こんにちは。
クロスメディア営業部の渡辺です。
今日は、ノンブルについてお話します。
ノンブルとは、本のページを表す数字のことで、
業界用語です。
フランス語のnombreに由来します。
ときどき耳にするかもしれないですが、
ようは、本に印刷されているページ番号のことです。
ノンブルの付け方は、大きく分けて
通しノンブル と 別ノンブル
という方法になります。
通しノンブルは、
最初から最後まで、内容が一続きになっているものに
使われます。
右綴じ本(縦組み)ですと
左ページから-1-スタート。
以下、左ページは必ず奇数となります。
左綴じ本(横組み)ですと
右ページから-1-スタート。
以下、右ページは必ず奇数となります。
例えば、途中で文章が印刷されておらず、
ノンブルも印刷されていない
白い頁があったとします。
通常、白い頁でも、
ページ数のカウントがされますので、
左右の奇数偶数ノンブルは、
そままくずれることはありません。
-1-、白い頁、-3-、-4-・・・となります。
別ノンブルは、
序文や目次、本文など内容ごとに区切って、
それぞれ-1-からスタートする方法です。
序文や目次などは、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ・・・といった
ローマ数字などをつける場合もあります。
こちらも白い頁は、通しノンブルと同じくカウントします。
日常、本を見ていて、なかなか気にすることはないと思いますが、
このようにノンブルがつけられているのです。