2021年3月30日(火)

 

久々の連休の休日、2日目。

本来ならグルメリポートのため、どこかに走りに行っているハズでしたが、昨日発生した

不具合の原因がわからないので迂闊に出掛ける訳にもいかず、、、。

 

本日は、自分でできる限りの原因究明をしてみます。

 

 

↓ ササっと上半身を裸にしてみました。フェアリングを外して、配線関係が見える状態に。

↑ ここまでバラしたのは半年ぶりかも知れません。

 

 

↓ フェアリングが無いと意外とスリムかも。

↑ 「私、脱いでも凄いんです」状態。←平成7年頃のエステティックTBCのCM風

 

 

↓ 左側より右側の方がフェアリングを外すときの手間が多いです。

↑ SC68と比べると作業性は向上していると感じます。

 

 

↓ こちらはエンジンコントロールユニット。

↑ 以前に配線取り出し加工などしたので確認。 ⇒ 異常なし。

 

 

↓ こちらはトランスミッションコントロールユニット。

↑ 加工したりしたことは無いが、コネクタの状態など確認。 ⇒ 異常なし。

 

 

↓ こちらはスマートコントロールユニット。

↑ 加工したりしたことは無いが、コネクタの状態など確認。 ⇒ 異常なし。

 

 

↓ こちらはハンドルのトップブリッジ付近のハーネス類。

↑ ウェアラブルカメラ用の電源ハーネスを純正ハーネスに沿わせています。

  取り回し状況を確認。 ⇒ 異常なし。

 

 

↓ こちらもハンドルのトップブリッジ付近。

↑ 以前取り付けた「ハンドルライザ」のボルトがサビサビで気になります。

 

 

↓ 構成部品が多いのがGoldWingの特徴かも。

↑ トップシェルタは一体型となっているので取り外しが面倒です。

 

 

 取りあえず、過去に自分ていじった部分は問題なかったですし、他の部分についても今の

 ところ異常は見られず。

 

 以前ヤフオクで落札した「サービスマニュアル(整備要領書)」でトラブルシューティングを

 試みるも、エンジンコントロールユニットは専用診断機か汎用診断機が無いとDTC(診断

 コード)が読み出せないようになっていました。

 

 

↓ スマートコントロールユニットはスイッチ類の操作によりDTCを読み出し可能です。

 点検していて気付きましたが、キースイッチONやエンジン始動後にスマートキーが通信

 不能になると、ディスプレーモニターに警告が出ます。

 昨日不具合が出たときはスマートキーの警告は出ていませんでした。

 電池切れなどの場合も警告が出るので、これらのエラーも排除できそうです。

 

 だとすると、単純にエンジンコントロールユニットがエンジンシステムの警告灯を点灯させた

 理由が別にあると言うことになります。

 

 

 ↓ エンジンコントロールユニットのDTCは個人レベルで読み出しができません。

 

 これ以上の原因究明は難しそうです。

 

 ホンダドリームに頼むしかありません、、、。

 

 改めてホンダドリームへ12ヶ月点検の予約と警告灯点灯の原因究明を依頼。

 

 私の休みとお店の空き状況がマッチせず、4月13日(火)まで入庫はお預けに。

 12ヶ月点検だけでも2~3時間は掛るそうで、それに故障診断となればもっと時間が

 掛かるとのこと。そもそも、その時点で治るとも思えませんので別途預けることになるかと

 思います。

 

 それまでまた活動自粛となりそうです、、、。

 

 ゴールデンウィークまでに治るのかなぁ、、、。

 

 また一つ、楽しみがお預けに、、、。

 

 安心してライディングできるようでなければバイクで出掛けるのも不安しか無いですから

 完全に治ってから、不安なくライディングしたいものです。

 

 それまでしばらくの間、辛抱です。

 

 

《今日の一言》

「不具合の発生と工業製品であることの関係について」

 

◆解説◆

不具合が起きた場合、軽度の影響であれば「そう言うこともある」と自身を納得させますが、

影響が大きければ「徒では済まない」状況になります。

ことさら点検作業・交換作業・部品代などでお金に関わることが加われば、感情的な問題にも

発展します。メーカー保証で修理されることが唯一の救いとなります。

 

メーカー保証の範囲内で行われるにしろ、300万円超えのバイクが不具合で乗れなくなる

のはちょっと悲しくもあり、残念でもあり、仕方のないことでもあり、誰かを攻めることもでき

ません。

 

それは工業製品であるから仕方のないことです。

同一の全ての製品に同じ不具合が同じように発生するとは限りません。

例えば、家にある蛍光灯(同じ型で同じ使い方)が点かなくなったとします。10本あったとして

10本一緒のタイミングで点かなくなることは先ず無いハズです。

工業製品なので全て同じように作っても絶対に個体差があるもので、不具合が発生する状況

も千差万別です。

 

強いて言うなら、もし、同じように不具合が発生するようであれば、それは「リコール」となり

ます。又は「PL法」などにより自主改善(回収・改修)や無償点検などにもなります。

 

2020年式のSC79は国内だけで年間700台、月間約60台も生産(予定)されるのですが、

当然ながらその全てが同じ不具合になると言うことにはなりません。

 

不具合には色々なものがありますが、「なぜ自分のバイクに不具合が起こるのか」と誰もが

思うハズです。

しかしながら、どの製品(バイク)にも同じようなリスクは潜んでおり、不可避だと思います。

 

メーカー(製造元)も予期しない不具合に対応するため「メーカー保証やドリーム店の保証」が

あります。

「3年間使っても不具合の出ない製品ですので、万が一個体差で不具合が発生した場合は

無償で修理します」と言っているのがメーカー保証ですね。

 

結局、どのような不具合であれ、どのような状況であれ、受け入れるしかないのが現状です。

不具合が治ってくれればそれで良いので。

 

静かに、13日(点検に出す日)を待つしかありません。

静かに、不具合が治ることを待つしかありません。

静かに、安心してバイクに乗れる日を待つしかありません。