昨日、折り込みのみんなで話していたこと。
『明日の仕事は1日入れになるから、きっと多いよ。ポスティングもあるしね』
まさに、この言葉の通りとなりました。
午前中は10000部超えのポスティングを作り、午後から通常の仕事。
しかもどんなに頑張っても1種類だけ溢れちゃう。
仕方ないので、この1種類は手入れ作業。
これが終わったのが16時過ぎ。
それから、月曜付の広告を作って……。
帰宅したのは19時半。
もう、全員がへろへろの状態。
小さなミスを連発するから、『集中集中』って心の中で唱えるのに…その直後にまた小さなミス。
業務終了したときには、みんなで『やっと終わった~』って雄叫びをあげましたよ。(苦笑)
という感じなので、さくっと進めてしまいましょう。
今日はこちらの感想です。

アバンチュール~禁断の一夜~
ボイスは須賀紀哉さん。
ではでは、いつものように、ネタばれは困るのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
アバンチュール。
これは、フランス語で、意味は…『恋の冒険』 『恋の火遊び』。
こういうタイトルがついているけれど、今回の『アバンチュール』1作目はとても切ないラブストーリーです。
確かに、ある側面だけ見ると、『恋の火遊び』なのかもしれない。
けれど、彼とわたしの心にあるものは、そんな危険な遊びを楽しむといった意味合いのものではない。
とても、とても真剣で、とても、とても辛いこと。
そんな苦しいラブストーリーです。
もちろん、キャストさんの名前を見て気が付いていると思いますが、とある方の裏名となってます。
一応、18歳以上推奨作品ということになりますか。
お話の始まりは、大学進学を切っ掛けにして実家から離れた兄が10年ぶりに帰省するところから。
『兄』といっても血の繋がりはない。
連れ子有りの再婚だったのだろうと想像される。
父は遠洋漁業のために不在がち。
今回の一週間の帰省中も留守だった。
母はもう何年も前に亡くなっている。
はっきりとした年数は語られていないけれど、現在28,9歳になっている博巳(兄)が高校2年の時にはすでに他界していたようだ。
『わたし』は『兄』のことが大好き。
そして、『兄』もわたしのことを…。
いくら血の繋がりがないとはいえ、わたしたちは兄妹。
兄・博巳は逃げた。
大学進学という大義名分を見つけて。
お互いに会わずにいれば、この『恋心』は薄れるかもしれない。
消えてなくなるかもしれない。
そんな小さな望みを持って。
今回、帰省することにしたのは、あることを告げるため。
日本への帰国予定のない海外勤務につくことが決まったから、そのことを告げ、妹への思いに終止符を打つため。
博巳のもくろみは失敗に終わります。
お互いに『好き』の気持ちがあるのだから、そう簡単に終われるわけがない。
しかも、かろうじてギリギリのラインで押さえこんでいたのに、この先そう簡単に会えなくなる、いや会わないという状況が待っているのだから。
そんな危うい均衡はほんの少しのきっかけさえあれば、簡単に崩れてしまう。
『本当に後悔しないか』
と、問われ、後悔なんてするわけがないと思う。
ずっと好きだった兄に抱かれることの、どこに後悔する要因があると言うの?
ただ、これが本当に正解だったのか。
兄と妹としての立場で生きていく2人が、このことを切っ掛けにどう変化するのだろう。
『これが最初で最後』
お互いの熱と思いを記憶にだけ残し、新しい恋をすることができるのだろうか。
お互いに別の、パートナーとなる人が現れた時、この過去の出来事が重荷にならないのだろうか。
兄と妹である以上、そこを無視できるわけがない。
『最後の思い出に』
確かに、もう会えないのなら、最後に愛された記憶が欲しい、と。
彼の肌の熱さと重みを感じたい、と思う。
禁忌だからという理由でこの先の人生を別に進むのなら、どんなことがあっても禁忌の壁を壊すべきではなかった。
禁忌だと自覚し、それでも相手が欲しいのだと、どうしても手放すことはできないのだと言うのなら、どんな手を使ってでも一緒に生きていく道を探すべき。
特に、いつ戻るとも分からない海外勤務になるというのだから、こんな好都合なことはない。
世間の人に、戸籍を見せなければいけないなんてことはないのだから、『夫婦』としてでも『恋人』としてでもどうとでも説明できるじゃないか。
血の繋がりがないのだから、もっと合法的に道もあるかもしれない。
本気になれば、できないことなんて何もない。
必ず、道は開けるものだよ。
思わず、後押しをしてしまう結末を迎えてます。
このまま別れるという道を選んだかに見えますが、きっとお互いに諦めきれず、一緒にいられる方法を模索していくのではないか…と希望的観測。
さて、せっかくの18歳以上推奨作品なので、そっちもちょっと書いておきましょうか。
私がこの作品の概要を知った時、内容もさることながら、キャストが須賀紀哉さんということで迷わず購入を決めました。
息が多めで声に息を絡める引っかかりのある声ってのが大好きな私にしては珍しく、息が多めなわけでも引っかかりがある声でもない。
だけど、この人のリップ音って好きなんです。
なんかね、すごく自然なの。
吐息もね、自然なの。
あまりにも自然だから、気が付くと持っていかれてるみたいな。
そんな感じ。
下野くんとはまた違った意味で、『この人のリップ音には弱い』ってことになっちゃいますね。
表名で1枚。(ただし、単独ではない)
裏名で2枚目。
どれも、艶有り低音ボイスは使っていないのだけど、もともとが諏訪部さんばりの艶有り低音ボイスの方だから。
これで、決めセリフ的にあの艶有り低音ボイスで囁かれたら……とんでもないことになりそうです…(次、そういうのが聞きたいw)
最後に余談ですが。。
『イク時に名前を呼んで。博巳って呼んで』と言われます。
最初はね、ちゃんと『わたし』として聞いてますから、『名前を呼んで』って言われたら『えーと…確か博巳だったよね?』なんてサイトの情報を思い浮かべたりしたんですが。。。
途中からぶっ飛んでますから(笑)、しっかり別の方の名前を呼んでました。
博巳お兄ちゃん、ごめんなさい。(爆)

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