なぜ豊橋泊りかというと、起点駅といいますか、始発駅といいますか、
例えば、常磐線柏駅始発で新潟まで全部在来線で乗り継ぐと到着が１４時。
ところが松戸駅始発で行けば、新潟は１２時前に到着できるんですね。
柏―松戸間は１５分程度ですけど、この差が出るんです。つまり松戸始発は、
より遠くへ行ける、もしくは遠い場所に早く着けるというメリットがあります。
つまり、名古屋泊まり・名古屋始発で間に合わなくても、豊橋始発ならば、
間に合うというメリットがあります。
と前置き長くなりましたが、この日は大井川鐡道に乗ろうと画策しておりまし
た。なので、大井川鉄道金谷駅AM7:48に乗るためには、豊橋以西に泊まると
間に合わないということでした。
それで豊橋に泊まるか、浜松に泊まるか、という選択肢が考えられますが、
今度は名古屋でわりと遅くまで呑んで遊んで、終電で浜松というのは、
ちょっと遠いと云いますか、終電が早い。それが豊橋ですと、名古屋からの
終電は23:58が最終。ちなみに１８きっぷを活かす場合は、終電一つ前の
23:16が実質の最終と云えます。
閑話休題。１８きっぷ１日の有効時間は「0:00～24:00」ですが、
日付をまたぐ列車に乗っている場合は「0時を過ぎて最初の停車駅」まで
有効とのルールとなっています。
つまり豊橋行き最終は、名古屋23:58というのがありますが、１８きっぷを
有効に使う場合は、名古屋発23:16に乗る必要があります。名古屋23:16→
金山23:20→共和/大府/刈谷/安城/岡崎→蒲郡23:58→豊橋00:11
もちろん23:58に乗ることもできますが、その場合、金山通過時に0時を
超えてしまいますので、金山～豊橋間の乗り越し運賃1,140円の精算が必要
となります。
なお、東京付近と大阪付近は「電車特定区間」というのが設けられていて、
電車特定区間駅であれば、０時過ぎても乗り越し精算は不要とのことです。
ちなみに東海道本線は［東京-大船］［京都-神戸］の２区間。愛知付近も
設けてもらいたいものですね。
■豊橋
｜ 東海道本線（東海）(静岡行) 80.7km
｜ 06:10-07:34［84分］
｜ 1,490円
◇金谷 ［14分待ち］