『結構勉強したのに、今回のテストなかなか点数取れなかった・・・』

 

テスト後などに、意外とよく聞く言葉です。

 

定期テストなどは、基本的には勉強量と点数は比例する関係にありますが、

 

勉強したはずなのに点数が取れないという人は

 

少なくありません。では、この原因を考えてみましょう。

 

①『勉強したつもり』になっている。

 

上記に当てはまる生徒の大半はこれが原因です。机に座っている時間は

 

長いけど、ほとんど集中せずにただ教科書を開いている。しかし本人は

 

【机に座って教科書を開いているだけで勉強した気になっている】という

 

ことはないでしょうか?これでは勉強したことにはカウントされません。

 

または、ノートをきれいにまとめることだけに集中して【ノートづくりだけ】

 

勉強を終わらせていることはないですか?やはり問題を解くことにも

 

力を入れなければ、本番での問題は解けませんよ。

 

②勉強スピード不足

 

しっかりと集中して勉強したのに点数が伸びていない人はこれが原因の

 

可能性もあります。勉強を集中して丁寧にやることは大切ですが、それと同時に

 

スピードも大切です。例えば、同じ1時間でも、問題集を3ページできる人、問題集

 

を10ページできる人、個人差によりさまざまですが、どちらがいいかはもちろん後者

 

です。丁寧すぎる人の落とし穴としては、【1つの問題にこだわりすぎる】ことが

 

あります。解決策の1つとしては、解答解説から勉強する、という手もありますよ。

 

ちょっと考えても分からない問題は、解答解説を見て、そこから学ぶやり方です。

 

ただ、そうした問題はあとからもう1度解いてみましょう。

 

③ケアレスミスが多い

 

ケアレスミスを減らすことはどのような生徒にとっても点数アップの一番の近道です。

 

1つの方法としては、普段の勉強からケアレスミスをしたら、その問題に注意書き

 

(どこでケアレスミスをしたか)をメモっておくことがあります。そして、テスト前などに

 

そのメモ書きに目を通すことで、本番に注意力が増すことが期待できます。