感想に入る前に、今日もさくっと日常の話しから。
昨日と打って変って、断続的な雨の一日。
風も相変わらず強く、雨が降り始めると南側のベランダを通り越し窓に直接当たるくらい。
窓は開けていられない。
いつもなら、教室のある時だけ使うエアコンも、今日は朝からフル稼働となっている。
そんな朝、ハワイ島にあるすばる望遠鏡山麓施設の上に虹がかかったというツイートが流れてきた。
画像を見てみると、虹の橋から端までくっきりと、虹本体も滲むことなくくっきりと写っている。
虹を超えた向こうに幸運とも、虹のたもとに幸せとも言うけれど、どっちにしても幸福が目に見える形で結晶したものに違いない。
ということでお裾分け♪リツイート。
この虹画像を見た方、良いことはありましたか?
私は、10日ぶりに大好きなあの方からのリプをいただきました❤
そんな今日は、カードたちから初めてのパターンのメッセージが!
これね、どうやって読んだらいいんだ?って悩んで・・・・
これはじっくり悩まないと読み解けないぞ?っていう感触。
朝のツイートには間に合いそうもない。
ってことで、キーワードと思えた『正しい選択』だけ書いてツイート。
午前中の教室が終わってからじっくりと眺め・・・・・・
あ・・・
もしかして、これを繋げると一つの文章になるかも?
試しにやってみたら、その通り。(笑)
全ての事柄の『豊かさ』を現実のものとするには、努力と助け合いの精神を持つことが重要。
相手を優先するという性質(なかなか嫌とは言えないタイプだったりします)を持っている。
その不利な点を長所に変えていくヒントが偶然のチャンスやハプニングという形で現れる。
そのたびに『選択する』というシーンがでてくるけれど、導かれる道は正しいもの。
最初の『全ての事柄の豊かさ』っていうのは、いわゆる金星っぽいもの。
恋愛も、お金に関することも、仕事に関することも意味してる。
それぞれ出てきたメッセージを単体で見てると、意味がさっぱり???ってものばかり。(笑)
新たなパターンで来たか!っていう感じで、なかなか気が抜けません。(笑)
さて、本日の本題に入りましょうか。

画像左の『禁忌の棘-兄と妹 秘密の夜-』
ボイスは河村眞人さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
昨日の記事でも書きましたが、弟編のミスディスクにがっつり引っかかってしまったので、今日は兄編だけの感想になります。
弟編は正規ディスクが届き次第ということで。
この制作会社さんの作品、他には『監禁男子』を2枚持ってます。
これのシナリオも良かったのだけど、今回のシナリオも良いです。
途中、切なくて切なくて・・・・
自分の気持ちの持って行きどころが掴めなくて・・・・
完全にストーリーに引きずり込まれました。
まず、家庭環境から。
両親(音楽家)は仕事が忙しく、『この家』の中の存在としては希薄。
どうやら今は海外に行っているようで、兄とわたし、そして弟の3人で暮らしている。
わたしは大学生。(たぶん1年)
兄は社会人で、弟は高校生。
兄は仕事が忙しい時期になると、帰宅は深夜になる。
わたしも弟もすでに眠った後。
わたしは一度眠ってしまうとちょっとやそっとのことじゃ目が覚めない。
深夜に家の前を消防車が通りひと騒ぎになった時も、わたしだけ全然気がつかずにぐっすりと眠っていたというツワモノ。(笑)
そんなわたしがある日、ある異変に気がついた。
これは作中に言明されていることではないけれど、きっとこうだったんだろうと想像する。
眠りに引き込まれ、眠っているのか起きているのか微妙な状態。
そんな強いまどろみの時。
足音を立てないようにそっと歩く音が聞こえる。
わたしの部屋のドアがそっと開けられる。
お兄ちゃんが帰ってきたんだ・・・・
目を開けたくても開けるだけの力は出ない。
『おかえり』と言いたくても口も開かない。
手を動かすことも、身じろぎすることも。
意識だけがかろうじて残っているだけで、身体の方はすっかり睡眠状態へと移行しているみたい。
兄が近寄ってくる気配がする。
ベッドに手が乗せられ、体重がかけられ、ギシリと軋む音がする。
『寝てる、よな』
小さく呟かれる声が聞こえる。
そっと頭を撫でられ、髪の毛を梳かれ、ちりちりとした視線を感じる。
大好きなお兄ちゃん。
兄の手の暖かさと優しさに安心し、視線の熱さに自分も好かれているのだという幸福感を感じる。
この状態が心地良くて・・・・・
頬にいつもとは違う感触を感じる。
これは・・・・・唇?
微かに聞こえる兄の息遣い。
そっと触れてくる唇、軽くついばむようなキスの音。
耳元で『おやすみ』と言い、去っていく足音。
これは夢なのだろうか。
それとも現実?
そう思いながら、深い眠りへと引き込まれていく。
作中では『最初』として描かれているこのシーン。
きっと、今までもまどろみの中で兄の手を感じていたことはあったんだと思う。
キスされたことに気がついたのは、このときが初めてだったのかもしれない。
『わたし』は寝てることになってますから、『私』も寝たフリ。(笑)
最初のこのシーンのリップ音は本当に小さなものだから、余裕で寝たフリをしてました。
それが、いきなり耳元で『おやすみ』って言うものだから、思いっきりビックーーーーン!!(笑)
頭の中で、『今のは無し無し』って焦ってみたりして。(笑)
翌日から兄は数日間の休暇に入りました。
次のプロジェクトが始まるまでの間、数日間の休暇がもらえたのだそうです。
朝ご飯は兄が作り・・・・
ここで、弟登場。(笑)
ほんの少しだけど、3人でいるシーンではちゃんと弟の声が入ってます。
ということは、弟編の時にも兄の声が少し入ってるってことですね。
その日の夜。
わたしが寝入ってから兄が部屋に入ってきた。
いつものように、そっと近寄り・・・・
『寝てる?』
と、声をかけ・・・・・
この日もわたしはまどろみの中。
けれど、それは昨日よりも浅いまどろみ。
きっと今日なら目を開けようと思えば何とか開けられる。
けれど、わたしは開けない。
兄の優しい手の感触が欲しいから。
昨日のことが夢なのか現実のことなのか、確かめたいという気もあるから。
昨日と同じように囁かれキスされ・・・・『おやすみ』。
思い切って兄に話してみた。
『夢を見たの』
その時の兄の反応から、やはりあれは現実なのだと確信。
そして、少し後悔した。
・・・・言ってしまったから、もう兄は来てくれないかもしれない。。。。
そんなことを思っていたからか、いつもの時間になってもなかなか寝付けない。
そこへ、忍び寄る足音・・・・、そっと開けられるドアの音。
・・・来てくれた!
いつものように頭を撫でられ、頬を撫でられ、そっとキスされる。
わたしはもちろん動かない。
今、起きていることが知られたら、もうこの時間は二度と来ないから。
それまでの兄は、わたしを起こさないようにとキスしてきた、触れてきた。
それが、まるでわたしを起こしたいかのように触れてくる。
キスしてくる。
・・・・わたしは寝てるんだから。。
今まで触れられたことのない首筋にキスされ、思わず身体がビクンとなる。
それでも必死に寝たフリを続ける。
起きてるって気付かれちゃうから、反応しないようにしているけれど、これまでとは違う手の熱と唇の動きにキスの音がどんどんわたしを追い詰める。
幾度も繰り返される、夜。
兄はわたしが起きていて、それでも目を開けようとしないことに気が付いてる。
『こんなこと止めてほしかったら、目を開けて』
この寝たフリの状態、起きてるって気がつかれないように声も息も抑えるっていう状態。
これがCD前半はずっと続くわけです。
そして、合間に挟まる日中のシーンで、わたしが兄をどんなに好きかということが知らされる。
昼間はことさら『兄と妹』ということを強調してくる兄。
『妹』と言われるたびに、心が締め付けられる苦しさを感じる。
兄の見合い話に動揺し、こっそり弟と一緒に覗きに行ったお見合い現場。
とてもキレイな相手の女性を見て、何かを決心したかのような兄の態度を見て、自分の気持ちがハッキリする。
わたしは兄を1人の男性として愛している。
兄だってわたしのことを愛してくれてる。
だた、兄妹だから・・・・簡単には超えられない壁がある。
どうすれば・・・・・
兄に触れられ反応を隠せなくなっているけれど、決して目を開けない自分。
兄は眼を開けてほしいと思っているのか、このまま目を開けないでと思っているのか。
この時の気持ちが切なくて切なくて。。。
たまらず目を開け、好きと告げる。
目を開けたら、この関係は終わってしまうと知っていたのに。。。
翌日、兄は部屋に来ない。
だったら・・・・今度はわたしが行く。
たぶん、上司の勧めで進行していたお見合いの話を断ったことが原因になってると思うのだけど、1年間の転勤を命じられた。
きっと、あちこちの顔を立てるために仕方のないことなのだろう。
離れ離れになるのは寂しい。
けれど、たった1年、しかも国内なんだから。
そして、自分たちには決して離れない『絆』があるのだから。
この兄の話に弟編がどういう風に絡んでくるんだろうっていうのが気になる所。
ステラワースの特典CDでは、『2人を選んだあなた』ということで3Pに////
でも、この時って、兄とはすでに関係を持っているけれど、弟には告白されたばかりっていう感じで、これが初めての・・・ってことになってる。
お兄ちゃんは、妹であるわたしも好きだけど、弟も大切に思ってる。
弟の方もそれを知っていて、甘え方を熟知してる(笑)
3Pっていうと奪いあいながらも見事な連携プレイっていうパターンが多かったけれど、3人が3人とも大好きで甘い甘い雰囲気の中進んでいくっていう、なんとも甘く幸せたっぷりっていうシナリオになってました。
最初の”気付かれないように”というリップ音も小さめの密やかなシーンから、徐々に大胆になってくるリップ音。
”寝たフリをしてる”っていう自分の置かれたシチュエーション。
これは、なかなかクるものがあります。
翻弄されながらも、『シナリオ上手いな~』と感嘆。
そして、ボイスの河村眞人さん。
お初の方なんですけど・・・・
表名で見ても初めてですね。
出演作品を見ても、あの声とピンとこない。
河村さんの声幅がどんなものか分からないけれど、高からず低からずという中間層で演じてらっしゃいます。
裏名でTwitterをしているので、もしかして裏表なしで活動を?と思ってしまったくらい。
密やかなキス音だった前半。
このところ、強烈なキス音ばかりを聞いていたから、これじゃもの足りないなって思ったのだけど、話が進むに従って・・・・
全然、そんなことなかったーーー!状態に。(笑)
これ以上、積極的に追う人を増やしたくないから、積極的に追うことはしないけれど。
気になる作品に来たら、迷わずポチってことになってしまいそう。

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