佐伯市宇目町に在る北川ダムに沈む田代橋、時間橋そして祝子川渓谷を尋ねましたーー(思い出 2017年12月7日 撮影)

佐伯市宇目にある「北川ダム」では渇水期になると水面が下がり、湖底に沈んでいた橋が再び顔をのぞかせますーー石造アーチ橋「田代橋」ーー昭和37年北川ダムの建設によって水没した、幻のアーチ橋と言われている。 湖の影響で水量の少ない時期だけ、水面から顔を出すが、渇水期のみ姿を現す石橋として有名であるーー田代橋は沈み橋のため、崩落が始まっていたが、平成13年、(社)大分県建設協会宇目分会7社が、無報酬で修復工事を決定し、3月起工、渇水期の期間限定の中、工事を完成させたーー明治41年架橋/佐伯市宇目大字小野市田代 国道326号を大分方面に進み右折し入りこんだ処大字南田原の交差点から左折し1kmほどですーー橋長 38.0m、橋幅4.9m、径間20.0m、環厚70cmーー種類 単一アーチ式 石工は、吉野村(現大分市)の池田庄三郎氏と海辺村(現臼杵市)の平川千代蔵氏ですーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湖底に沈んだ「時間橋」ーー場所/道の駅うめから唄げんか橋を過ぎすぐ右折、三国街道沿いの「宇目陶芸工房」を過ぎしばらくすると右手に現存する「時間橋」がありますーー そのすぐ下に昔の「時間橋」がありますーー!

 

 

 

2015年に撮影した時間橋ーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大崩山の山中に端を発する「祝子川」の清流が花崗斑岩を削ってできた渓谷ですーー鮮烈で清らかな水と巨岩が周りの木々と相まって調和した自然美が広がっていますーー「大崩山」・「祝子川渓谷」は、モミ・ツガ・ナラ等の原生林やササユリ、キンメイモウソウチク(天然記念物)といった希少植物 も自生し、ニホンカモシカ(特別天然記念物)なども生息する自然の宝庫でありますーー近年では、この自然豊かな大崩山を含む祖母傾山系をユネスコの「エコパーク」登録に向けた取り組みを始めていますーー!