嵐の後に待っているもの | 空のアトリエ

空のアトリエ

New Zealand在住の空写真家です。
美しい空に魅せられて、心に浮かんだ思いをつぶやいています。
空がくれた癒しのメッセージを、写真と共に綴ります。

 

 

こんにちは。

ニュージーランド在住の空写真家、SkyDreamerです。

 

今日も僕のブログに遊びに来てくれて、

本当にありがとうございます。

 

今朝は天気が良かったので、

久しぶりに眺めの散歩に出かけました。

 

どこまでも晴れ渡った空は気持ちよく、

生きる喜びを思い出させてくれました。

 

思えばしばらくの間僕は、

生きる喜びをほとんど実感できないまま、

日々を送っていたように思います。

 

フラフラと散歩をした後、

カフェに立ち寄って朝食をとっていた時、

急に激しい雨が降ってきました。

 

スコールのような土砂降り。

 

ちょうどカフェに居られたことを、

心から感謝しました笑。

 

しばらくしてスコールがやんだ後、

また抜けるような青空が戻ってきました。

 

そこで近くのビーチまで、

久しぶりに足を伸ばしました。

 

見上げた空には嵐の後の、

美しい形をした雲がありました。

 

嵐に見舞われている間は、

空には暑い雲が多い、

その形はほとんどわかりません。

 

しかし一度嵐が去った後には、

穏やかに晴れた日には見られないような、

見事な造形の雲が姿を表します。

 

その美しさは筆舌に尽くしがたく、

いつまでも見入っていられるような、

神々しさまで備えています。

 

この嵐が去った後の雲を見るたび、

僕はいつも思うことがあります。

 

それはこの神々しい美しさは、

嵐を耐え忍んだ人々への、

天からのギフトではないかと言うことです。

 

同様の事は人生にもきっと、

当てはまるのではないでしょうか。

 

なんで自分だけがこんな目に…。

 

生きている中ではきっと誰もが、

そんなふうにどん底を味わう嵐の時期が、

あるものだと思います。

 

その嵐がもたらすものは、

混乱や不安あるいは絶望かもしれません。

 

しかしそれでもその嵐を耐え忍べば、

今まで見たことがないような素晴らしい何かが、

そこに待っているような気がします。

 

嵐の後に現れる神々しい雲のように、

僕たちの人生にも試練の後にきっと、

美しい時間が待っていると思うのです。

 

人生は季節の移ろいのように、

常に揺れ動きながら移っていきます。

 

それは生きていく中では、

残念ながら避けられないことであり、

ならばこそ適応していくしかない。

 

だからこそ嵐に入った時、

僕はいつも思い出したいのです。

 

嵐の後に待っているあの神々しく、

どこまでも美しい雲の姿を…。

 

どうぞ素敵な1日をお過ごし下さい。

 

SkyDreamer