令和6年6月22日(土)
今回は、いつもの如く昼から日向大神宮にふと行きたくなったので、行くことにした。
日向大神宮は京都市東山区蹴上の浄水場やインクライン跡近くの山中にある古い神社である。
西暦484年〜487年、顕宗天皇の御代に筑紫の日向の高千穂の峯の神蹟を移して創建されたと伝えられている神社である。
平安京が出来る300年も前に建立された古刹である。
〈日向大神宮〉
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参道の途中に安養寺がある。
墓地もあるので、お墓参りする人も行き交う。
〈びわこ疏水〉
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蹴上乗下船場。琵琶湖の三井寺付近の湖畔から蹴上まで観光遊覧船が運行されている。
〈蹴上のインクライン跡〉
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疏水の石橋を渡って山中に入って行く。
〈安養寺・日向大神宮への参道〉
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ここから先、夜は懐中電灯が必要かも。
〈三路に別れる〉
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左、安養寺へ。
中、安養寺の墓地へ。
右、日向大神宮へ。
日向大神宮へは右の道を行く。
細い道だが、しばらくすると車が通れるくらいの道幅になる。
〈日向大神宮の由緒書〉
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由緒正しき神社である。
かつては、東海道中の安全祈願や伊勢神宮の代参として、大変賑わいを見せていたとあるが、現在は参拝者も疎らで、当時の面影を残しながらひっそりと佇んでいる刹那さな神社である。
なお、伊勢神宮遥拝所が少し離れたところにある。
〈外宮・内宮への参道 石段〉
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〔注意事項〕
神社境内のトイレは使用出来ないようである。水道が完備されておらず、山水を利用していて、水量が安定しないためらしい。
まあ、トイレのみならず社殿など設備を整備するのが資金的にも困難な状況なのだろう。
〈拝殿〉
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〈外宮〉
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〈内宮参道〉
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〈内宮〉
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〈天の岩戸への参道〉
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〈天の岩戸入口〉
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〈天の岩戸内部〉戸隠神社
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〈御朱印・御守り〉
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神宮系の御朱印は宝印・印判のみが主流。
年月日のみ墨書き。
寺院とは対照的である。
御守りは、厄除け・安産・開運・交通安全・縁結・技芸上達・学業成就など等がある。
写真のものは『日向大神宮』の主な御守りである。
祈願絵馬がたくさん奉納してあった。
様々な御神徳を持つ神様がそれぞれ祀られているが、中でも『縁結び』系が多く見られたかもしれない。
天照大御神の他、月讀尊・高皇産霊神・伊弉諾尊・伊弉冉命・大国主命・事代主命・宗像三女神・猿田彦命・木花咲耶姫・菅原道真公・倉稲魂命・弁財天・龍神など
神代の神話に出てくる草創たる神々が古代より祀られている神社である。
ただ、素盞嗚尊は祀られていないようだ?
九州の高千穂より神蹟を移して。とあるので、日向大神宮に祀られている神様は神力のパワーが元から強力なのかもしれない。
さて、雨が降る前に参拝が出来たので良かった。
御朱印と御守りを授与してもらい下山する。
帰りは、インクライン跡のたもと(岡崎動物園側)にある『琵琶湖疏水記念館』に立ち寄ることにした。
なお、日向大神宮へは車でも山中の本宮前まで行くことが出来る。が、道幅は狭く5台程しか止められないので、地下鉄東西線の蹴上駅の利用を推奨する。
南禅寺や永観堂から哲学の道、平安神宮等徒歩圏内なので、渋滞や駐車場待ちでイライラする車より、電車・バス・徒歩の方が自由度が高い。