日本に滞在していた時に観葉植物を販売しているテーマパークに子供を連れて

遊びに行っていたのですがそこで従兄弟と一緒に走り回って

遊んでいた娘が販売していた観葉植物の花瓶を割ってしまうという

ことがありました。

 

自分たちはテーマパーク内のカフェにいたのですが娘が相談しに

きたので一緒に店員さんに謝りに行きました。

何か子供がいるとよく聞くような場面ですが

これも親として初めての経験で子供に誠実な対応とか

教えるためにもこういうのは大事なんだろうなとか色々

考えながら謝りに行くと

 

店員さんが

 

「気にしないで大丈夫ですよ、それより怪我はなかった?」

 

おぉぉ。

子供の怪我を最初に気遣ってくれるという神対応。

結構若い店員さんでしたが人間力があるなぁと

感心してしまいました。

さらに破損した花瓶のお代もいりませんので大丈夫と

言って頂き何かとてもありがたい気持ちに。

 

子供が生まれてから感謝をする場面や自然と頭を下げる場面が

多くなった気がします。

 

 

 

 

 

「1mmでも誰かに頼りたいと思ったら負け」

こういう昔の自分を見るととても尖っていたなと思うことがある。

厳しい状況で恐いという気持ちに屈しないないために

これはこれで必要な時期だったのだろう。

家族を抱えてこの国で生き残るために

ずっと何かと孤独に戦っていた気がします。

 

ただ子供が生まれてからは自分が望む、望まないに限らず

様々な方のお世話になるわけで多くの人に感謝する

場面が増え「こうべを垂れる稲穂」になるわけです。

それが今の自分にはいい影響を与えてくれています。