さあ、たいへん長らくお待たせいたしました。
今日は、『禁断吸血鬼~紅薔薇ノ王~』の感想です。
全く内容を知りたくないの。
まっさらな状態で聞きたいのよ。
って人は、このまま、一番下までずーーと下がって、ペタしてお帰り下さいね。
ちょっとは内容知りたいの。
もう、聞いたもーん。
って人は、このままお進み下さい。
この作品。
ボイスは森久保祥太郎さん。
そう、私の大好きな大好きな・・・・大好きな、お方です。
これを手にするまで、本当に長い道のりでした。
『届かないよ~』
という、私の嘆きに根気強く付き合って下さった読者の方たち。
励ましのコメントをくれた方たち。
本当にありがとう♪
って、14日発売で手にできるはずが16日着って
冷静に考えれば、たった2日なんだけど・・・(苦笑)
それでも、私にとってはものすごく長い2日間でした。
ふぅ・・・
ということで、16日。
取り込みを最高音質に設定し、パソコンに取り込み。
ベッドの枕元用のミニPCにもコピー。
さあ、いつものように部屋の電気を消し、ベッドに横になり、ヘッドホンを装着。
よし、準備万端。
ドキドキと期待に胸を膨らませながら・・・・
あぁ、祥ちゃんの声だ~❤ (って、当たり前だけど)
全編、ダミーヘッドマイク録音。
音質は・・・・・・とってもいい。
(これは、最高音質で取り込んだからなのか、元々いいのか分からないけど)
構成から見てみると、『感応時間』や『雨枕』や『DIABOLIK LOVERS』と
『官能昔話』との中間という感じか。
『感応時間』も『雨枕』も『ディアラバ』も再生するとすぐ、話しの中へと入っていく。
この『禁断吸血鬼』は『官能物語』同様、話しの中へどっぷりと入る前に、
ヘッドホンやイヤホンを装着する時間や、左右のチェックがあったりする。
彼が、右にいるのか、左にいるのか、後ろにいるのか、それとも前にいるのか。
それを、会話の中に取り込みながら、聞こえる位置で彼がどこにいるのか、
最初に聞き手に分からせてしまおう、ということか。
で、この初っ端の聞こえ方と彼の位置を頭が理解するという中で、
耳や首筋に彼の息を吹きかけられ、キスされて・・・
もう、ここだけで腰砕け・・・
それから、なんか・・・匂いを嗅がれちゃうんですよ///
もしかしたら?
って思っていたんだけど、
私ってば、この匂いを嗅がれるっていうのに弱いみたい。
ディアラバのカナトも匂いを嗅ぐんですよ。
そんなカナトにもゾクゾクしたんだけど、今回もやはり匂いを嗅がれてゾクゾク。
そうか!
吐息のように吐く息音だけでなく、嗅ぐような吸う息音にも弱いんだ。
私の指先が冷たいから温めてあげると、
『指に』息を吹きかけていたはずなのに・・・
今、キスしてるのは首だよね?
しかも、『つい味見』だなんて。
あぁ、やっぱり、私って『息』に弱いわ。
この吐息の連続攻撃・・・・もう殺人的・・・・・・
過去を語ってくれる。
遠い遠い過去からの、長い長い時の流れ。
永遠に続く・・・時の流れ。
仲間に裏切られ、心に傷を負ったまま・・・・止まることのない時の流れの中で。
もう、裏切られたくないから
もう、二度と仲間は作らない
口ではそう言いながら、それでも心の中は違うよね。
永久に続く時をたった一人で過ごしてきて、これからも過ごしていく。
『孤独』という寂しさ。
信頼していた仲間からの裏切り。
堅く閉ざしている心の扉。
・・・・彼の心の扉を開きたい。
・・・・彼の心に触れたい。
・・・・彼の支えになりたい。
・・・・『孤独』と『悲しみ』を纏っている彼を『愛』で包んであげたい。
気が付くと、鼻の奥がツンとしてきて、涙がこぼれてる。
涙が止まらない。
声をあげて泣くというのではない。
ただただ、涙が流れていく。
胸が苦しい。。。
彼のことがとっても愛おしくて。。。
再び、『味見』と称して血を吸われてるけど・・・
『味見』って割には・・・吸い過ぎてないかい?
いや、ディアラバで吸われ慣れてるから、この程度の吸血は平気だけどさw
あぁ、そしていよいよ『契約のくちづけ』・・・
味見であーんな感じなんだから・・・きっと・・・・/////
・・・・・・・はい?
・・・あの・・・すみません・・・もう終わりですか(爆)
もっとたっぷりお願いします///
物足りないんだよ~このやろww(爆)
いや、いや、この先、まだ少し時間があるから・・・きっと////
ほらーほらー、ベッドに押し倒されちゃうし~///
台詞はエロいし~///
きゃ~❤ドキドキ
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・ん?
・・・・終わり????
えーと・・・えーと・・・・・・コホン・・・
味見の方が濃厚だって・・・いったいどういうことだよぉ~(涙)
こんなのって・・・こんなのって・・・・えーん・・・泣いてやるぅ・・・
はぅ!
そうか、台詞から察するに「ドS」な公爵様は・・・寸止めプレイをされたのね?!
いらんわ、そんなプレイ!
この身体の疼きをどうしろっていうのよ。
こんなんじゃ、絶対寝れないでしょうよ。
ってことで、速攻性のあるディアラバのカナトにご協力をいただき、
感応時間の檜山さんに寝かしつけてもらったわけなんですが・・・。
えーと、製作はティームエンタテイメントさんでいいんですかね?
(感想はがきの宛先ですが)
どうせ、やるなら、とことんガッツリやっちゃってください。
なんか、シリーズ化という話がちらほら聞こえてきてますから、
きっと今回のは『どんな反応が来るかの様子見』ってところもあったんでしょう。
あんまりやっちゃっても、『エロすぎて嫌だ』ってなっても困るし、みたいな。
でもね、そんなことないです。
ガンガンやってください。
『エロすぎて嫌』って人は、エロトラックをスキップして聞けばいいだけの話。
『エロが好物』の私のような人には、何とも物足りない。
作品としてももったいない。
やっぱり、後半に・・・クライマックスに向けて、
どんどんエロさを加えて盛り上げていかないと。
それから、途中で何ヶ所か入る『タイトルコール』。
あれは、不必要。
だって、聞き手である私たちは、自分が何を聞いているのか知っているんだから。
それを、いくら好きな人の声だとはいえ、
タイトルコールが入ると気持ちの繋がりが途切れちゃいます。
どうしてもタイトルを入れたいなら、最初と最後だけでよろしい。
そして、実はトラック分けも、こんなに細かくする必要性を感じない。
トラックとトラックの間にどうしても入ってしまう微妙な空白の時間。
BGMやSEがない全くの無音の箇所で切り替わるなら気にならないのだけど、
何かしら音が入っている時は、この微妙な空白が気になってしまう。
そうね、世界の中にグッと深く入り込んで沈み込んでいるのに、
音・空白・音という聞こえ方の繋がりで、ふっと気持ちが素に戻りかける。
このトラックの問題は、他の作品にも言えることなんだけど、
どうも気になってならない。
もちろん、全く気にならないものもある。
極力SEの少ない感応時間は、セリフとセリフの間の無音も効果的に使っている。
その部分にトラック切り替えを持ってくるから気にならない。
(一部作品にはSEが入ってる部分で切り替えがあって・・・「ちっ」てとこあるけど)
それに、あまり評判は良くないようなのだけど(苦笑)、
1トラック60分のディアラバ。
これは1トラックだから当然音の切れ間もない。
この手のシチュエーションCDは最初から最後まで通して聞いて
どっぷりとその世界にトリップする。
聞き手である私たちは、その世界へ誘われるわけですから。
そうすると、途中から聞くってことは、本当にイレギュラーなこと。
聞き手側の都合でのイレギュラーな事態なのだから、
そこは作り手側は考えなくていいのかなと思う。
作り手は『頭から飛ばさないで最後まで聞いてね。いや聞けよ』
ってなくらい強気な態度で良いと思ってる。
ってね、こんなトラック分けのこととか書きましたけど、
こんなことは、些細なこと。
ちょっと我慢すれば済むことですから。
タイトルコールだってね、必要ないけど、いいよ、言いたかったら言っても。
ちょっと気分がそがれるけど、気にしない方向で頑張るよ。
私、大人だからさ。
いいよ、そのくらい我慢してあげるよ。
だから・・・
だから・・・・
だから、お願い!
味見よりも、もっともっとエロく・・・
『エロさMAX』の状態のまま終わってください。
寸止めプレイは勘弁して
・・・・だって、ほら・・・わたし大人だから////
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