とあるカナダのエアラインに勤めるパイロット てぃものブログ

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仕事やカナダ生活の様子などをきままにつづります

サマーキャンプ(夏休み中に子供を預かってくれる保育園、テントを張ったり火をおこしたりするわけではない)の終わりの時間に長男を迎えに行ったら「遊んでくるね」と言われました。


そしてお友達とキックスクーターに乗って走り去って行きました。


今までは「ダディ遊ぼう」だったのに。


もう4歳ですから、さすがにもう親から離れて友達と遊んできて欲しいと思っていましたが、いざそうなるとちょっと寂しい。


こうやってだんだん親から離れていくんだなぁ。


今はまだ家に帰れば「遊ぼう遊ぼう」で面倒だと思う時もありますが、貴重な時間なんだろうな、と感じました。


子どもたちとの時間、大事にしたいです。

残念ながらトロントベースになってしまったのでしばらくは長距離通勤をすることになりました。


トロントのシェアハウスに部屋を借りてリザーブの時はそこで電話待ちをしています。


今のところリザーブの日は毎日仕事によばれているので、ほとんどトロントの部屋にはいません。


家賃がもったいない気もしますが、必ず呼ばれるとも限らないのがリザーブという仕事。


必要経費だと思って諦めます。


今月は4、5日働いて3日休みというパターンなので、バンクーバーとトロントを行ったりきたりしています。


3日休みと言っても移動で1日は潰れてしまいます。(飛行時間が4-5時間、時差3時間)


なかなか家族とゆっくり過ごす時間が取れず、きついですが、これも今だけだと思うので、なんとか乗りきろうと思います。


写真はカリブ海のどこかです



先週、無事にラインチェックを終えまして、初期訓練を一通り完了しました。


3月下旬に入社してから3ヶ月訓練続きだったので、チェックが終わった次の日にどっと疲れが出て寝まくりました。


やはり気が張ってたんですね。


今回の訓練は概ねスムーズに行きました。


前の会社でエアラインのトレーニングというものを経験してますし、ジェット機に6年近く乗っていたので、なんとなく様子がわかっているというのは大きかったです。


訓練のパートナーになった人もとても優秀で、なおかつ英語をはっきり話してくれるのでだいぶやりやすかったです。


クラスメートの中には正直コミュニケーションが困難な人もいたので、パートナー運が良かったと思います。


実機訓練に移行してからもいいトレーニングキャプテンに恵まれました。


ただ一度、トレーニングキャプテンのトレーニングでチーフと飛ぶことになり緊張しました。


結果的にはいい人で、楽しかったですしいい経験になりました。


まだまだ学ぶ事はたくさんありますが、とりあえず訓練を無事終えられて良かったです。


今週から早速リザーブ、つまり病欠とか前の便の遅延とかでパイロットがいなくなってしまった時のための補欠です。


初日から電話がかかってきて仕事が入りました。


この夏はきっとずっと働くことになると思いますが、頑張りたいと思います。