結局、なんだかんだあってもフォレスターヒル、に向かってたりするんだよね。


…まーね。フォレスターヒルの異空間型、なんだけど。フォレスターヒル自体はあちこちにあるから。



丘を上って

坂を下って


また、上って


トンネル抜けて…



…えーと、これから実にゆるゆるなキャンプにでも向かう的なルート展開…



ま、キャンプはキャンプなんだけど。


…へ?そーいうとこ?研究所、って。

ま、フォレスターヒル、だもんね。



キャンプはキャンプなんだけど、

ベースキャンプ。


…あ、あー。そ、そっち?



そー。そっち。

まーね、キャンプて言っても、随分田舎にビル二つだけあって、あとは駅前ロータリー、みたいなリトルキャンプだけどさ……あ。だいたいこの辺。



着いた場所は

なにがしかの駅があって。

で、やけに広いロータリーと、そのロータリー周辺を繋ぐ幾つかの歩道橋みたいなものがあって。


で、確かに

ビルが二つと、その一個のビルに


CQQP港北フォレスタータウン


みたいなのが一階に看板出てるだけの



えー。やっぱ、ゆるゆるキャンプのスタートライン地点駅前…遠くにあっきらかな山見えてるし。



…こっちも経験したからわかるけど、だいたい一週間くらい研究所の中にいて、変成落ち着いたら、別フォレスターにある、コテージ型滞在拠点に向かうと思う。…だよね?コンパスちゃん?



あ。駅前ロータリーにコンパスちゃんいる。


…何の話ですか?いきなり。


…あー、しばらくここにいたあと、ここにはないもの的完備なコテージ行くよね?、て。


…あ。行きますねー。いろいろ変成後て、安定してないから、すぐに動きとかいろいろ錆ついちゃうんで。そのあたりの調整兼ねて。


…あそこの周囲、てまだ古くさいドラマみたいな世界観やってんのかな?大げさなコスチュームのコテージ支配人、とか。


…私の時はいましたよ。なんか、ライブハウスでデス歌ってそうな人。


…あー、まだあの人いるんだー。




な、なんか明らか知らない世界の話で盛り上がられてるし…



…すぐに意味は理解できるから。これからいくわけだし。古くさいけど、ソシャゲにやったらはまってる支配人いるから。




車を降りたみづほと

駅前にいたコンパスちゃんとが


その


CQQP港北フォレスタータウンの中に

入っていく。



…こんな中に、研究所?


わかんないけど

ビルの中にエレベーターとかある、てことだよね?


二人についていくと

やっぱり売り場の隅に随分シックなエレベーターがあって


それでまず6階…



6階着いたら

なんだかペデストリアンデッキ空間みたいなのがあって


そこから高層用エレベーターみたいなもの。



で、エレベーター乗って


やっと着いたところが



研究所、ぽい。