1973年から導入が始まった、静岡鉄道1000形車両。
「ステンレスカー」と呼ばれ、銀色の都会的な姿が印象的な車両です。
12編成が走っていたこの形式の車両も、新型のA3000形の導入に伴って、次々と引退しています。
残りはいよいよ、1976年から走ってきた1008号・1508号の1編成だけとなっています。
前回の引退は、約1年前の1011号・1511号でした。
そして最後に残った1編成も、今月末で引退することが決まりました。
ラストになると「さよなら」のヘッドマークがつけられるので、その前に素の姿を撮っておくことにしました。
撮影しやすい、草薙駅~御門台駅間のストレートで撮影。
昔ながらのハロゲンのヘッドライトがいい感じ。
全面のガラスが傾いていて、近代的な雰囲気の綺麗な車両。
走っているこの姿を見られるのも、あと一ヶ月弱となりました。
引退は6月30日の予定です。