後悔、先に立たず


それでも、
行動しないで後悔するより、
行動して失敗する方がずっといい
(もちろん、成功するのが一番いいけど)


これ、大人になった私が
若いころの自分に言ってあげたい言葉。
今は、この言葉を胸に行動している。

失敗することを恐れて行動しない。
失敗の苦しさからは免れるが、
「あの時、こうしていれば・・・こうなっていたかもしれない」
という思いに囚われたままになる。

自分が若いころ、周囲に反対され、
押し切る勇気もなく、背中を押してくれる人もいなかった。

でも、今なら分かる。
行動しなかった時の後悔。
一歩踏み出す勇気。
たとえ失敗してもいい。
その失敗を乗り越えていこうという気持ちが生まれたなら
それは、自分が本当にやりたいこと。
失敗した原因を考え、改善し、次へのパワーに変える。

周囲に何を言われようとも、
自分が納得するところまで、やり続ける。

自分で納得して諦めることができるポイント地点まで。




私、31歳の時に某声優事務所のオーディションを受け
事務所が経営している養成所に約2年通ったことがある。
(20歳の頃の何もしなかった後悔はしたくなかったから)

内部オーディションを受けないと、外部オーディションを受けられない。
仲間とオーディション用のデモテープを作ったり
内部オーディションも何回か受けたりしたが
結局、芽が出ず
そうこうしているうちに、離婚問題で続けられなくなった。
けれども、この時には、
自分の中で諦めの着地点に達していたからか、
若いころに一度諦めた時のように、引きずっている感覚はない。



うちの娘も、現在芸能事務所に所属しているけど
まだまだ卵の段階。
たとえこのまま卵の状態だったとしても、
彼女が自分で諦めのポイント地点を見つけるまでは
背中を押してあげよう。
自分の人生だもの。
自分が納得しなければ。