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昼はハラルフード。ハラルフードはイスラム教の戒律にしたがった
豚肉を使わないxxxの食べ物でどうのこうの、
などの売り出しで日本や世界で最近流行り始めました。
ただ分かりやすく言うとイスラム系の人が好んで食べる
ジャンクフードです。
マンハッタンはいたる所に
スターバックス、ハラルフードがあり1ブロックに1店はあるのでは
と思うぐらい乱立していました。
あと、意外?ですがタイ料理の店もかなり色々な所で見ました。
ラーメン店も多くかなり流行っている。









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午後から訪れたのがニューヨークで一度見てみたかった公共図書館。
ここは42stに中央図書館ですが
近年アメリカの教育格差を埋める大きな役割と果たすのではと
期待されています。









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図書館内部。まるで美術館のような建物。











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学生や大人が勉強しています。壁にはさりげなく有名な画家の絵画が
飾られていたりこのようなアカデミックな雰囲気で
勉強や読書に没頭できる場所を無料で利用できるのはニューヨーカーにとっては
大きな魅力です。











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そして今回見学するために来たプログラミング教室。
図書館というと本を借りる場所というイメージですが
少しこれらの状況が変わりつつあります。

「電子書籍」の登場によりこれら図書館の存在意義がなくなると
言われていましたがそんなことはなく
近年はニューヨークを中心に先進的な公共図書館では
その役割が大きく変化しつつあるのです。
この図書館でも曜日により英語、スペイン語、中国語教室から
プログラミング、アート、ヨガ、子育て相談、就職相談から
昔で言う公民館がもう少し発展して使い勝手が良くなった
イメージでしょうか。
図書館の中にはアート系の建物など
オシャレな図書館も増えていて昔のイメージとはちょっと異なります。
ニューヨークの別のMOMAと同じ通りにある図書館も有名で
今回は行けませんでしたがここでは幼児のためのスクールなども
開いています。
WIFIは常設でI-padなどを貸し出す図書館もあったりこれらはもちろん
無料。トークショーやイベント、展示会なども行われたり。

特筆すべきは全米の公共図書館では読み書きなどの教育関連プログラムを
提供して特に幼児期の読み書きの教育に重点を置く施設を
置いていることです。
日本に住んでいるとイメージしづらいかもしれませんがアメリカ人の
教育格差は相当広まっています。日本でも何年か前に流行った本で
「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」(町山智浩著)
などがありますが西部ではニューヨークが外国だと思っている
アメリカ人などが割といます。
日本と中国と韓国(ベトナム、タイとかも)は皆、同じ国だと
思っている中南米の人も多いですが大体そういうレベルと言えば
分かりやすいでしょうか。
こういう人たちは生まれてから地図も見たことがないので地図の読み方
(北とか南とかも)分からなかったりします。
(ドミニカで最初に来てすごく困ったのが車で道に迷った際に地図を見せて
「ここに帰りたい」と話しても誰もわからなかったことです。
道に迷うと本気で帰れないかもしれないから気をつけようと思ったものです)

アメリカではこのような教育格差の是正に図書館が大きな
役割を果たすのではと期待されているのです。
図書館は「本を借りる所」ですが別の見方をすると
これらはその地域で人が安定して集まる「プラットフォーム」
としての機能があります。
プラットフォームというのは多くの人が集まることでそこで
何らかのコミュニティーが生まれそこで「情報」が集まる場所です。
学校や図書館はその代表ですがFacebookやmixiも人が集まり利用する
ことにより生まれたプラットフォームですし、
もう少し広い視点で見ると「国」もひとつのプラットフォームです。
国も多くの人がその国の
「国籍」を持ってくれることにより機能します。
人口が減ったり国籍離れがその国で始まると国としての機能は弱くなり
プラットフォームとしての役割がなくなっていくのです。
ドミニカ人は自分たちの国籍を持ちながらもアメリカ国籍などをすぐに
取りたがりますがこれはアメリカ国籍の方が
「プラットフォームとしての魅力」があるからです。

話を元に戻すと図書館や学校のような「情報が集まる場所」の
プラットフォームの役割は近年インターネットの登場で役目を
変えていくのではと想像しています。
それは各人がそのような情報をわざわざ集めた
場所に出向かなくてもネットで直接その情報にアクセスできるように
なったからです。
アメリカなどそうですが近年の教育格差は教育費用の格差でアメリカの
大学の教育費用は特にものすごいバブルの時代を迎えていると
感じています。(IBリーグなどは学費だけで年間で60000ドルと
かなり高額な費用)
それらの学費の差=教育の差はインターネットによる
ネット教育がより世界的に普及して家でネットで勉強する
ことが「当たり前」の時代になるに連れて間違いなく
是正されていくはずです。
今でも多くの世界的起業家(サルマン・カーンとか)が
世界中から教育格差をなくすという目的に向かい事業をつくっており
それは今後も早いスピードで普及していくのではと
想像します。













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図書館で合流した甥っ子達を連れてアイスクリーム屋へ。
家族でドミニカからニューヨーク近郊の町へ移住して学校もこちらの
学校に通っている。もう話す言葉もかなり英語に慣れていた。

甥っ子の中の一人が昔から発達障害でここの家族は過敏にその子の
ことを注意して見る傾向があります。
今回自分が甥っ子達を連れてアイス屋へ行こうとした際に
家族が大きな声で「xx(その子)をちゃんと見るようにしてあげて!」
と言った際に「必要ないよ!」と大きく言い返される場面がありました。
自分はすかさず一番小さな姪っ子の手をとり「交差点を渡るから
姪っ子の手をつかんで一緒に先導してあげよう」と言いました。
そうすれば姪っ子を守るために自分も当然交差点を気をつけて渡りますし
一番大事なのは本人が「承認」されるからです。

ちなみにこの発達障害の子は絵を描かせるとやたらと上手いのです。
子供の絵とは思えないぐらいの表現力でしかも何でもその場で
パッパと書き上げる才能があります。
今回絵を3ドルで買ってあげて「絵だけは学校の誰にも負けるな」と
励ましました。

こういう時に発達障害というのは毎回考えさせらるのがそれは障害と認定することに
ちょっと疑問を持つことです。
というのは発達障害は昔は病気ではなかったですし薬品会社が
薬の売り上げを上げるためにここ数年で生まれた言葉、
また有名人やいわゆる「天才」と言われる人の中では
発達障害の人はとても多いのです。
世界的に有名なところですと相対性理論を考えたアインシュタインや
電球の発明をしたエジソンもうそうで
アインシュタインは失読症、エジソンはLD・ADHDだったと言われています。
また日本の元総理、田中角栄も総理時代に甲状腺機能亢進症
であることを告白していますし、最近ではベストセラー作家でもあり
元・マッキンゼーのコンサルタントである勝間和代も自らが
発達障害(ADHD) であることを告白しています。
ケネディ元大統領やホリエモンもそうですし我々が思っている以上に
かなり一般的に存在していますしまたその中には
抜きん出て秀でた人が多いのです。
ダスティ・ホフマンが演じた「レインマン」は発達障害のサヴァン症候群
を扱った映画ですがそのモデルとなったキムピークは9000冊以上の
本を暗記したそうです!

そういう人たちはそもそも良くないなと思うのが
一般の人と同じ枠組みで考えてしまうというか学校のものさしで
全て見てしまうのが良くない。
学校は(特に日本の教育は)大体おおまかに80点の子供を育成する
システムなのである分野は150点を叩き出すけどある分野は逆に
10点ぐらいしかいかない(人の話を聞くとか、協調性とか)
そういう子を評価できないのが問題かなと。
前に脳科学者の茂木健一郎が
東大生を相手にこういう上記の話を「今日は東大生とバトルするつもりで来た」
とか話して全力で彼らと議論していた動画が自分の中では
すごい神がかっていて面白かったしすごく考えさせられました。
茂木さんは自身も東大出身ですが東大をはじめとした
日本の偏差値教育に大反対していてまた今でもすごいいろいろ挑戦
されていて世界的カンファレンスとも言える「TED」で最初に
プレゼンを行った日本人。
TEDは自分もいつか見に行きたいと思っている先進的なアイデアを
出す未来のための世界カンファレンスなのですが
このカンファレンスで英語スピーチするのはすごい。

↓(全力教室、茂木健一郎)
http://www.dailymotion.com/video/x176iaf_%E5%85%A8%E5%8A%9B%E6%95%99%E5%AE%A4-%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%81%A5%E4%B8%80%E9%83%8E_fun

茂木氏が最後の方で言う
「何で高校の時にやりたいことが見つからない日本なんだろう、、、」
この言葉、ちょっと脳裏に残りますね。。。
後半の創造力を磨く方法などの部位も参考になるので
お勧めの動画。
後半の茂木さんが言う「創造力を鍛えるには初めての人と話すのが大事、
他人は予想がつかない、予想がつかないものを目にした時に
脳は一番いい力を出す」、これ本当に良い言葉です。
自分も知らない国に行って飛び込みでガンガン入っていき
知らない人、初めての人種と短時間で話しを組み立てていき
その「場の空気」を作っていく
必要にせまられることが多いのですごく参考に
なりました。








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図書館の裏庭。イベントやっていて面白かった。







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