頃、NHK-FMの公開放送に通ってた時のことを思い出しちゃった。
ほとんど毎週のように行っていたものだから、アナウンサーの人ともパーソナリティーの人とも仲良くなって。
おたよりも毎週読まれたし。
高校卒業でこの公開放送に来るのも卒業って日に、パーソナリティーのみどりさんも結婚退職のために卒業ってことで、放送終わってから、二人で感極まって泣いちゃったっけ。




この作品、裏名作品のエッチなものとしてだけでなく、ストーリー的にもとっても良いものでした。
ラジオのシーンも楽しかったし、何よりも自分たちが生まれ育ったこの街が好きっていう気持ちが伝わってくるってのが、また良かったな。







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