生徒さんの別日への移動のために、ぽっかりと休みになった今日。
何を見ながら作業しようかなと、レコーダーのハードディスクを眺め・・・・・よし、東京喰種(トーキョーグール)。
1話目を見始めてすぐ、なんか聞いたことある声だな・・・でも誰なのかピンとこない。。。って状況に。
そこで、TVアニメ版の公式サイトへ。
おぉ!!花江くんだった!(ダイヤのAで初聞きしてからのお気に入りさん)
そうだね、そうだね。
おぉ!!豊永くんだ!(言わずと知れたシャイ様❤)
ほうほう、そうかそうか。
他のキャストを見てみると、櫻井くんも小西さんも梶くんも出てる。(ディアラバ勢)
津田さんもいる。
何話も見進めていくうちに鳥海さんや伊東健太郎さんも。
10話まで一気見してリフレッシュタイムに突入したけど・・・・
当初予定していたスバルアクセの完全完成には辿りつけなかった。(苦笑)
(別のものが”離れない”状況に陥ってしまった:笑)←私信w
さ、そんな今日はこちらの感想を。
新撰組比翼録勿忘草 第弐巻 伊東甲子太郎
ボイスは平川大輔さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
勿忘草シリーズに初お目見えの伊東さん。
今作も、長いです。
約2時間20分。(キャストトーク除く)
そして、伊東さんの魅力にメロメロ(死語?)になりました。
私が知っている伊東甲子太郎さんというのは、今の国技館の近くに道場を持っていて、そこに出入りしていた平助くんと親交があったこと。
その平助くんに誘われて新撰組に入ったこと。
けれども思想の違いから、新撰組を離れ御陵衛士を結成したこと。
近藤さんの命により、新撰組によって暗殺されたこと。
さらされている伊東さんの亡骸を引き取りにいった御陵衛士が新撰組に襲われ、この時に平助くんが命を落としていること。
今までのシリーズを聞いてきてるから、どうしても新撰組(近藤さんや土方さん)寄りの思考になってしまい、伊東さんについてはあまり良い印象は持っていませんでした。
近藤さんの暗殺を目論んだから、先回りで暗殺されたという設定になっている物語がたくさんある。
まことしやかに書かれているサイトも多いのだけど、どうもそれには合点がいかない。
自分が暗殺を計画している相手の妾宅へ誘われ、たった一人で行くだろうか?
当然警戒してしかるべき。
それを警護もつけず、全くの無警戒で飲んでいる。
それに、あの時代、『酒を飲む』といっても本当にちびりちびりと舐めるように飲むのであって、今の時代のように大量に飲みべろんべろんに酔っぱらうなんてことはないのだとか。
特に武士は、ね。
そうなると、近藤さんの暗殺計画を持っていたというのに信憑性があるのか?って疑問が湧き上がる。
さらに、近藤さんの命を受けて間者として入り込んだという斎藤さん。
よくある話によると、斎藤さんが暗殺計画を知り、新撰組に情報を持って帰ったということだけど。。。
斎藤さんが新撰組に戻ってしばらくしてから伊東さんの暗殺事件が起きている。
もし、本当に伊東さんが近藤さん暗殺計画をしていたとして、それを斎藤さんが知ったとして、その斎藤さんが新撰組に戻ったのに、『暗殺計画がばれてない』って考える方が不自然。
それなら、なおさら一人で近藤さんに会いに行き、一緒にお酒を飲むなんて考えられない。
だからかな、今回の勿忘草の伊東さんのお話というのは、私にとって、ものすごくしっくりくるんです。
物語でわたしとの出会いは、伊東さんが新撰組に入り、あちこちに挨拶回りをしていた時。
口調はとても柔らかく・・・・軽く(笑)、参謀という頭脳を使う立場であることを考えて、受ける印象は『優男』(やさおとこ)。
新撰組に入った新しい隊士たちの中には読み書きができない人もいる。
その人たちのために『勉学の会』を開き始めた。
わたしも『参加しないか』と誘われた。
隊士じゃないのにいいのかな?と思いながら、勉学の会にも、伊東さん自身にも興味が湧く。
何かとわたしを構い、ちょっかいをかけてきたり、嘘なのか本当なのか判断に困ることも度々。
それでも、人懐こく悪びれもせず接してくる伊東さんが気になって仕方ない。
作中でも出ていますが、伊東さんは文武両道。
何となく線が細く、文の方に重きが置かれているという印象を持ってしまいがちですが(他作品の影響か)、北辰一刀流の道場主になっているのだから、当然、武にも優れている。
文武両道の何が素晴らしいかって、やっぱり、『人は学ばなければならない』ってことですね。
ちゃんと学んで、いえ、学び続けて、考え続けて、現状を把握し、視野を広く持つ。
ただ強い、というだけではなく、教育の大切さと信念を持つことの重要性を知っている人だった。
粛清という力と恐怖による支配ではなく、多様性を認めたうえで対話によって、より良い方向を導き出せるのだと考えた人だった。
彼がわたしにちょっかいを出したのは、伊東さんたちのような新しい考えを持った人たちと、近藤さん土方さんのような考えを持った人との潤滑剤になると思ったから。
そんな打算的な気持ちから。
それでも、いつしか恋をしていた。
彼がわたしを好きだと思ってくれたのと、わたしが彼を好きだと思ったのと、いったいどちらが先だったのか。
どうしても埋められない自分と近藤さん土方さんの考えの違い。
このまま新撰組に居続けることはできない。
新撰組から離れる決心をした伊東さんは、わたしに訊いてくる。
全ての決定権は『わたし』に。
このまま新撰組に残るか、彼について出ていくか。
もちろん、彼についていく。
いくら恩を感じている新撰組であっても、一生側に居たいと思う人と別れ別れになるなんて考えられない。
絶対に嫌。
今回も泣きました。
悲しいのではなく、嬉しくて。
新しく始まった生活。
そんな中、唐突に、本当に唐突に・・・・・
『夫婦(めおと)にならないか』
プロポーズ。
作中のわたしも、聞いている私も、このタイミングでプロポーズされるとは思ってなかった。
プロポーズした本人も、驚いてましたが(笑)
嬉しさのあまり泣いていると(私が)、『泣くな』と言われた(伊東さんに)。
無理だよ。
嬉しすぎて、涙を止められない。止まってくれない。
『明日、街へ出た時に櫛を買ってあげる』
うんうん、と頷きながら、またしても号泣。
『10個でも100個でも』
思わず、吹き出し、泣き笑いの状態で、『1個でいいから』と私が答えておきました。
作品は、この一番幸せな場面で終わり。
このあと待ちうけているだろう悲劇の欠片もないところまで。
この幸せな状態が一日でも長く続くようにと願わずにはいられない。
さあ、今回も『櫛』が出てきましたね。
ということは、比翼録では『櫛』を登場させるってことでいいのかな?
だとすると、毎月1回プロポーズされて、そのたびに嬉し泣きをするということになりそう。
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