異業種のことって知らないことって多いですよね。


私も、新聞屋さんに入るまで、

どんな時間に、どんな流れで進んでいくものなのか知らなかった。



まずは社員構成。


社長が1人。

所長が1人。

事務員が2人。

専業さんと呼ばれる正社員が8人。

折り込みさんが6人。

集金さんが9人。

夕刊配達が5人。

朝刊配達が・・・20人くらい?(うち中継者1人)



例えば、明日の朝刊が配られるまで、

そしてその後の流れを追ってみよう。



朝9時40分。

折り込みのノート当番が出社。

これは広告の配送伝票をノートに書き、

それぞれの指定区域に指定された広告が入るように組み分けをするんです。

例えば、現在5300軒の広告の束を作っているのだけど、

全ての広告がこの枚数来ているわけではなくて、

3000枚をこの地域とこの地域だけに入れてほしい、とか。

1500枚をこの地域中心に入れてほしい、とか。

広告主によって色々あるわけです。



朝10時。

折り込みさん出社。

ノート当番の組み上げたように広告を開梱し、作業台に積み上げる。


私たち折り込みの仕事時間は、「仕事が終わるまで」

早ければ12時には終わってしまうし、

仕事量が多ければ、それなりに。

めちゃくちゃ忙しい時なんかは20時を過ぎることだってある。

とにかく、終わらなければ帰れない。



14時20分。

夕刊が店舗に配達される。

社員が5ブロックに分けられた地域に新聞を分ける。



14時30分~40分。

夕刊担当者が配達へ出発。



15時。

社員が出社。

これは、休みの社員以外全員がお店に戻ることになっている。

ちなみに休みの社員は18時くらいに電話を入れて

明日の変更がないかどうかをチェックすることになってる。



17時。

事務員退社。



19時~19時30分。

外周りに出ていた社員が帰社。



20時~20時30分までに。

社員および所長が退社。



深夜1時30分。

早番の社員2名が出社。

2時くらいには朝刊が店舗に配達される。

社員が新聞に折り込み広告をセットする。

(昔はこれの専門さんがいたらしいのだけど、今は社員でやってる)



2時30分。

配達地域が店舗から近い人は店舗に出社。

遠い地域の人は何カ所ある中継地に。



7時。

日勤の社員が出社。

入れ替わりに早番が退社。



9時。

事務員が出社。




これが、基本的な一日の流れ。




そして、集金は月単位で動くことになる。



23日。

古新聞を入れるパッケージや小冊子などの配布物と

証券(領収書)が集金さんに配られる。

自分の車で取りに来る人もいる。

私のように自転車で行動する人には自宅まで届けてくれる。



25日。

集金開始。



月末日の11時30分。

1回目の〆日。

自分の集金総額の80%がノルマになる。



翌月5日11時30分。

2回目の〆日。

95%がノルマ。



8日11時30分。

最終〆日。

98%がノルマ。

この日までに完納できれば完納手当が付く。





それから、これも意外と知られていないことなんだけど、

「○×新聞を取りませんか」と新規開拓の声をかけてくる人。

この人たちって、社員じゃなくて勧誘専門の外部チームなんです。


契約期間中や他紙と交互に契約しているお宅に

「購読の継続いかがですか」と声かけするのはそのエリアの担当社員。




他の新聞販売店でも大きく変わることはないと思うから、

だいたい、こんな感じが標準と思ってもらえればいいかな。







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