十年ほど前

学生だった息子がバイクで交通事故に遭い

連絡を受け 病院にたどり着いた時は

既に意識は無く 絶望状態・・・


救命の可能性は殆ど無い

 
仮に助かったとしても かなりの障害が残る
 
植物状態になる可能性も大きい
 
それを受け止める覚悟はあるのかと言われても
 
若い命 大切な息子
 
なにがなんでも生かして欲しい

なりふり構わず 必死に頼み込み 食い下がり

家に帰らず 病院の待合室に一ヶ月近く寝泊まりし居座りました
 
 
 
自分の気持ちを受け止めて頂き ギリギリの攻防で続けられた治療
 
様々な感染 合併症が次々と襲い掛かり 危険な状態を何度も何度も繰り返す
 

人工呼吸器ではもたない命を守る手段として

紙一重の危険が伴うと説明を受け

最早 死体に近い息子の体に取り付けて頂いた 人工心肺


血液を通すフィルターは頻繁に交換しなければならない

昼夜問わず 何人もの医師 技師 看護師の連携が必要で

お世話になった三次救急病院でも 2台しかない精密医療機器
 
命を守る戦いが続きました

 
そして 多くの尽力を頂き 勝ち取った
 
≪ 先進国の救急救命でも例が無い奇跡! ≫
 
息子は現在 社会人として結婚を視野に一生懸命働いております
 
当時 生き地獄だった家族を支え救ってくださった皆様に 心から 感謝!!
 
 
 
人工心肺が 流行り病の治療に使われているとニュースで知った時
 
月日が経ち 少人数で管理出来る様になったのだろうか?
 
日本中に何台あるのだろうか?
 
とても 気がかりで 心配で なりませんでした
 
 
聞くところによれば 管理の難しさはあの頃と変わりなく
 
高度治療を担う大病院でも保有台数は限られているみたいです
 
 
当然 他の病気や怪我でも必要とする人が出るので
 
新型コロナウイルス(COVID コビット-19)に感染し重症患者が増えれば
 
瞬く間に 機器も 人手も 足りなくなり 救える命も救えなくなってしまう
 
 
医療に関わる皆様は 強い信念の元
 
全力で患者の治療にあたってくださいます
 
しかしながら 人ですから 体力の限界もあります
 
それでなくても 過度の負担を強いてしまっている現在
 
我々に出来る事は何でしょう?
 
 
 
日々の生活が掛っているのも 重々承知しています
 
煩わしいかもしれません 
 
不自由かもしれません
 
自分は大丈夫は通用しません
 
明日は我が身 そして大切な家族の命を守る為
 
困難な時期を乗り越えて頂きたいと願っています m(_ _)m




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