今日は、一昨日の記事のコメントからの派生記事を。
以前、「無視もDV」だという記事を書いたことありますが、
「無理解も一種の暴力」という意見が寄せられています。
「女性から見てどうしても理解してくれない男性への対処法は?」
考えてみたら、私、対処できませんでした。。。
一番直近の彼が「無理解」な人でした。
私のことを分かろうとしているのか、していないのか。
話をしているのに、どうも噛み合っている気がしない。
最初は、「これからゆっくりお互いのことを分かっていけばいいんだ」
と、たいして困ったこととして捉えてはいなかった。
ホントに些細なことから、ちょっと心に引っかかる大きなことまで。
例えば、こんなことがありました。
彼の部屋で映画を観ることになった。
ケーブルテレビで有料配信される映画。
メニューを開いて選び始める。
「何がいい?」と聞かれ、
「サスペンスかホラーがいいな」と答える。
タイトルは忘れてしまったが、
まだ観たことのないホラー映画のタイトルを見つけた。
「あ、私これがいいな」
「・・・」
無言でメニュー一覧を表示し続ける彼。
――他にも観たいのあるかもしれないし、ね。
と、一緒にメニューを見続ける。
何やらリモコンを操作して納入画面に変わった。
と、始まった映画は・・・「ブラッド・ダイヤモンド」
・・・はっきり言えることはさっき選んだ映画はコレじゃないこと。
ホラーが観たくないなら、そう言えばいいのに。
もう、購入しちゃった後だから、今更ごねるなんて大人げない。
私の2種類の仕事も結婚への考え方も、
理解してくれているものだと思っていた。
私には特に結婚願望というものは無く、
彼も、今更急いでどうこうという年齢じゃないからということ。
結婚話が絡まない恋人関係という、気持ち的にとても楽な相手。
だったはずなのだが・・・。
時々、話しの端々に彼の家に私が越してきたらという前提でしか
有り得ない内容の話が出てくる。
しかも、彼の中では「専業主婦」を望む気持ちが大きいことが見て取れる。
じゃあ、私の仕事は?
彼の仕事から見れば、新聞屋さんはどこにでもあるし、
体力勝負的なところがあるから、いつ辞めても構わないというスタンス。
集金だって、すんなり払ってくれる家ばかりではないから
時々は愚痴りたくなる。
集金仲間とだって、「もういつ辞めてやろうか」なんて言い合いながらも
みんなずっと続けている。
だって、これって仕事で大変な思いをしたときとか、
本気じゃなくても(本気が混じってても)「もう辞めてやるぅ~」
なんて言ったりしませんか?
そうやって言い合うことでストレス発散してるみたいな。
ビーズの教室の方も、すごく軽く見られていて・・・
そう、まるで――趣味――。
確かに趣味の一つであることに間違いはないけれど。。。
もちろん、教室を持っていることも知ってる。
この当時は公民館やサークルでの出張講習もしていた。
そのことも知ってる。
それなのに・・・なのだ。
確かに収入を比べれば、彼と私は雲泥の差。
彼にしてみれば、お小遣い程度の稼ぎしかない
というふうにしか見えないだろう。
それでも、好きなことを仕事にして、好きな仲間と仕事ができる。
この環境を手放したくない。
今は手放したくない。
その気持ちを話すと、
「分かってるよ。だから急いでいない」という。
それなのに、具体的な時期が読み取れるような話になると・・・
・・・どうやら、2年後くらい。。。
2年って、私にしてみれば、「すぐ」、「近々」、「直近」なんですけど。
どうしても、どうしても、噛み合わない。
どう言っても、どう伝えても、分かってもらえない。
もっと細かいことも、まだまだたくさんある。
意識のすれ違い。
話をすれば分かりあえるはず、というのは幻想なのかもしれない・・・
そう思えてしまう。
意見を求められて、自分の意見を言う。
私が話したことは、彼の中でどう消化されて、どこへ消えてしまったのか。
結局は、私の意見はほんの少しも活かされず、彼の思うままに決まる。
段々ね、何を言っても無駄だと思えてきたけれど、
ここで話さなくなると、元亭主の二の舞いになると、
自分の意見は言い続けていたのだけど・・・。
疲れました。
これって、この問題って、対処法はないのかもしれない。
解決策は、彼が変わるしかないもの。
私の場合は、諦めて別れを選びました。
このままだと、自分が自分じゃなくなるから。
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