17時半。
今にも降り出しそうな空模様。
配布物はあと一区画。
配布物を持って出て、雨に降られると大変だから、
ちょっとだけ様子を見よう。
18時少し前。
あぁ、やっぱり雨が降り出した。
ということで、今日は雨の日ルートにしよう。
この雨の日ルートって、うちのマンションです。
ここだけは予め配布物を配ってあるんです。
で、本日、ようやくリプルさんの傘デビューです。
傘にあたる雨の音も心地よく、とても快適。
すぐに止んでしまったので、ちょっとしか使えなかったけど。
でも、「初」はこのくらいでいいのかな。
私の世代。
社会に出る頃に男女雇用均等法が施行された。
そのせいかな。
私の世代を境にして男女の在り方がちょっと変化している。
もちろん、育った環境(親の育て方)も重要な要素だから、
一概には言えないが。
でも、相対的にみて、上の世代は「男子厨房に入らず」が代表するように
家のことは女房の仕事だと。
下の世代は家事にも協力的。
これを実感したのはまだ結婚していた時。
同じマンション内に私と同年齢の夫婦がいる。
子供の歳は、うちの方が5歳も上になるのだが、
彼女から
「産後太りをなんとかするために土日だけジムに行くのだけど
一緒に行かない?」
と、声をかけられた。
土日限定の会員だと、費用もかなり安くなるので
一も二もなく
「行く!」
自転車で片道15分。
午前中、開くと同時に入って、マシンにエアロビ、
シャワーで汗を流し帰宅すると、時間は13時を回るくらいになる。
ここで、二人の家庭に大きな違いが・・・。
まず、うちの場合。
家に帰ると、お腹をすかせた子供たちと亭主が
「早く何か作れ」と。
彼女の場合。
ご主人がお昼ご飯の用意をして、子供達に食べさせ
もちろん、彼女の分もちゃんと用意してある。
うちの亭主は私より5歳年上。
彼女のご主人は彼女と(つまり私とも)同い年。
2軒だけの話かもしれないと、数人の友達に聞いたところ、
見事に分かれましたね。
私よりも年上の世代は家事を手伝わない。
下の世代は積極的に手伝ってくれる。
自分の親たちを見ていると、こうなるのも何となくわかる気がする。
男は外で働いている。
外で働いているのだから、家にいる女房が家のこと全てやるのが当たり前。
家事はもちろん、子育ても。
私が子供時代というのは専業主婦率が
今と比べものにならないくらい高かったが、
少数派のパートに出ている主婦たちの家庭でも
「男は外、女は家」という図式が浸透していたように思う。
元亭主の義母はずっとパートに出ていた人なのだが、
やはり義父は家事を手伝ったことがなかったそうだ。
世間の風潮もそうだったのだと思うのだが、
こういう親や近所の人たち(友達の親とかね)を
見て育ってきた世代なわけだ。
実は、離婚するまで専業主婦をしていたんですよ。
本当は仕事を辞める気持ちはさらさらなくて、
亭主も「結婚したら辞めろ」とは言わなかったから、
そのまま続けていたんですけどね。
そのころは千葉県の松戸に住んでいて、
私の勤務地は田町。(もちろん電車通勤)
亭主の勤務地は我孫子。(車通勤)
男女雇用均等法が施行されたとはいえ、
まだまだ会社も女の子に遅くまで連日の残業させる
ということはなくて、でも一応プログラマーなんてやっていたので
定時に上がれるなんてことはほとんどなく・・・。
私の帰宅時間はたいてい9時過ぎ。
彼の帰宅時間はたいてい私より先。
「ただいま」とドアを開けた私に向けての第一声は「おかえり」じゃなく・・・
「腹減った。早く何か作って」
ご飯は?
もちろん炊かれていない。
「これから、ご飯炊いて用意すると1時間はかかるからね」
というと、待ちきれないと言う。
これを毎日繰り返す。
(いい加減学習してよ)
「ご飯を炊いてくれていたらすぐに食べれるんだよ」
といっても変化なし。
「待ってられないから食べに行こう」と、毎晩外食。
私の残業代はファミレスへと消えていく・・・。
家事に協力したくないなら、せめて黙って待ってるくらいすればいいのに。
しまいには「自分の母親は働いてても家のことは完ぺきにやっていた」と、
言いだす始末。
――パートとフルタイム残業ありとじゃ違いすぎるでしょうよ・・・
結婚してわずか3カ月で退職に追い込まれました。
自分は一言も「辞めろ」と言わずに私を追い込んだ技術は・・・・・・凄い。
離婚後付き合った10歳年下の彼と4歳年上の彼。
世代のラインがあるなって感じられるくらい両極でした。
例えば、彼の部屋で料理をしようとなった時。
年下の彼は一緒に台所に立ちたがり、一緒に作る。
(ってか、結構作ってくれたなぁ)
年上の彼は簡単にいうと、元亭主と同じ。
料理はできないからと、さっさと台所から離れ、一人テレビの前。
それが、すごく孤独感を誘う寂しいことだって、わかってる?
料理できなくても、お皿出したり、野菜洗ったりくらいはできるでしょ。
それすらできなかったとしても、側にいておしゃべりくらいできるでしょ。
小さいときからの刷り込み。
「男とはこうあるべき」
「女とはこうあるべき」
女性の方は、社会進出が当たり前になってきたこともあり
「女だからこうじゃなくちゃいけない」っていう風に考えなくなっている。
(でしょ?)
「女とはこうあるべき」という呪縛から逃れつつある。
じゃあ、男性の方は?
「男とはこうあるべき」という呪縛から
「女とはこうあるべき」という願望から
離れられていますか?
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