今朝、洗面台の鏡の前で(背後に目をやらないように注意しながら)、

髪の毛をセットしていた時のこと。



リビングという名の息子の部屋から・・・



「え???!」



という、叫び声にしては中途半端。


驚いたにしても、やはり中途半端な声が聞こえた。




家中全てのドアを開け放してある我が家。

洗面台のドアを開けると、息子が見える。



「今、何か叫んだ?」


「・・・テレビにさ。高校のときの友達とそっくりの顔と声の人が出た・・・」


「え~、それ本人なんじゃない?」


「でも、髪長いんだよね」


って!髪の毛くらい伸びるわい!



で、メールで確認したら、


『昨日、インタビューされた』と。



私は見ていなかったのでどんな内容なのかはっきりは分からないけれど、

映画館の割引の話だったようで。



『でもさー、あれってヤラセ的なんだよ。撮り直ししたし』




うーん、世間にある『一般人のインタビュー』

いったいどこまでが真実なんだろうか。




もうずいぶん前のこと。

そう、あれはまだオークションをしている時、

だけど、「青空工房」っていうビーズ教室の屋号をタイトルに出品していたから

もう、離婚しているころ。

8年から10年くらい前って感じかな。

それでもまだパソコンの普及率も今ほどではなく、

主婦でパソコンを使い、オークションをするってのが珍しい時代。




突然、読売ウィークリーからメールが来た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


主婦の人でオークションをしている人を探していて、

たまたま検索したらトップで表示されたのでメールしてみました。

取材協力お願いしたいのですが。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


要約すると、こんな感じの。



確かに、「主婦」、「オークション」で検索かけると、トップに来てました。

なにしろ、サイトの始まりが「あ」だし。



取材は電話で。

謝礼も(少しだけど)出る、という。



どうしようと、ちょっとだけ迷ってから、OKのメールを出した。



その何日後かに、電話で取材を受けました。



オークションに出品するようになった切っ掛けは?

今までトラブルは無かったのか?

何を出品しているのか?

これらの作業は一人でやっているのか?



まあ、細かいことは忘れてしまいましたが、

だいたいこんなこと。



この頃、オークションに出していたのは、

ビーズアクセサリーと小さくなった子供服。

その他には懸賞にハマっていたこともあり、

懸賞で当たったけれどいらない物も。


この当時はネット人口もそんなに多くなかったこともあり、

ネチケットはきっちりしていたんですよね。

トラブルになることはありませんでした。




そうして、私のインタビューが載った雑誌と、

謝礼として「ワイン2本」の詰め合わせが届いた。



・・・なんだ、現金じゃないのか。。。




ワクワクしながらページを捲ると、


「おっ、あった。どれどれ?」




・・・・・・えーと、これは・・・誰のことでしょう???




そうなんです。

私の答えたこと、一つとして正しく書いてくれた部分はありませんでした。


いつの間にか、近所の主婦友たちとの共同作業で

着れなくなった子供服『のみ』を出品していることになり、

落札されて入金されたら、そのお金は


「みんなとお茶するときのお菓子代で使う」


ことになっている。



えーと、わたし・・・一言でもそんなこと言いましたっけ?




雑誌に載っている「体験者の話し」みたいなのは・・・



全部、信用しないぞ!!





この時もらったワイン。


もちろん、オークションに出品し、8600円で落札。




嘘ばかり書き連ねられたインタビュー記事は


8600円の価値だったようです。







あぁ、もちろん記者の方に報告しましたよ。




ご存じのように子供服だけを出品しているわけではありませんので、

頂いたワインを出品して8600円になりました。




ってね。









人気ブログランキングへ

ブログランキングに参加中


やっぱりヤラセってあるんだねって人も、私にもそういう経験ある!って人も



よかったら、ポチっとしてあげてくださいな