スイッチ左ミドルキック | 静岡市キックボクシング教室

静岡市キックボクシング教室

静岡市東部生涯学習センター
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基本動作を意識した練習をしよう!


キックボクシングやフルコンタクト空手等を競技としてされている方ならミドルキックを相手のどの箇所に当てればダメージを与えられるかは、ご存じのことでしょう!

人体の急所の一つである肝臓(レバー)に上手くヒットすれば相手のスタミナを奪ったりダウンを取ることも可能です。言うまでもなく肝臓(レバー)は人の胴体部右側にはがある為、右構え(オーソドックス)の人が左ミドルキックを蹴る場合は前足(左足)と後足(右足)を入れ替える「スイッチ」の動作後にキックを蹴る必要があります。


左ミドルキック編(オーソドックス)

(スイッチ)左ミドルキックのフォームを解説いたします。ポイントを意識して練習してみましょう!



構え方

両足を腰幅に開き、右足を一歩後に引きます。

*左足先は正面

*右足先は右斜め前45度の角度に向ける

*上体は右斜め前45度の角度(半身)の構え

両手は顔面ガードの状態で構えます。


 

前足(左足)と.後足(右足)を同時に入れ替えます。なお注意すべき点は前後正面で入れ替えるのではなく、右足を右斜め前45度に半歩踏み込み、左足は左斜め後ろ側に引いてください。 


 
上体は足の動きと同時に身体を右斜め45度の方向に捻り、合わせて左手を顔の横(右頭上)に振りかぶります。 右手は腰の位置に引いて下さい

ポイントとしては上体を捻る事により腹筋の上側が絞られるのと左横脇腹が引っ張られるのを意識してください。


尚、このとき、前回ご説明した引きが有効になります。
 

毎度の図をお出しして申し訳ございません。

こちらは頭上から見たスイッチ時の上半身の動作を示した略図です。茶色い○はスイッチ時の足の位置を意味します。

上記の説明通り左手での振りかぶりと同時に右肩(肘)も後ろに引きを行う動作を加えれば素早く上体を右斜め45度の方向に捻る事が出来ます。ポイントは右脇をしめ右拳を腰に着けた状態で素早く引いて下さい。



踏み込んだ右足に体重を乗せ軸を作ります。

踏み込んだ直後に膝を伸ばし踵を上げて伸びあがります



左手を左方向に振ります。

更に左手の動きと同時に左足を膝から上げて蹴り抜きます。


*自然と右足踵が内側に入ってくるはずですが、そうではない場合は踵が床に着いたままになってると思われますので注意してください。



如何でしたでしょうか!?右腕の引きを使えば素早くスイッチが出来ると同時に蹴りに威力も増した事を実感されたでしょうか?


手の振りと蹴りが同時に出来るようになったが写真のように腰を回して蹴ることが出来ない方は体重が後方に流れてる可能性があります。場合によっては踵を支点になって蹴ってませんか?

右足で踏み込んだ際、また、その後に伸びあがる際の足裏の体重が乗ってる場所を意識してみて如何でしょう!?


スイッチ左ミドルキックは難しいですが、必須の攻撃技です。何度も反復練習すれば誰にでも出来るようになりますので今出来ない方も諦めず頑張ってみましょう!(≡^∇^≡)