山河之響 | ✈地球サイズの晴天* 100カ国traveler旅ブログ

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これまで100ヵ国を旅した東京で働くさらり~まん兼バックパッカーが日本と海外に関する旅とグルメの情報・ディープスポットを紹介します.
The traveler working in Tokyo who traveled to 100 countries to introduce Journey of information blog.

3年前にこけしに興味を持ち出して、初めて東京での即売イベント。結局

3年連続で参戦することになりましたが、4日間あって1回目は3日目、

2回目は初日でしたが大きく出遅れてしまい、欲しいものには巡り会え
ませんでした。今回は休日ということもあり、朝から気合いを入れて参戦。
1日目、2日目に来た人にプレゼントこけしがあるというふれこみ。

6人会でしたからこの日供出されたプレゼントこけしは6本。抽選方法は、

工人さんが集まってその日に決められたとのこと。早く並んだ最初の2人

は無抽選で、残り4人は、最初の30人くらいの人の間で抽選となりました。
しかしプレゼントこけしを見せてもらいましたが、少しB級品と云いますか、

正直あまりうれしくない作品でございました。笑。

6人展ですが、一番人気はやはり笹森淳一工人。今回は70本ほど持って

きたとのことでしたが、ほとんど瞬殺で棚から消えていくような状況でした。
他の工人よりもすこし高い値段設定ですから、それでもバンバン売れる
というのは、お値段以上で価値高い、という評価なのかなと思います。
今、津軽系では、本間直子さんと笹森淳一さんが2大人気なようです。

私のねらい目は、桜井昭寛工人の作品。今年の内閣総理大臣賞取った型の
小さいサイズ。白石で展示してあるのを見て是非手に入れたいと思って

ました。鳴子系の伝統こけしですから、いわゆるカワイイモノ系狙いの

こけ女との競合はありませんし、笑、落ち着いて選ぶことができました。
ボディの装飾は伝統的でやはりすばらしい作品でございました。

あと荒川洋一工人も人気でしたね。ただ作風が少し粗いと云いますか、
タコ坊主の顔はコケティッシュでかわいい系なのですが、ボディの装飾と

こけしの大きさなどバランスがちょっとなと思いました。笑。リスの絵が

入ったえじこのカタチが面白かったのですが、もう少し小さくて繊細な

雰囲気の作品だと買いでしたが、やや大ぶりで断念。。。

あと遠刈田の佐藤一夫工人へ。伝統型を引き継がれた現代の名工と

呼ばれる工人ですが、作品は、遠刈田独特の頭の大きいタイプで

これというのには巡り会えませんでした。あとは小笠原工人と鈴木明

工人。両方とも素晴らしい工人さんですが、やはりあの狭い空間の中

ですと、落ち着いて作品を見て取ることが難しいため、作品の良さを

発見するまでの時間はなく。しかし意欲的な新作を東京という場で

発表するという意義を持って皆様ご参加されているように思いました。

20分くらいで入れ替え。という訳で欲しいと思ったものはすべて取れたので、
3回目の参戦にして、ようやく一勝という感じでございました。来年も休日なら。
並んでいる常連さんにいろいろ教えてもらい、今回もたいへん勉強になりました。