令和4年11月5日(土)
今日は、午前中にインフルエンザのワクチン接種をする。
午後から、平安神宮の北側(小高い丘)にある金戒光明寺と真如堂をそれぞれ巡拝することにした。
先ずは、金戒光明寺から参る。
金戒光明寺は知恩院とならぶ格式を誇る浄土宗の大本山(七本山の一つ)で、本尊は阿弥陀如来である。
また、法然上人が浄土宗最初の念仏道場を開かれた場所である。
また、金戒光明寺には、18の塔頭がある。なかなかの数であるようだ。
境内には皇族・公家の茶の湯に使われた黒谷明星水という名水がある。
また、御影堂には法然上人をはじめ、洛陽三十三所観音霊場第6番札所の千手観音(吉備観音)と日本三大文殊の一つとして信仰を集めている中山文殊が安置されている。
また、法然上人25霊場第24番札所となっている。
墓地の一角に紛れるように座している。
金戒光明寺は幕末、京都守護職に任ぜられた会津藩の松平容保が京・御所の警護のため本陣を置いたところである。
容保は御所にも近く丘陵地で、三重塔の高台から京を一望出来たことからこの地を選んだのかも知れない。
また、新選組の所縁の地でもある。
秋の特別拝観の時期は、書院や方丈をはじめ庭園なども拝観できるのでお勧めである。
次は、金戒光明寺の直ぐ北側にある真如堂に向かう。