昨日の夜。
いきなり思い立った部屋の模様替え。
去年の今頃も、急に思い立って大規模な模様替えをしたっけ。
今回は、やはり大物をいくつか動かしたから
中規模模様替えといった感じかな。
模様替えの場所は教室スペース。
部屋の中央にあったビーズ棚を壁際に移動。
壁際にあった息子のベッドを、昼間はソファとして使えるように
パソコンスペースだったところへ移動。
2個目の教室用テーブルのあったところへパソコンデスクを。
棚があったスペースに2個目の教室用テーブルを配置。
奥行きが広くなったから、前よりも部屋が広く感じるな。
というところで、今日はこちらの感想を。

くらやみがたり~幽艶一夢~
ボイスは津田健次郎さん。
ではでは、いつものように、何にも知らないで聞きたいのって人や
こういうのって興味ないんだよねって人は
このまま回れ右してお帰りくださいね。
この『くらやみがたり』。
どうやら、夏の風物詩として発売していくようですね。
今回の語り手は六条幻夜。
時は幕末。
一作目は六条幽夜で時は大正だったから、
幽夜の一代前の人って感じなんでしょうかね?
今回、幻夜のもとを訪れたのは、吉原の遊女だった『わたし』。
わたしは『誰か』に憑かれている。
もっとも、この『誰か』ってのはわたしの知っている人。
知っているどころか・・・・・・愛した人。
どうして幻夜のもとへ来たのかと言うと、憑きモノを落としてもらうためではなく、
あの人が何を言いたいのか、それを知りたかったから。
幻夜曰く、死者はよほどのことがなければ言葉を口にしないのだと言う。
あの人は、人斬り。
尊王攘夷派の彼は京都で暴れ追われる身となった。
江戸に逃れてきても、人斬りとしての生活は変わらない。
そんな中、わたしがいる吉原の遊郭に匿われることとなった。
怪我をした彼の世話をして・・・・・恋に落ちた。
水揚げ間近のわたしを誰にも渡したくなくて、
商家の旦那を切り殺した彼。
初めて思想に関係なく犯してしまった罪。
わたしは・・・・彼に抱かれた。
(この時のキスマークをつけるキス音で・・・やられてしまいました:爆)
だけど、わたしは・・・彼を裏切っている。
尊王攘夷派の動きを幕府側に流しているのだから。
この情報がもとで彼が捕えられ、処刑されてしまったのだから。
彼に恨まれていて当然。
彼が『死ね』と言っているのなら、喜んでこの身を差し出すのに。
彼の言葉を代弁してくれる幻夜は、恨んではいないと言う。
全ては知っていたことだと。
彼はわたしの裏切りも全て知っていた。
わたしの身を守るために、わたしの命を狙う人たちを憑り殺した。
わたしに言いたかったことは、
『生きろ』
今回のお話は、とってもとっても切ない。
前回ほど怖くはないかな。
耳元でゾクッとするセリフはあるものの、
一作目のように背筋が凍るような怖さはない。
やっぱりね、切ないの。
わたしはわたしの視点でしか見えてなくて、
それを彼の視点から語ってくれる。
そこで初めて、物事の表も裏も見えてきて・・・。
これ以上、どうすることもできなかったことなのかもしれない。
それが、この時代の性(さが)なのかもしれない。
あ、今回はちゃんとお代を払いました。
といっても、
『これ以上、嫉妬されてもかなわないから』
と、手の甲へのキスでしたけど。(笑)
夏の風物詩にしたいということなので、次回は来年の夏、でしょうか。
津田さんの独特の語り口が、
このちょっと怖いお話にピタリと合っていていいんですよね。
何人も出てくる人物すべて津田さん一人で演じ分けているというのも
聞きどころの一つですね。
さあ、昨夜はこのくらやみがたりだけで・・・・・・・終わるわけがない。(爆)
何だか無性にルキが聞きたくなって・・・
くらやみがたりで何かのスイッチが入ったのか。
それとも、津田さんの声でスイッチが入ったのか。(まさか)
何の関係もなさそうなのに・・・・
発売後、毎日に近い勢いで聞いてきて・・・
何回聞いたんだろう・・・5回?6回?
その中で最大級の悦楽を感じてしまった。
うーん、いったい何のスイッチが入ったんだか。
そうそう、愛用しているオーディオテクニカのヘッドホン。
2年くらい使ってるのかな。
スポンジ部分の合皮が痛んできてて・・・
これって消耗品だからお取り換え用が売ってたはず、ってことで、
今日、息子にアキバのヨドバシで買ってきてもらいました。
2年くらいでダメになるのって普通なのかな。
それとも、時々号泣して濡らしてしまうから?
まあ、何にせよ、今晩から新品の感触です。(笑)

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