とある小説の感想を書きながら、思ったことがある。
相手のことを嫌いになって別れた、あるいは離れたのでない限り、
想いはいつまでも胸に残っているのかもしれない。
どんなに胸の奥深くに封印したいたとしても・・・
中学生のころから、今で言うところのBLの世界へ片足を踏み入れ、
高校生のころには、両足で踏み込んでいた。
もちろん、現実の世界で恋はしていたが。
専門学校生、OL、そして結婚。
関わりの深さに差はあれど、
アニメから、BLから、完全に撤退することはなかった。
もちろん、私の声好きも変わることなく。
でもそれは、アニメや映画の吹き替えで気に入った声があると、
エンドロールでチェックして『ふむふむ』、と満足する程度だった。
そんな中、『お気に入りの声』という括りから頭一つ飛び出る声に出会った。
置鮎龍太郎さん
そうね、2.5次元萌えとでもいうのかな。
もちろん、知り合いでもなければ、実際に会ったこともない。
会うどころか動いている置鮎さんだって見たことがない。(このころは)
それでも、『好き』という気持ちは膨れ上がっていく。
一応、ネットに接続できる環境はあったものの、
今のように検索機能が充実しているわけでもなく、
誰かが作ってくれるHPに頼るしかない、という状況。
彼が出ているアニメを追いかけ、ドラマCDを買い、情報誌を見る。
そうして出会った情報・・・
『結婚している。お相手は同じ声優さん』
どんなに『好き』という気持ちがあっても、
出会うことはない。
だって、住む世界が違うから。
どこにも、何も接点がないから。
さらに、私も結婚してるし、彼も結婚しているという事実。
ダメだ、こんな不毛な感情は封印しなければ。
現実世界で、いくつもの出会いと、別れと、恋をした。
再び、ボイスの世界へどっぷり浸かることとなったこの一年。
このブログを立ち上げる切っ掛けになったのは、
諏訪部順一さん
あのころの気持ちが蘇る。
また、2.5次元萌えしてしまったよ・・・
でも、今は昔と違う。
私が独身に戻ったということもあるが、
普通に過ごしていれば決して交わることのない世界だけれど、
何か努力してみれば、何かしら接点ができるかもしれない。
今、私にできること。
それが、このブログを書くことだった。
彼への恋心と、偽らない自分。
こんなにたくさんあるブログの中で一般人である自分のブログが
彼の目に留まるなんて確率はとっても低い。
でも、きっと0(ゼロ)じゃない。
そんなある日、置鮎さんが離婚していることを知った。
昔、封印した気持ちが溢れてきた。
今、『好き』と思っているのは、諏訪部さんのはずなのに。。。
なんだか・・・浮気しているような、変な感覚。
Twitterで、毎日彼の言葉を読む。
いや、頭の中で自動音声変換されるから、言葉を聞くという感覚か。
外界の音とともに毎週幾度か彼の声を聞く。
ヘッドホンで直接声を耳に流し込む。
恋心が加速していく。
そう、
私は、毎日恋をする。
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