私事ですが、かねてよりお付き合いさせて頂いておりました男性と

結婚することとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ書いてみたかったーーーー!!!笑

 

婚約したのはほんとです。

 

二人とも三重育ちで

小さい頃から身近だけど身近過ぎない、特別な場所である

伊勢神宮の五十鈴川のほとりで

プロポーズして頂きました。

 

サプライズ潰しのさくらとして彼の中で有名な私、今回もやってしまいました。

もちろんわざとではないです。

話せば長いので割愛しますが

結果的にサプライズを諦めた彼と入籍日を相談して決めてからプロポーズされるという

プロレスもびっくりというかなんというか。

 

まぁ、プロポーズが非日常的であればあるほど結婚後の日常に飽きやすくなると聞いたことがあるので

これでいいんじゃないでしょうか。

結婚するなら2020年がいいなー。カウントしやすいし。

という話もしていたので、これはこれで私たちらしくてよいのではないでしょうか。

 

…サプライズ潰してごめんな。笑

 

 

ところで

伊勢神宮……大丈夫?

って思われかもしれませんが

でもそういうのは気にしないというか

「人間、降りかかる厄災を人のせいにしたかったから宗教が生まれた」

説を推しているので大丈夫です。

 

そんな、ほぼ無神論者な私ですが

不思議なタイミングというか、

「動く時は一気にいろんなことが進んでいく」

というのは人生で何度か経験がありまして

今回も目まぐるしくいろんなことがありました。

 

1月中旬の休暇に入ったその日。

正に会社を出たその時、叔母から祖母のことで話があるから電話したいとlineが入りました。

 

特に書いてはこなかったですが、祖母がもう長くないことは叔母から聞いていたので

「あぁ、ばあちゃん行ったんだなぁ。お葬式出れるように待っててくれたんだな」

と思いました。

 

打ち上げに少し遅れることを先輩に話して、心を落ち着かせてから叔母に電話をかけたら

 

 

 

 

 

……ばあちゃん死んでなかった。笑

 

ただ、いよいよいつそうなってもおかしくない、だから九州から叔母のところへ

連れてきたという連絡でした。

 

私がばあちゃんちに行った時、頑なに「この家で死にたい」と言っていたのですが

娘(私の叔母)の願いをきいてくれたようです。

 

痴呆も進んでいるので何度会いに行っても

「まぁー久しぶりに会えたねぇ〜お姉さんになったねぇ〜」

と毎回新鮮に驚いて、そして喜んでくれます。

それはこちらからしても気が楽だし

九州に未練はあるようですが

「九州におったらさくらともなかなか会えんっちゃ」

とも言ってくれるのでマスクして会いに行っています。

「せっかく会えたとに、顔が見えん」と不満そうです。笑

 

 

ばあちゃんの終の住処は伊勢に近いので、プロポーズされたその日も二人で会いに行きました。

 

彼とばあちゃんは初対面。何度も何度も、100回ぐらい

「さくらをよろしくね。」

って言ってくれました。

 

 ばあちゃんからは

ここ10年ぐらいずっと電話する度、会う度

「いつ結婚するん?」

と言われ続けていたのでやっと安心してもらえたかな(´∀`*)

 

この大好きなばあちゃんは、母方のばあちゃんです。

 

父方の祖父母とは

母の葬式以来疎遠なのですが

(人間はああいう時本性が出る。し、私は根に持つ人間です。)

二人とも亡くなったそうで相続に関する書類が届きました。

 

ちょうど姉の入院で私が帰省中に。

もう京都へ生活の拠点を移しつつありますがまだ住所は三重のままです。

が、元々の家からは私も姉も何度も引越ししているのに。

母方の祖父の時も思ったけど

どんなに普段疎遠であっても、必要とあらば記録って辿れるもんなんですね。

 

そうして直系の親族が亡くなったことを

あの名古屋の家がなくなったことを裁判所から知らされた時

ばあちゃんのこの先を明確に意識していたこともあり

生まれた時から私が着ていた「家」という着物を一つ一つ脱いでいっているような感覚になりました。

 

そんなことをぼんやり考えていた目まぐるしい日々の途中でのプロポーズだったので

五十鈴川のほとりで彼に指輪をはめられた時

あ、私、新しい服を着たんだなぁとふと思いました。

 

そのままふたりで参拝へ進んだので

 

新しい服がどんな着物になるのか分かりませんが

なるべく軽やかで素敵なものであればいいな。

また見せにきますね、

 

と、今にして思えばフランクすぎるし言われた側からは意味不明なことを天照大神様へ報告をしてしまったことを白状しておきます。

 

壮大に例えてしまいましたが

仕事も辞めないし、子どもができるまでは変わるのは名前だけだなとも思っているので

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

ブログタイトル『側湾系奥さん』とかにしようかな。笑

 

 

 

 

 

 

その日は梅が綺麗な祝日でした。