大分県豊後高田市長岩屋に在るーー天念寺(てんねんじ)講堂で修正鬼会(しゅじょうおにえ)がーー四年振りに本格的に行われましたーー懐かしく思い出しましたよーー(思い出 2月3日 2017年)

国東六郷満山に古くから伝わる伝統行事。神仏混淆(こんこう)の色彩の濃い正月の民族行事で芸能史的に貴重なものを含む。国指定の重要無形民俗文化財。養老年間(717~723年)に六郷満山を開いた僧仁聞(にんもん)が無病息災、五穀豊じょうを祈願して始めた」といわれている。

 

天念寺無明(むみょう)橋ーー豊後高田市長岩屋ーー橋長:3.0mーー橋幅:1.2mーー環厚:38cmーー天念寺の伽藍の後背に聳える御山・天念寺耶馬は、「天念寺耶馬及び無動寺耶馬」として、国の名勝に指定されています。高く見上げた時に見えるアーチ状の無明橋は、一帯の風景のシンボルにもなっています。峯入りの修行で渡ることで知られていますが、大変危険なため一般客の無明橋への登山は禁止していますーー遠くて見難いですがーー!

 

天念寺ーー!

 

 

天念寺講堂(左)と身濯神社(右)ーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行事関係者の祈願ーー!

お坊様達が講堂に向かわれますーーいよいよ行事開始ですーー!

 

 

 

講堂でお経を唱えられますーー!

 

 

 

 

川中に立つ磨崖仏「川中不動」ーー天念寺の向かいを流れる長岩屋川の中にある巨岩には、不動三尊立像が佇んでいます。磨崖仏の正面に立ってじっくり見てみると、向かって左の制多迦童子の表情がぷっくりしているなど、微笑ましくなる磨崖仏です。

 

 

 

此処で行事の最初に垢離取りが行われますーー垢離取りは、その名前のとおり”垢(あか)を落とす”という意味と思われ、行事を手伝うテイレシと呼ばれる方たちが身を清めます。どうやって身を清めるかといえば、やはり冷たい水で、天念寺の前を流れる「長岩屋川」のなかにテイレシが入ってゆきますーー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きは明日掲載しますーー!