SEIKEI SCHOOL・DIVERSITY

SEIKEI SCHOOL・DIVERSITY

成蹊高校生徒会の一パートとして活動しています。

あらゆる多様性に気づく繊細さ、
すべての多様性を受け止める寛容さ、

疎外や差別とは対極にあるこんな価値観を
少しでも広く共有したいと思って活動しています。

 今年度の活動は、高校生オンラインdunchでスタートしましたが、定例dunchもやはりオンラインですでにスタートしています。今回更新は、ここまでの定例dunchダイジェストの前編と、ミーティングアプリを決める際に浮かび上がった課題をあらためて共有しておきたいと思います。

 

 まず、後者から。

 

 オンラインミーティングはZoomを使って進めたわけですが、Zoomの脆弱性については、ネットメディア中心に指摘が続いてたし、メンバーからもその指摘はあって、なので高校生オンラインdunchはLINEを使って行われてました。一方、定例dunchはZoom。で、dunchの後、そこにはいくつか問題があるという指摘があって、わたしたちはその通りだと思ったので共有します。これはすごくダイバーシティな話だとも思います。

 

 ひとつは、セキュリティに対する危惧についてはあらかじめ全体に伝えられるべきだったという指摘で、その通りでしょう。また、あわせて、それでもやっぱりZoomでやる―ということならば、その理由も全体に伝えるべきだったと思います。この点、ルーズになってたし、心配しながら参加した人たちにも、心配で参加できなかった人たちにも、無責任だったと思います。

 

 もうひとつは、スクール・ダイバーシティというグループの意思決定の在り方に関わることで、すごく重要な指摘です。Zoomの脆弱性を危惧するメンバーがいて、それをふまえて高校生はLINEでやっていて、でも定例会はZoomでやるとなったとき、あらためて意思確認しないまま「どうやらもうみんな大丈夫だと思ってる感じ?」くらいで、見切り発車したわけで、それは、「危惧する少数の声」を「取るに足らない少数の声」にしてしまったことを意味する―という主旨の指摘です。これもまったくその通りだと思います。もしも自分が議論の機会もなくスルーされた立場だったら、ショックだし、裏切られたような気持になると思います。「多様な少数者がのんきに存在できるような時空の構成」を目指してるはずなのに、気づけば「権限を持つ誰かがなんとなく多数派とみなした声を全体の声とみなす組織」として動いてしまったということです。「雑」だったと言わざるを得ないし、せっかく流れに抗って危惧を伝えてくれたことに対しては、本当に申し訳ないと思います。このあたり、みんなにもダイバーシティなテーマとして考えてもらえればと考えます。で、あらためて感じるのは、もっと「ダイバーシティと自分」を意識できたはずだし、意識しているつもりでもやっぱりいろいろやらかすわけで、なので、「あれっ?と思ったら一声」っていうのがホント重要だっていうことで、それをあらためて共有できればと思います。

 

 つづいて、ここまでのdunchダイジェスト。

 

0.これ意識しよう

(1)直近未来に向けて

*オンラインを常態として意識する、その充実を意識する。

*対内外イベントもオンラインベースで構想する

 

 この間、オンラインで進めたdunchには、関西からの参加もあったし、いつにもましてたくさんの卒業生が参加してくれました。これは明らかにオンラインのメリットでしょう。また、他校の生徒もdunchやダイバーシティゼミに顔を出してくれています。これなんかも、オンラインのハードルの低さが効果を上げていると言えるかもしれません。

 ただ、ミーティングを進めるのが、なんだか、簡単ではないというか、これも慣れだとは思うんですけど…。試行錯誤ということで。あとは、上述のセキュリティ問題、参加人数にもよりますし、いろいろな使い勝手ですね。どのシステムを使うかについても、試行錯誤中です。今のところ、コンパクトなミーティングはLINE、全体ミーティング、イベントはGoogle-Meetを使っていますが。普段から使い慣れてる特定のメンバーに頼り切りになってしまうのも課題ですね。

 

(2)組織としてあらためてこんなことを意識したい

*多様な少数者がのうのうと存在できるような時空

*「権限を持つ誰かがなんとなく多数派とみなした声を全体の声とみなして動くような組織」ダメ!

*自分や誰かの「あれ?おかしくない?」を大切にする

 

1.報告

(1)高校生オンラインdunchこの間に4回やりました。4回目はオープン!

*各自SNSを使って、他の中高生の参加を募ってみるというやり方です。

*内容についてはこちらから。コロナ時代ならではのダイバーシティほか、大充実だと思います。

https://ameblo.jp/sksd14/entry-12592583143.html

 

 高校生のオンラインdunchは、スクール・ダイバーシティ全体に本当にいいスイッチを入れてくれました。卒業生も教員ほか大人たちも、うまく刺激を拾えたと思います。

 

(1)対外広報

*『東洋経済SDGsムック』にちょっとだけ載ります

ということで、ゲラの確認をみんなの目で。

 

(2)新歓ほか校内広報活動

*日時、方法とも未定。

*生徒部主任に伝えた事項

・「ダイバーシティ通信」HPに掲載したい

・動画をHPに載せてほしい

・「制服フリーウイーク(デー)」(仮)&関連事項


(3)フィルム・ダイバーシティ

*上映会&トークイベント未定…

 

 お世話になったみなさんには観てもらっていて、大好評です。とにかくコロナ次第、ということで、しばらくお待ちいただければと思います。

 

 

(4)「文芸ダイバーシティ」ついに本格スタート @Slack

*メールリストに編集長からの招待が回ったと思います。どんどん参加してください。

*詩でも、小説でも、コラムでも、その他でもOKだし、見に来るだけでももちろんOKです。

 

 「誰にも理解できないような個」をここでなら解放できる、そんな場所をイメージしてます。ダイバーシティのそのはるか先、自身のダイバーシティの臨界―という感じかと。作品は随時アップされてます。よろしくお願いします。

 

(5)ブログデザインのリニューアル 

*少しずつ進行してます!

 

(6)第8回ダイバーシティ・ゼミ

5月23日(土)1300@Google-Meet

Ⅰ. 谷野和也(16卒早大教)卒論報告

「日本における教育の政治的中立の方法と教育観」

*生徒も教員も何かを奪われたような気持ちになるこの「中立」の、

まずはツボを押さえたい。

 

Ⅱ.久保田善丈(成蹊教員社会科)

「挑発的ダイバーシティのための〈キャンプ〉論

〈キャンプ〉ってなんだ?これが〈キャンプ〉だ!」

*スーザン・ソンタグの議論をダイバーシティな活動に活かせないかという観点。

 


2.プロジェクト

(1)「服装自由ウィーク(デー)」 

*毎回テーマを決めるパターンは?

*「土曜日のイベント」にしてみる?

*そんなに突飛なアイデアではないということ

 

  前回更新では、このプロジェクトについての高校生dunchの提案を紹介しましたが、定例dunchでもさらに、アイデアが出ています。例えば、特定の日ごとに違うテーマを設けて、生徒はそのテーマに沿って服を着ていく(パジャマデー、スーパーヒーローデーなど)。ムリそうですか?これがおもしろいのは、こんなことが浮かび上がるからです。たぶん、「絶対ムリ!」な生徒もいると思うんですよ。でもそれって制服だって同じなんじゃないですか?―ということです。しかもこれはメンバーの一人が通ってた米国の学校では実際にやってるたやり方なんです。他にも、最初は限定的にやった方が学校としても受けいれやすいはずだから、例えば「土曜日」から入っていくのはどうか? とか、いろいろなアイデアが出ています。もちろん、わたしたちは、それほど簡単にはいかないだろうとは思っていますが、この企画がそれほど突飛なものでもないことは、メンバーのリサーチによって分かっていて、なので、粘り強くやっていこうと考えているところです。この記事なんかは勇気づけられます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56834100W0A310C2KNTP00/

 

 以上のほか、高校生たちが卒業生や教員に、これを議論してほしい、ということで持ち込んできたテーマやなど、まだ盛りだくさんなので、今回は前編ということにして、次回にあらためて、ということにしたいと思います。ではまた。