今週もやってきました、DTP3課のゆーなですっ。
木曜日担当はゆーなandでっち
↑言わないと気がすまない(笑)
そして木曜日は「デザイン豆知識」の日~!!!
今週は「印刷物製作における校正フロー」について
印刷物が仕上がるまでには様々な工程があります。
その中で私たちデザイナーの仕事は
単にデザインをして製品を見栄えよくするだけではなく
お客様と「校正」という確認作業を行っています。
画竜点睛という言葉があるように、
何度もよく確認して完成へと導いていきます。
「ミスはない?」
「コンセプトワークはうまくいってる?」
「気に入ってもらえるかな?」
「ここは修正したほうがいいかな?」
私たちにとっての画竜点睛は校正作業であり
製品の品質を保つために欠かせない最も注意を払う部分です
では、「校正」ってどんなことをしているの?
どんなふうに校正作業が進むのでしょうか★
印刷物の校正は、紙に赤ペンで誤りや修正点を書き込むやり方と
PDFという電子書類を使った2つの校正フローがあります。
PDFによる校正はメールやサーバーなどインターネットを介してお客様とやり取りをします。
コスト削減やタイムロスの軽減がメリットですが、
ディスプレイ上や各プリンタによって出力した色や質感の状態が不安定なため
PDFと紙による校正を必要に応じて行っています。
色にあまりシビアではないお客様の場合はPDF校正のみで次工程に進むケースも少なくありません
紙・PDFいずれによる校正も、お客様(編集者)に赤字を入れていただき
戻ってきたら修正をし、再び校正出しを行います。
OK(校了)が出たら印刷用データを作成し、次工程に回します。
校正回数は案件によってバラつきがありますが、
なるべく少ない校正回数で済むように、内校正も念入りに行います
校正出し1回で校了になったときはスカッと気分がよくなります^^
営業さんも喜びます
逆に校正回数が長引くと気持ちが折れそうになりますが、
どんなときもミスなくよい製品が完成するように
校正で繋がるお客様との信頼をつくれる仕事ができればなと考えています。