■E様(女性)より、失恋相談。。。その返答。 | 種市勝覺(たねいちしょうがく)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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ご無沙汰しております。E(女性)です。
以前お会いした時は大変お世話になりました。


ブログ拝見しております。
実は彼にふられてしまいました。

3年ちょっと付き合っていましたし、まだ立ち直れていません。


(中略)


今は何を言ってもどうしようもありませんが、

種市さんのご意見をお伺いしたくてメールさせていただきました。


失恋した時はどう対処したらよいかなどお時間ある時に

ブログで取り上げていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

Eより


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一昨日、20代女性(Eさん)よりメールをいただきましたので、

ブログにて返答させていただきますm( )m


(今回は、ちょっと急ぎのようですね^^)


下記、私独自の、

風水カウンセラー&密教行者的な
視点となりますが、、、


まず、失恋について取扱う前に、
「恋」と『愛』の違いについて。


◆「恋」とは何か?

双方が「獲得したい(得たい)」事
(相手から自分にくれるモノ)における

利害関係が一致することからはじまり、

落ちていくもので、外なるつながり。

・魅力
・美貌
・快楽
・ステータス
・お金
・プレゼント

など


◆『愛』とは何か?

双方が、「与えたい(してあげたい)」事
(自分が相手にあげるモノ)もしくは

「何一つしない状態」における存在価値の
関係性が調和することからはじまり、

浮上していくもので、内なるつながり。

・精神性
・貢献欲
・成長
・つながり
・存在意義

など


となります。


恋はほととんどのケースで
愛にはなりません(90%以上、たぶん)。


( 結婚 = 愛ではナイです。 
愛は「行為」ではなく『状態』のコト。 )


で、失恋は
「利害関係」の不一致が発生したときにおこります。


利害の「利」とは『価値(=よろこびの感情)』のことです。


なので、どちらかが

あの人は『価値(=よろこびの感情)』の
発生元ではない、

という認識がおこった時に、
“失恋のタイミング”がやってきます。


恋の状態は、双方において「自己都合」という
勝手な世界観の領域なので、

失恋への流れを決して止めることはできません。


愛にならない、恋には
遅かれ早かれ、必ず終わりがあります。

(離婚は、失恋にあたります。)


恋は、必ず終わりのアルもの。
愛は、必ず終わりナキもの。

(↑たとえば親子は、肉体を失っても
終わりなく永遠に親子関係。)


肉親ですら「愛」に氣づけない関係性が多い昨今。

他者との愛が芽生えることは、
実はそーとーな、内なる成長が必要となります^^;


なので、一般的に言われている愛は、

「愛ではなく、愛に似たもの」を愛と呼んでいる

とお考えいただくと近いと思います。
ヤヤコシイですが。。。


(もっというと、
愛は体験をともなった状態であり、

一般化されることのない
個人に基づくものなので

“コトバではとても表現しきれない”モノです^^)


3年ちょっと付き合っていましたし、まだ立ち直れていません。
>失恋した時はどう対処したらよいかなどお時間ある時にブログで取り上げていただきたいです。



「立ち直る」というのは、

実は、『立ち直ろうとする』という
“行動や行為”があるのではなく、


何かに取り組んだ際(行動)によって、
起こる結果【状態】になります。


(ボールを投げた(行動)。

その結果、壁にあたって止まった
【状態】のような感じ。)


なので、どんな行動・向き合い方をすると、
『立ち直る』という状態が「起こりやすいのか」

という視点で、カンタンに4つほど
お伝えいたします。



◆1.感情を味わいつくす

一つは、

私は「悲しんではいけない」「くやしがってはいけない」という制限を外して、

十分に悲しみつくす、十分にくやしがるなど、
【感情を味わいつくす】必要があります。



たとえば

「嬉しい」ことがあって、
ニコ~ってしようと思ったときに、

「こら!ニヤニヤすんな!!」

と叱られて、途中で止めると
違和感を感じ、

【 不成仏感情 】を生み出してしまい

モヤモヤが蓄積されるのと同じで、


『悲しい』『ショック』なことがあった場合も
感情を止めることなく、

しっかりと、味わいつくすことです。


そうすると、感情が【成仏(笑)】して、
いずれ終わりが訪れます。



頭で抑え込んで
いいこちゃんになって「平氣なフリ」をすると、

その【 不成仏感情 】が悪さをして、

自分を傷つけたり、他人を傷つけたり
時には、「怒り」となってぶちまける

『 たたり(笑) 』がおこったりします。
(スネ、イジケ、ウツ、ヒキコモリなど。)


ただしこの、感情を「味わい尽くす」時の
『大切なポイント』は、


“感情を自己認識”する↓

「うーん。めっちゃ悲しい。すごく悲しい。。。」

「ショックでくやしい。」

「うまくいくと思ってたんだけど、残念で残念でしかかたがないわ。」

と、

自分で言ったり、誰かに聞いてもらったりして、
抑え込もうとせずに、隠さずに味わうのはOKなのですが、


決して、

「相手を責める」「自分を責める」という
『責める』をしないコトです。


『責める』は、攻撃ですので、
必ず、不和と新たなる敵を生みます。

ゴールはあくまで【 調和 】!!


もしどうしても責めたい場合は

人ではなく
「コミニケーションの質」や「行動そのもの」

であれば、改善の余地があるのでOKです。

↑↑↑

「こうしておけばよかった」という
「過去フォーカス」ではなく

『今後、こう改善すると、未来が変わりそう』という『未来フォーカス』です。




◆2.自己受容する。自分を甘えさせる
(大切にする)時間をとる。


その他の方法としましては、

「自分自身を大切にする」という意味で、
自分をたくさん甘えさせることです。

(よくがんばったね!と、自分で自分に敬意を示す。

好きな場所、好きなモノ、好きな食べ物を自分に与える。)


実は、ここには、

「他人から大切にされないような自分には、
価値がない、、、」

という思込みのトラップ(セルフイメージ)があると、

ヤヤコシクなりがちです^^;

↑↑↑

誰からも大切にされなかったとしても、

『自分が自分を大切にできるんだから
自分には価値がある!』

という信念(自信)構築が必要になります。


本来、自信の構築に「他人からの称賛」は、必ずしも必要ではありません。

(↑恋愛だけでなく、すべての悩みの共通点。)



◆3.過ごした時間へ価値を見い出す。
(無価値“ではない”という意味づけにする。)

失恋に関しては
コレマデに過ごした時間に対して

すべて「価値がない」という意味づけを
してしまいがちなのですが、

私たちが歩む、時間や出来事には
何一つ「無意味・無価値」なものは存在しません。


意味や価値は、
「きっと意味があるはず。。。」

という、受動的なモノではなく、
 

能動的かつ主体的に、
『こういう意味や価値があったコトにしよう!』

と、自ら定めるものです。


代表的な、意味や価値は【よき学びであった】
という意味づけです。


人は、
どんな人でも、

その時、その世界観の中で
ベストの選択肢(であるはず)として、

特定の人と、特定の時間を過ごします。


その結果や体験から、
学びを重ねて「成長」という道を歩みます。

(ペースは全員違いますね。)



その時に

・思い通りに行く  = 価値がある

・思い通りに行かない= 価値がない


という設定で時をすごすと、


やったことないこと、
体験したことのない日々において、


「思い通りに行かない」が圧倒的に多いので、

価値がない(無価感)を
多く体験してしまいます。


ですので、

・思い通りに行く  = 価値がある

・思い通りに行かない= ( ? )
という価値を自ら見い出す。生み出す。


の( ? )部分に、

「学び」「成長」「可能性」、、、
という感じになると、


出来事やショックに振り回されにくくなります。
(もちろん、すべてではありません。)



◆4.はやく立ち直ろう!、、、としない。


最後は、
はやく立ち直ろうと「しない」ことです。


それは、思考でココロをコントロールしようとしてるので、

中長期的に考えると
不自然なバランスになってしまいます。


「はやく」というのは
“ざっくり(あいまい)のコトバ”で

しかも、

『あせり』を生んでしまいます。


大きな心のショックは
やや大き目のケガのようなものですので、

(カラダでいうと、骨折?)


魔法のように、スパン!


と整うのではなく、

骨がつながった状態になるまで
ゆっくりと、癒えるまで待つ(療養・休養)ことです。


折れた骨で、急にスポーツ復帰!!

とかは、難しいですよね^^


どうしても「癒されるまでの時間」が氣になる場合には、


「5~10年後にも、同じ氣持ちで悩み続けているだろうか?」


と、自分に質問をしてみてください。


答えは、「NO!」ですね^^


いままで、たくさんの悩みを乗り越えて、
きたはずです。


5年前や、10年前に悩んでいたことなど、
今ではスッカリ忘れているように。。。


今、感じているの氣持ちも、未来においては必ずおさまっていくモノです。



上記、4点ほど
挙げてみましたがいかがでしょうか???


さらに詳しく掘り下げたい場合には、
個人カウンセリングを受けていただくのも

よいかと思います。


人は体験したコトからしか深くは学べません。
(知識ではなく、実践と体験アルノミです。)


Eさんは、今回の経験を踏まえ、

いつの日かどなたかとの「恋」を
『愛』へと昇華できる可能性が大です^^


その可能性を開花させるための
たった一つの条件は、

自分の内に眠る可能性を

「決してあきらめないこと」

ただそれだけです^^


長くなりましたが、
本日も少しでもご参考となりますと

うれしく思います☆


風水コンサルタント
風水カウンセラー

種市勝覺

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 【後日追記】

ご本人より
こんなお返事をいただきました!